頭痛の原因をチェックしたい!場所は?予防は?

頭痛で悩んでいる人は3人に1人と多いですが、特に、高齢者の頭痛には、重篤な病気が原因の頭痛があります。その原因によって、予防法や対処法が異なります。頭痛の場所などから原因をチェックして、予防にも心がけましょう。

 

頭痛の原因とは

頭痛の中で一番多いのは慢性的な頭痛です。慢性的な頭痛には、片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛があり、疾患を原因とした頭痛もあります。それぞれの原因を紹介します。

高齢者の頭痛の原因

高齢者の場合、頭痛がある場合は危険な疾患がある可能性があるので、激しい頭痛や発熱がある場合、ろれつが回らない、麻痺が出ているなどの症状がある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

●片頭痛

脳のかめかみあたりの血管の回りには三叉神経が通っています。その血管が急に広がると、三叉神経を刺激するため、神経から炎症物質がでます。すると、さらに炎症物質が血管を拡張させてズキズキと波打つような痛みが痛みがあります。

片側だけの場合もありますが、両側で起きることもあり、身体を動かすと痛みがまします。寝すぎ、ホルモンバランスの乱れ、疲労などのときに起きることがあり、時によっては1週間も続くことがあります。痛みがきついと吐き気も伴います。

●緊張性頭痛

肩こり、首のこりなどの緊張によっておきる頭痛です。心身のストレスにより、筋肉の緊張が緊張して老廃物が流れにくくなり、神経が刺激されることでおこります。夕方に起きることが多く、頭が締め付けられるような痛みや頭が重い、圧迫されているような感じを伴います。

月15日未満の反復発作性、月15日以上の慢性緊張型頭痛があり、30分でおさまることもあれば、7日間続くこともあります。吐き気を伴いますが、吐くことはありません。慢性頭痛の中で一番多く、女性の頭痛もちが多いです。

●群発性頭痛

はっきりした原因はわかっていませんが、中年男性や青年に多く見られ、飲酒が原因だと言われています。目の後ろにある太い血管に炎症が起き、1~2か月くらい、男泣きするほど目の奥にえぐるような痛みが45~1時間ほど断続的に続きます。目が充血して涙や鼻血が出ることもあります。

●危険な頭痛

・くも膜下出血

脳の動脈にできていたこぶが突然破裂し、くも膜下に血がたまったものです。頭に割れるような激痛があり、吐き気や嘔吐を繰り返します。40歳以降で発症することがあるので頭痛がおきた時は注意が必要です。

・脳腫瘍

脳にできた腫瘍が大きくなり、神経を圧迫して痛みが強くなります。しびれや麻痺が出ることもあります。

・髄膜炎・脳炎

ウイルスや細菌の感染が髄膜に及び、高熱がでて激しく痛みが続きます。首の後ろが硬くなり、髄膜炎から脳炎に至ると麻痺がおきたり意識障害が起きたりします。

・脳出血

高血圧がもとで脳血管が破れ、出血するため、急に痛くなり、激痛になる場合もあります。吐き気や言葉が出にくい、手足の痺れがでることもあります。脳出血は高血圧の人に多く発症します。

・脳動脈乖離

脳の中の血管が割けた状態です。

・急性硬膜下出血

けがなどが原因で硬膜と脳の間で出血します。出血量が多くなって、脳を圧迫すると、手足のまひや意識障害が現れることがあります。

・慢性硬膜下出血

時間をかけて少しずつ出血して、硬膜と脳の間で血が固まる病気です。

他にも緊急性はないですが、80代以上だと頭痛が現れる病気としては、自律神経失調症、不正咬合、高血圧神経症、水頭症、脱水症、顎関節症、心身症、副鼻腔炎、急性胃腸炎、膀胱炎、ノロウィルス感染症、白内障、前立腺肥大症、低ナトリウム血症、急性腎不全などがあります。

 

 

頭痛の原因チェック

頭痛が頻繁に起きる場合は、頭痛チェックを行って、その状態によっては医療機関の受診をおすすめします。次のチェック項目は、日本臨床内科医会のチェック項目を参照にさせていただきました。

頭痛チェックシートでは、痛む場所、痛みの症状、痛みの強さ、動くと痛むか、頭痛以外の症状、痛みの周期に分けてチェックします。そのチェックによって、緊張型頭痛か片頭痛か群発性頭痛かに分けられます。

出典元:日本臨床医会:頭痛

 

頭痛の80%は慢性的頭痛の緊張型頭痛、片頭痛、群発性頭痛、混合頭痛だと言われていますが、危険な頭痛もあります。日本臨床医会の頭痛では危険な頭痛の見分け方について、次の4点を挙げています。次の症状が生きた時は、すぐに病院を受診しましょう。

①突然おきる激しい頭痛

急に激痛がある頭痛はクモ膜下出血の恐れがあるので、すぐに救急車で病院へいく必要があります。

②頭痛だけでなく発熱がある

激しい痛みがあり、発熱した場合は、脳を覆う髄膜の炎症の可能性があります。髄膜炎だと、すぐに医療機関の受診が必要です。

③手足のまひ、めまい、ボケ、随伴症状がある場合

手足の麻痺やろれつが回らない、まっすぐに歩けない、めまいなどがある場合は、脳腫瘍や脳血管障害のおそれがあります。神経内科、脳神経外科を受診しましょう。転倒などで頭を打撲して、ボケ症状が出ているときは、慢性硬膜下血腫の可能性があります。血腫が脳を圧迫している可能性があるので、受診をおすすめします。手足の麻痺がでることもあります。

④頭痛の痛みが次第に強くなる

痛みが次第に強くなっていく頭痛は危険です。早朝~朝方に起きる場合は脳腫瘍の可能性があります。

頭痛の原因の場所

頭痛は、脳の様々な場所に現れ、脳の一部分に現れることや脳全体に現れることがあります。脳の場所だけでは、病気は特定しにくく、それ以外の付随する症状や痛みの度合い、痛み方などで原因が違います。

目の奥が痛む

片頭痛や群発頭痛のときに目の奥や目の回りが痛むことがあります。

頭全体が痛む

頭全体が痛むことは、どの原因でもおこりえます。片頭痛や群発性頭痛、くも膜下出血、緑内障、脳出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫などで頭全体が痛くなることがあります。

こめかみや側頭部が痛む

片頭痛や群発性頭痛が原因です。他にも三叉神経痛や緑内障、脳出血や脳腫瘍などが原因です。三叉神経痛は、脳から顔につながっている神経で顔の表面がピリピリと痛みを数秒から数十秒続きます。緑内障では、目に痛みをおぼえたり、頭全体に痛みがあったりします。脳出血や脳腫瘍では部位によって頭全体が痛む場合や一部分のみ痛む場合があります。

頭全体が重い

緊張型頭痛で、肩や首が凝ったりして、頭を圧迫するような感じをうけます。慢性硬膜下出血でも頭が重い感じになることがあります。

頭痛の原因予防

頭痛にはいろいろな原因がありますが、3種類の慢性型頭痛は、予防や対処法によって頭痛を避けられる場合もあります。頭痛の原因によって予防法も異なります。

緊張型頭痛の場合

 プールで背泳をする
 頭痛体操でこりをほぐす
 パソコンをするときは1時間に10~15分は休憩を入れる
 ぬるめのお湯で入浴する
 ストレスを発散して、リラックスタイムを設ける
 枕は高すぎず、バスタオルを2、3回折ったくらいの高さがよい

片頭痛の場合

 誘因となるチョコレートやチーズ、調味料などの食べものを避ける
 精神的ストレス、アルコール、喫煙を避ける
 寝すぎや寝不足、空腹を避ける
 こめかみを冷やす
 早めに非ステロイド系消炎鎮痛剤を服用する

群発性頭痛の場合

 群発頭痛期間は禁酒する
 予防としてステロイドなどが用いられている

頭痛体操

緊張性頭痛の場合は、頭痛体操をするとコリがほぐれ楽になります。次の頭痛体操のやり方を参照にしてくださいね。

                                                                               出典元: 日本臨床医会:頭痛

 

まとめ

頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発性頭痛のような慢性頭痛と危険な頭痛があります。頭痛チェックをすると、どの頭痛か見極められます。普段から頭痛体操やリラックスするなど、頭痛の種類にあった体操を行いましょう。高齢者の場合は、それ以外にも様々な原因で頭痛がおきる場合があるので、たかが頭痛と思わずに医療機関を受診しましょう。

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