ストレスで動悸がある時は?介護ストレスは?

ストレスとは、外部からの様々な刺激によって心や身体に負荷がかかり、処理されない感情が心の中に蓄積している状態のことをいいます。私たちは日々、何らかのストレスを抱えて生きていますが、ストレスが解消されない状態が持続すると心身に様々症状をきたしてきます。
今回はストレスによる動悸についてみていきましょう。

 

ストレスの動悸とは

日常生活の中で、無意識のうちの心臓がドキドキし、気が付いたら緊張したり何らかの不安感を抱いている時はありませんか。それは、ストレスから心臓に負担がかかっていることから生じる動悸かもしれません。
動悸とは、心臓の拍動が自覚される症状です。心臓が強く脈打ったり、ふるえたり、激しく鼓動したり、脈が飛んだりするように感じられることがあります。動悸の原因は様々あり、心疾患のない多くの人でも起こります。その中でも、ストレスによる動悸は不安や恐怖、痛みなどの強い感情が原因となって起きるとされています。

 

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ストレスの動悸の症状

では、ストレスの動悸の症状を詳しく見ていきましょう。

動悸の具体的な症状として、主に以下のような症状が見られます。
・心臓がドキドキするのを感じる
・脈の乱れや脈が飛ぶ
・いつもより心臓の動きが早い

ストレスだけではない、他の疾患の可能性があるので早めに受診をしたほうがよい症状としては、「失神」、「胸痛」、「息切れ、呼吸困難」を伴う動悸には要注意です。

~ストレスを軽くする心構え~

参考までに、介護によるストレスを抱えている場合、ストレスを軽くするための心構えについてみていきましょう。

1.頑張りすぎない

本来、加齢による自然な衰えに対しても、介護者が「自分の努力が足りない」と思い詰めることで必要以上に頑張りすぎて自分をコントロールできなくなってしまいます。介護では、介護者の心身が健康であることが前提になるので無理をせずに頑張りすぎない、という気持ちが大切です。

2.愚痴や弱音を溜め込まずに吐き出す

「家族だから介護をして当たり前」という思い込みから、明るく元気にふるまい、介護の愚痴や弱音を吐くことを許さない方もいます。
しかし、介護には不満ややりきれない気持ちがつきものです。不満や不安、弱音を吐きたくなってしまう気持ちはあって当たり前です。介護家族会に参加したり、信頼できる友人に話を聞いてもらうなどして、弱音や愚痴を少しずつでも吐き出す機会を持つようにしましょう。

3.人と比べない

「あの人よりも若いのに」と他のケースと比べるのはあまり意味がありません。他の人と比べることは、負の感情を芽生えさせる不幸の始まりです。
介護に正解はないので、症状や認知症の進行度が、他の人と異なっていることが介護者の介護の良し悪しを評価するものでもありません。家族だからこそ理解できる、その人らしく暮らすことができる介護を目指しましょう。

 

ストレスの動悸の原因

ストレスの動悸を理解するうえで、私たちの体と心臓、血管の働きについて理解しておきましょう。
血管の収縮や弛緩や体温、代謝などの体の環境は、自律神経によって調節されています。自律神経には、興奮時に主に働く「交感神経」と、リラックス時に主に働く「副交感神経」があります。この両者は普段は上手くバランスをとっています。しかし強いストレスがかかることでこのバランスが崩れてしまい、それが動悸を引き起こす原因になってしまいます。
突然心臓がいつもよりドキドキしていると感じる時は、興奮が高まっているので交感神経の作用が強くなっていると考えられます。その結果、動悸が起きているのです。
また、神経症や不安障害などで、動悸やめまいを感じることがあります。神経症や不安障害もその原因はストレスであると捉えることができます。
参考までに神経症と不安障害について説明します。

■神経症

神経症は、ドイツ語でノイロ-ゼ(Neurose)と表されます。一般にノイロ-ゼは、心の病気を総称する言葉のように考えられていますが、そうではありません。
ノイロ-ゼとは、神経症のことを指します。

<原因>

神経症の主な原因はストレスにあると言われています。不安を抱くことがストレスの発生源になります。
神経症の場合には、不安が本人にとって非常に苦しいものであり、時には耐えがたいほどの苦痛をなっていることが多く、社会的にも職業的にも、その苦痛のために、何らかの支障が起きてくるレベルの不安です。そして、その不安がある程度の期間以上、続いているというのも特徴です。

■不安障害

不安が頻繁に起きる、強く長くなどし、不安による発汗・動悸・胸痛・頭痛・めまい・不眠・下痢などの身体症状が通常の限度を超えて現れます。

<原因>

不安障害は不安を主症状とする精神疾患の一種で、パニック障害がその代表的なものです。原因としては何かの心配事やストレスが関係している場合が多いようですが、それが原因というわけではなく、ひとつのきっかけであるとされています。普段は無意識に何らかの方法で不安をコントロールしながら生活しているのですが、絶えず強い不安感に苦しめられることで、結果的に心や体の調子が悪くなり、夜も眠れなくなり日常生活にまで支障をきたしてしまうという病気です。

ところが、絶えず強い不安感に苦しめられて心や体の調子が悪くなり、夜も眠れなくなり日常生活にまで支障をきたしてしまう、こんな症状が続くのが、全般性不安障害という病気なのです。

 

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ストレスの動悸は自覚する?無自覚?

そもそも動悸とは、「普通では自覚されない心臓の拍動やその乱れを自覚すること」をいいますので、ストレスの動悸は自覚できるものと考えられます。
心臓病や不整脈以外で動悸を感じることはあり、例えば健常者であっても労働や運動、精神的ストレスによって頻脈になり、血圧が上昇して心機能が亢進したときに動悸を自覚することがあります。単に精神的要因だけで動悸を訴える場合も多いとされています。

~心疾患に関係しない動悸~

・生理的原因(激しい労働や運動、精神的興奮)
・不安神経症、発熱、貧血
・甲状腺機能亢進症、肺疾患、低血糖

介護とストレスの動悸

介護をする環境にある人がストレスと感じる状況としては、認知症の方に対して毎日イライラしてしまう、逆に情けない気持ちや絶望感が強く涙が止まらないなどが考えられます。イライラや悲しみの感情が抑えきれずにカッとしてしまう時や自分自身が消えてなくなりたいという気持ちの時は興奮状態にあるので、動悸が起きてしまうことがあります。
このような、介護ストレスがある状況では「介護によるうつ病」になっている可能性もあり、以下のような動悸を含んだ様々な症状がみられます。

介護ストレスの症状

・イライラしやすくなった。
・不安や落ち込みがひどい。
・心臓の脈が大きく感じる。
・手に汗をかきやすくなった
・肩こりがひどい

これらの症状は、体の緊張が原因でおこる初期症状です。慢性的な介護ストレスが続くと自律神経の乱れ(交感神経が働き過ぎること)から様々な体調不良が起こり得るのです。

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まとめ

多くのストレスを抱えている現代社会では、うつ症状や何らかの精神疾患をきたす人が増えています。不安や心配事がなく生活している人は少ないのですが、それらの感情が継続することで心身のバランスが崩れると、様々な症状がでてきます。動悸もその一つです。
医師を対象にしたあるアンケートでは、動悸が起きた際の対処法として「ストレスを発散する」を挙げた医師が最も多く、その後を「アルコールやタバコをやめる」「安静にする」「早めに医療機関を受診する」と続きました。
動悸の対処には、医療機関の受診以外にストレス発散や安静、生活習慣の見直しも大事なようです

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