ストレスと食欲の関係について知りたい!介護ストレスでは?

ストレスが溜まるとつい食べ過ぎてしまう人や逆に食べられなくなってげっそり痩せてしまう人がいます。どちらもストレスが原因なのに一体何が違うのでしょうか?ストレスで食欲が増すとき減るときの原因や特徴、対処法をまとめました。

ストレスと食欲とは

良いストレスと悪いストレス

人は生活の中でさまざまな刺激を受けます。外部からの出来事に対して物理的、精神的に受ける刺激をストレスといいます。心地よくやる気が出て前向きになれる程度であれば良いストレスとして生きる原動力になります。しかしストレスが強すぎたり多すぎたりしてしまうと不快で嫌になり体調不良や病気の原因になってしまいます。ストレスの厄介なところは一時的な感覚ではなく、解消しないと溜まっていってしまうという点にあります。

正常な食欲のしくみ

食べ物を食べて体が吸収するとまず血糖値が上がります。血糖値が上がると「満腹中枢」への刺激が起こってお腹がいっぱいだ!という感覚になり食べるのをやめます。やがて活動によって糖が消費されて血糖値が下がってくると今度は「摂食中枢」への刺激が起こります。お腹がすいた~という感覚になり食べ物を食べたくなります。
食べる → 血糖値の上昇 → 満腹中枢の刺激 → 満腹感
活動 → 血糖値の低下 → 摂食中枢の刺激 → 空腹感

食欲の変動

食欲はいろいろな影響を受けやすい感覚です。人は体格や年齢、体調によって体の基本的なエネルギー消費である代謝が違ってきます。無意識で季節や気温の変化に合わせて体の機能を調節するのにエネルギーを使います。特に秋は夏の疲労回復や冬に向けてエネルギーを蓄えようとするため食欲が増加しやすくなります。他にも美味しそうなものを見たとき、いい香りがするときは食欲が増します。食とは正反対のものを見せられたときや不快な臭いがするときは食欲が減退します。このように食欲は目に見えないさまざまな影響を受けています。

 

ストレスでの食欲増加

食欲依存で悪循環に

食欲は正常であれば血糖値が低下することで摂食中枢を刺激して起きますが、それ以外にも美味しそうなもの、好きなものなど「食べられるときに食べなくては」という意味でも食欲は起きます。食べることが楽しい、食べることが好きである背景には美味しいものを食べたあとの「満足感=快感」と脳が認識していることも影響しています。なにか辛いことがあったときや他に楽しみがないときに脳が「快感」に感じることを探し、「食べる」という快感に依存するようになってしまいます。

食欲の基準が崩れていく

体は血糖値によって食欲をコントロールしますが、その基準は習慣によって変わります。不規則な生活をしていれば体は「いつ食べるとき?」なのかわからなくなってしまいます。また食べる量やタイミングが多いと体もそれに合わせて「お腹すいた」という信号を出すようになります。ストレスによる不快からなんとなく食べてしまう機会が多かったり、寝不足や寝過ぎなどを繰り返して体がリズムを失うと食欲の機能もバランスを崩してしまいます。

食欲の増加を防ぐには?

規則正しい生活や食べる量と時間のメリハリをしっかりつけて食欲のリズムを整えるようにします。ストレスでの食欲増加は精神的な依存だけではなくストレスによって満腹中枢、摂食中枢を刺激するホルモンバランスが崩れることも影響しています。ストレスを減らしたり解消したりする方法を考えることも大切です。特に食事に関しては「食べることに罪悪感を感じない」ということを意識します。食べることに罪悪感、ストレスを感じながら食べると食べた満足感を得られないばかりかストレス源が増えてさらに食べることでそれを解消しようとしてしまいます。食事をするときは味、香り、見た目、雰囲気、食感など五感でかんじながら楽しみ、量以外で満足感を得るように心がけます。

ストレスでの食欲不振

体の機能が食事をしたくない

正常に食べるという行為にはお腹がすいたという感覚と口や食道、胃や腸など体も正常である必要がります。ストレスや疲労で内蔵の機能が低下しているときは食べ物を受け付けにくく、ひどいときは入ってきた食べ物を内蔵が拒否して「嘔吐」ということにもなります。食べるという行為は食べ物を体に入れて、消化して、吸収して、出すということにつながっています。これは普段意識していないだけで体にとっては重労働なことで、疲れているときや内蔵の機能が落ちていると食欲不振になりやすいのです。

精神的な食欲不振

食べることが好き、楽しいと感じる人は食欲増加につながりやすいのですが、食べることにあまり興味がないという人も実際けっこういます。そういう人は食欲よりも体の疲れや休養、ほかにやりたいことに意識が向くため食べることを忘れて食欲不振に繋がりやすくなります。逆に食べるのが好きだったのにという人は「食べる罪悪感」を感じすぎると逆に食欲不振になってしまいます。「食べる=不快」という印象が強くなり食べる行為が怖くなり、食べたくない、ひどくなると食べても吐いてしまうということが起きてしまいます。

食欲不振を防ぐには?

お酒の飲みすぎや一度に大量に食べるドカ食いは内蔵の負担も大きいので避けるようにしましょう。つ荒疲れているときは油物や消化に悪いものは避けて内蔵が疲れないようにします。規則正しい生活はなかなか難しいという人も多いのですができるだけ同じ時間に食事を取るようにするだけでも食のリズムのズレを少なくできます。ストレスは特に内蔵の機能低下につながりやすいのでストレスを溜めず、趣味や運動で発散するように心がけましょう。

介護ストレスと食欲

介護ストレスの特徴

介護ストレスは長時間、長期間に及びます。そして主たる介護者のほとんどが家庭内の家事も同時に行っているため溜まったストレスを発散することも難しい現状があります。介護ストレスは肉体的なストレスだけではなく、先が見えない、思い通りにならないなど精神的なストレスも強くなります。要介護者と介護者の人間関係や認知症の発症なども重なるとストレスはさらに強くなります。また経済的な問題を抱えている場合も多く自分自身の未来への不安も大きな影響を与えます。

介護ストレスと食欲の関係

在宅で介護をしている場合はどうしても外出の機会が減り、家に閉じこもりがちです。そうなると一番身近な楽しみは「食べる」ことになります。溜まった疲労やストレスを解消するために食べることが増え、また昼夜を問わない認知症介護などでは介護者も不規則な生活になり食欲のバランスを崩しやすくなります。逆に疲労や悩みが食欲を抑えてしまう場合もあり、栄養不足から体が弱ってさらに食事が取れないという悪循環を起こしてしまいます。

介護ストレスの予防法

介護ストレスを予防するには「考え方」を変えると良い場合があります。「介護は家族がしなくてはいけない」「他人に頼みにくい」「認知症になっても昔のようにいてほしい」など介護する側の偏った考え方でストレスを大きくしてしまっている場合があります。介護者が健康でいるためには介護サービスなどを利用して休養や心のリフレッシュをすることも大切です。認知症の場合は関わり方で症状が大きく変わります。認知症の人への正しい接し方や考え方を学ぶことで介護の負担をぐっと減らすことにもつながります。人に話すことも効果的で、介護家族の会や認知症カフェなどで情報交換をすると息抜きにもなりますし一人ではない安心感を得ることもできます。

 

まとめ

ストレスによる影響をなくすにはストレスの原因となるものから離れるのが良いのですが、介護そうはいきません。介護保険サービスや地域の力をうまく活かしながらストレスを上手にコントロールすることが大切です。介護で悩んでいる、辛いという場合は一人で抱え込まずに、市役所の福祉科やケアマネージャ、地域包括支援センターなど介護に関する相談を聞いてくれる機関を利用しましょう。

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