aedの使い方を教えて!手順は?注意点は?

空港や駅、スポーツ施設、百貨店や公共施設、レジャー施設、文化施設など、いたるところにaedが設置させています。aedは、救急車が到着するまで、停止状態にある心肺機能を回復させ、命をつなぐ大事な道具です。Aedの使い方や場所を知っておくことがいざというときに倒れた人の命をつなぐことになるのです。

 

aedの使い方とは

aedとは、心臓の動きが止まった人に対して電気ショックを与えて、心臓が動きだすように促す機械です。心臓は、ポンプのように血液を押し流し全身に送っています。心臓の筋肉がけいれんを起こし、ポンプのように血液を流す機能を失うことを心室細動と言いますが、aedによって電気ショックを与えて心臓を正常な動きに戻します。

心臓を正常な状態に戻すためには、出来るだけ早く蘇生を行わなくては死に至ります。救急車が到着するには平均して8.5分だといわれています。2分以内に心臓蘇生を行うと、90%ほどの人が助かるといわれています。しかし、8.5分後では救急隊員が蘇生しても助かる確率が20%に下がります。そのため、すぐ近くにいる人がすみやかに心臓蘇生をすることで、その人の命が助かる可能性が高くなります。

aedの構造

aedは、カバーの中に本体、除細動パッドが入れてあります。二酸化マンガンバッテリーを搭載していて、カバーを開けるだけで自動的に電源が入るようになっている機械もあります。音声メッセージが流れるので、その音声に沿ってaedを使います。

本体から胸に貼った電極パッドに電気が流れて、その電気が体に急に流れることで心臓がショックをうけて、けいれんした心臓が動き出す仕組みです。aedは、電極パッドを胸に貼りつけると、その人が電気ショックを与える必要がある人かどうかを心電図で自動的に解析します。

電気ショックを与える必要がない人なら、「ショックは必要ありません」というメッセージが流れ通電しません。そのため、aedを使う必要があるかどうかを機械が自分で判断します。心臓を解析したあと、ショックが必要な人だったら、電気ショックボタンを押すと電気ショックを心臓に与えるという仕組みです。

 

aedの使い方の流れ、手順

救急措置をする際に、aedを使う流れや手順を紹介します。

救命措置をする流れ

①反応の確認

肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか」など声をかけます。そして、反応を確認します。

②119番通報とaedを持ってくることをお願いする

反応がなければ、大声で「誰か救急車を呼んでください」と声をかけ、誰かにaedを取ってきてもらうように依頼します。

③気道を確保し、呼吸を確認する

額に片手の平をあてて、もう一方の手で顎を少し持ち上げ、頭が後ろにのけぞるようにして気道を広げます。仰向きに寝た状態で胸の動きを10秒間、胸の動きが上下にあるか、上からや横から確認し、胸が動かず呼吸がない状態、あるいはしゃくりあげるように不規則に呼吸をしている場合はすぐに胸骨を圧迫する救急措置を行います。
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胸骨圧迫は、胸の真ん中に両手を重ねて、上から5㎝ほど強く押します。1分間に約100~120回のテンポで強く押し、全身に血液が流れるようにします。人工呼吸ができる人は、胸骨圧迫を30回して2回人工呼吸を行います。休まず胸骨圧迫と人工呼吸を続ける必要があります。

⑤aedが到着し、準備を開始

aedが到着したら、傷病者の横に置きケースから本体を取り出し電源をいれます。

⑥電極パッドを貼る

胸をはだけてパッドのシールをはがします。電極パッドを2カ所、絵にかいてある通りに右胸上と左胸下に心臓を挟むようにつけます。汗が出ている場合は、汗を拭きとって乾いた状態にしてパッドをつけます。金属を付けていれば、それも外します。

⑦心電図の自動解析をする

aedが心臓を自動解析して心臓の波形を読み取ります。(パッドと機械がつながっていないものはつなげます)「皆さん離れて」というメッセージが流れるので、機械を操作する人以外は離れます。傷病者に触れていると、感電したり、誤作動をしたりすることがあります。

⑧準備を確認、ショックボタンを押す

心臓蘇生が必要な人には「ショックが必要です」とか「除細動が必要です」などのメッセージが流れ、自動的に充電が始まります。数秒して充電が終ったら、「ショックボタンを押してください」などというメッセージが流れます。

⑨準備が整い、人が離れたことを確認、ショックボタンを押す

すべての準備が整ったことを確認し、人が近くにいたら、「早く離れて」と促し、離れたことを確認して点滅しているショックボタンを押します。電気ショックが与えられると、身体がぴくっと動きます。

⑩すぐに胸骨圧迫を行う

電気ショックが終ると、「ただちに胸骨圧迫を開始してください」というメッセージが流れます。再度、胸骨圧迫と人工呼吸を2分ほど行います。2分で胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を5サイクルほど行う。

⑪再度、aedのパッドをつける

「ショックが必要です」のメッセージが流れたら、再度aedで同じように電気ショックを与えます。

⑫心肺蘇生とaedを繰り返す

胸骨圧迫と人工呼吸で心肺蘇生→心電図の解析→aedで電気ショック→胸骨圧迫と人工呼吸で心肺蘇生を行い、このサイクルを心臓が動くか救急車が到着まで繰り返します。aedは「ショックの必要はありません」のメッセージが流れるまで続けます。

aedの使い方 女性では

傷病者が女性の場合は、ブラジャーをしているので、素早く心臓蘇生をするために外さなくても少しずらす程度で電極パッドをはります。金属がついているブラジャーの上から貼ったり、ネックレスの上にかかるように貼ったりすると、スパークする危険があるので、ずらしてブラジャーやネックレスが触れないようにパッドを貼ります。

ネックレスがパッドにどうしても触れる場合は、aedにハサミがついてることがあるのでそれでカットできます。

aedの使い方の注意点

Aedを使用する際にはいくつかの注意する点があります。まず、肌が濡れていないこと、貼る場所に胸毛がないこと、貼る場所に金属がないことなどがあげられます。一つずつみていきましょう。

肌が濡れている場合

肌が濡れていると、パッドを貼って電気ショックを与えると、濡れた水分が電気を受けて肌の表面に流してしまいます。そのため、効果的に電気ショックを心臓に与えられません。肌が濡れている場合は、aedとキャリングケースのポケットにレスキューセットが一緒になっているなら、タオルで肌を拭いてから電極パッドを貼りつけます。

ペースメーカーやICD(植え込み除細動器)が入っている傷病者

胸に除細動器が埋め込んである傷病者の場合は、見たらこぶが出ているので、その部分に触れないように貼ります。ペースメーカーやICDが作動して心臓に動きがみられる場合は、心電図の波形が現れ、「ショックは必要ありません」というメッセージが流れます。

貼る部分に胸毛がある場合

胸毛があると、電極パッドが肌に密着しないので効果が落ちる可能性があります。レスキューセットがついているなら、その中にカミソリが入っているのでそれで除毛します。日本人は胸毛が濃い人は少ないので、除毛することは少ないです。

 

まとめ

Aedは、いろいろな場所に設置されていて、年間1,000件以上の人が使用しています。普及がかなり進んでいるので、いざ目の前で人が倒れたという状況に出会ったら、心臓が動いているかどうかを確認して心臓蘇生法とaedを使って、救急車が到着することを待ちます。素早く救命措置をとることで命が助かる可能性があります。

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