栄養に関する資格ってどんなのがあるの?種類は?おすすめは?

近年、「家庭の食卓」のあり方について、様々な問題が取りざたされています。食事は成長期にある子どもの心と体に影響を与え、もしも悪循環に陥ってしまうと改善することは難しいとされています。そのため、子どもが家庭でどのように食事を摂っているのかが注目されています。
また、子どもに限らず、近年浸透している「食育」という言葉は文部科学省「食育推進事業」の開始や「食育基本法」の施行により、注目度が増しています。食への関心が高まっている今、栄養に関する資格について詳しくみていきましょう。

栄養の資格の種類

栄養の資格は国家資格である栄養士、管理栄養士のみならず民間資格も様々あります。近年では幅広い年代において、個人でカフェを開業したいという人も多く栄養に関する資格の種類も多様化してきました。以下にまとめておきます。

■管理栄養士

管理栄養士の資格は国家資格となっており、厚生労働省が承認します。そのため、難易度の高い管理栄養士国家試験に合格する必要があり、その試験の受験資格には、栄養士としての実務経験年数が1年から3年必要となります。

■栄養士

栄養士の資格は栄養士養成施設に2年以上いて、栄養士に必要な知識や技能を学び、必要な単位を取って卒業すれば与えられます。そして、この資格は都道府県知事が承認します。

■食品衛生責任者

食品衛生責任者の資格取得方法は社団法人の食品衛生協会というところが主催する講習を受けることによって取得することができます。
食品衛生協会はいくつかの支部があり、全国どこでも最寄りの協会で講習を受講することができます。食品衛生責任者は飲食店を開業する際に必要な資格です。講習では衛生法規や公衆衛生学、食品衛生学について学びます。

■調理師

調理師になるには主に二つの方法があります。

調理師になる二つの方法

① 調理師になるための専門学校に入り、1年以上勉強して卒業することによって試験を受けることなく調理師免許を得ることができます。または、調理師の専門課程がある高校や大学に入って、卒業と同時に無試験で調理師の免許を取れる学校もあります。

② 飲食店で2年以上の調理の実務経験を積んで、調理師試験を受けて調理師免許を取得する方法です。

以下は、最近よく聞く人気の資格です。

■食育アドバイザー

食育全般の基礎知識を対象とし、食育の入門にオススメの資格です。
(認定団体:一般財団法人日本能力開発推進協会

■食生活アドバイザー

食生活を見直すための総合的な知識を持ち、的確なアドバイスができることを認定する資格です。
(認定団体:一般社団法人 FLAネットワーク協会)

■野菜ソムリエ

野菜や果物の旬・鮮度・おいしさを見極められるようになり、普段の生活に役立てることや自らの食生活を豊かにすることができる資格です。初級、中級、上級があります。
(認定団体:日本野菜ソムリエ協会)

 

 

栄養は資格はスポーツでも活躍する?

最近、オリンピックなど世界の大舞台で活躍するスポーツアスリートのドキュメンタリー番組などで、選手の成功を影で支えている様々な専門職が紹介されることがあります。その中には栄養に関して専門的な知識と技術でスポーツ選手を支えている人もたくさんいます。
スポーツ選手の健康を支える栄養系資格にどんなものがあるのか見てみましょう。

■公認スポーツ栄養士

スポーツ選手の食環境や栄養教育を行うことを目的としています。資格を取得した人は、フィットネスクラブや健康増進センターなどで、スポーツ選手たちの健康と栄養をサポートしています。チームや団体内においてはチーム医療と同様、監督、コーチ、トレーナー、医・科学の各専門分野のスタッフ(スポーツドクター、運動生理学、バイオメカニクス、スポーツ心理学など)と連携し、栄養面からの専門的なサポートを行うことが必要です。
(認定団体社団法人日本栄養士会および公益財団法人日本体育協会)

■スポーツフードアドバイザー

食事と運動の関係や、アスリートの栄養管理に関する専門的な知識を備えていることを認定する資格です。受験資格は特になく、認定教育機関が行う教育訓練の全カリキュラムを終了すれば、資格を得ることができます。履修内容は、体と栄養に関する全般、運動とエネルギーに関する全般、スポーツと食事に関する全般、スポーツ選手のメンタルなどです。
(認定団体:一般財団法人日本能力開発推進協会)

■アスリートフードマイスター

食事と健康に関する専門的な知識を学び、スポーツ選手の肉体作りをサポートするために設けられた資格です。食事と健康についてより実践的な内容を身につけるのがアスリートフードマイスターですが、資格取得はスポーツ栄養士より簡単で、日本野菜ソムリエ協会の講習を受講することで資格を得ることができます。プロスポーツ選手の奥さんなどが取得していることも多いようです。
(認定団体:日本野菜ソムリエ協会)

 

食の資格の仕事はどんなのがあるの?

ここまで、栄養や食に関する資格をみてきました。資格を活かした仕事として仕事として成り立つ資格は限られているのが現状ではないでしょうか。その代表的な資格は以下の資格です。

・管理栄養士、栄養士・・・学校や病院の給食
・調理・・・レストラン、食堂、ホテルの厨房、自身で開業
・スポーツ栄養士・・・プロスポーツ選手の栄養士や大きな競技、大会への招集

その他の、主に民間資格であるものは個人の趣味や、子どもや高齢者を対象としたセミナーや企画においてアドバイサー的な役割として生かすことができるかもしれません。

 

食の資格のおすすめ

最後に、食の資格のおすすめを2つのパターンに分けて考えてみましょう。

1.食の資格を仕事としていく場合~管理栄養士、栄養士~

この場合は国家資格であり、履歴書に記載できる「管理栄養士」、「栄養士」が断然お勧めです。就職先も幅広く、医療・介護、教育機関や企業、官公庁への就職の可能性があるからです。

2.食の資格で知識や技術を得て、生活を充実させたい~得たい知識に向かって~

この場合は、自分で興味のある民間資格の取得を目指して家族や周囲の人の役に立つのも良いでしょう。
最近注目の食育をはじめとした広い視野で食生活全般をアドバイスできる「食生活アドバイサー」などもおすすめです。
また、薬膳レストランなどで最近注目度が増してきている漢方や薬膳に関した資格も興味があればチャレンジしてみても良いでしょう。特に、薬膳マイスターは「国際薬膳食育師」という正式名称で、国際薬膳食育学会が提唱する日本スタイルの薬膳、『和漢膳』の知識を認定する民間資格です。資格はレベル別に3級・2級・1級・特級師範の区別があり、レベルの応じて幅広い知識を得ていくことになり、やりがいを感じることができるかもしれません。

 

まとめ

食の安全性を守るための公的な資格(調理師、栄養士、製菓衛生士など)や食育や栄養学を気軽に学べて、その知識やスキルを保証する民間資格、栄養に関して学ぶ機会がたくさんあることが分かりましたね。
仕事として幅広い活躍の場が期待できる公的資格と民間資格とで役割や内容が異なっており、取得までの道のりや条件もそれぞれです。その点に注意しながら、自分にとって必要な栄養に関する知識や趣味を広げていくことができると、より毎日の食生活が楽しいものになるのではないでしょうか。

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