転院ってどうゆう場合するの?転院先の探し方は?

病院に入院したけれど、もっと良い病院があるんじゃないのか?ここ以外の病院に移りたい。そんな場合転院することは可能でしょうか?病院が転院を行う手順や背景、どんな場合に転院が必要になるのかをまとめました。

 

転院とは

転院の意味

転院とは基本的には入院している病院から別の病院へ入院先を移す場合を言いますが、入院から在宅での外来へ担当医を移すときも転院と呼ばれる場合があります。また入院していなくても別の病院へ通い変えるときに転院を使う場合もあります。病院や医師によって入院から入院以外は医師を変えること「転医」という言葉を使って区別しているところもあります。介護施設に移る場合、介護施設は「生活をする場」であることから「入所」という言葉を使います。

入院と病院の役割

病院は怪我や病気を治療することが目的の医療機関です。入院するということは治療するという目的があって初めて成立します。治療にも段階があり、怪我や病気で病院を訪れた患者さんがもっとも悪い状態を「急性期」といいます。そこから様態が安定すると少しずつ傷や病気が治って体が元気だった頃に近づく「回復期」に入ります。回復期が過ぎると回復は緩やかに、または状態の維持が継続している状態「慢性期」を迎えます。このうち「急性期」~「回復期」の治療を行うことが基本的な病院の役割です。

転院の役割

怪我や病気のため入院した病院が患者の治療のための機能を持っていなかったり、患者の状態が変化したりすることによって現在入院している病院以外の医療サービスを受ける場合に病院を変更します。これによってひとつの病院が多くの機能を持つ負担を避け、それぞれの特色や専門分野に特化した機能を持つことができます。患者もそれに合わせて自分にあった医療サービスを選ぶことができます。

 

転院の理由は?

病院の役割の終了

病院での役割は主に急性期の治療です。治療が済み、様態が安定し回復期に入れば次はリハビリや元の生活へ戻る準備になります。手術や急性的な治療が必要ないためリハビリ病院や施設への転院を勧められます。背景には国の政策も関係していて2週間を超える入院は医療報酬が大幅に下がる仕組みになっています。この仕組みは病院側の損得だけではなく、本当に入院を必要とする人たちが大勢いるのに入れないという状況があり、医療サービスが適切に提供されることも目的としています。つまり国の方針としても必要な治療が終わった人は早々に退院か適した施設へ転院するようにということになっています。

幅広い医療サービスを受けるため

1つの病院が抱えられる技術や設備、専門分野にも限界があります。いろいろな技術や設備に特化した病院が存在し、それらを全て1つの社会資源として考えます。いま入院している病院では治療が難しい場合や必要な設備が揃っていない場合、様態の変化等により別の医療ニーズが発生した場合などは1つの病院に限らず、必要な医療サービスに特化した病院に転院することで治療の質も高くすることができます。

患者の希望

患者にもいろいろな事情があります。入院先が遠くて家族が通えなかったり、こだわりや病院が合わなかったりなど、患者側から別の病院への転院を希望される場合があります。最近ではセカンドオピニオンやインターネットなどにより病院の特色や治療方法などの情報が手に入りやすくなったこともあり、患者もより良い自分に合った病院を探すようになってきています。

転院の流れは?

現在の病院での流れ

対象となる患者に対して転院が必要か、または入院の継続が必要なのかなどの話し合いが行われます。転院が必要、または可能であると判断されると患者本人に転院の詳細やリスクなどを説明し同意を得ます。本人の同意を得ると病院側が転院の手続きを行います。転院先の決定は状況により異なり、特定の医療設備が必要な場合はその病院への転院を目的として話し合いが始まりますし、治療が進みリハビリや療養など現在の病院ではサービスが必要ない場合は説明後受け入れ先を患者と相談して決めていきます。

転院先の病院での流れ

他病院から患者の転院の依頼を受けます。患者の病状や転院の理由などの情報を確認し現在入院している病院の医療ソーシャルワーカー等と話し合いを行い受け入れ可能かどうかを判断します。受け入れ可能であれば患者やその家族と面談を行い転院先での治療方針や医療サービス等の説明し同意を得ます。転院先と患者が合意すればあとはいつ、どのような手順で転院を行うか相談を行います。

転院の探し方は?

病院に相談する

転院を希望する場合は病院の相談窓口や「医療ソーシャルワーカー」に相談してみましょう。医療ソーシャルワーカーは患者の相談役として医療に関するサービスについて知識のある人です。自分が転院したい理由や状況、希望などをお話すれば病院でできることや実際にどのような転院先があるのか、期待する効果はあるのかなど相談に乗ってくれます。こうした相談窓口や医療ソーシャルワーカーは事例をたくさん見てきていますのでいろいろな情報を得ることができます。

自分で探す

インターネットや知人からの情報などいろいろな調べ方があるかと思いますが、まず自分が今どういう状態なのか客観的に見る必要があります。その上で自分にあったサービスを提供してくれる病院を探します。基本的には状況をよく知っている病院に相談するのが良いのですが、いろいろな理由から自分で探したいのであれば転院する「理由」と「根拠」をしっかりと決めます。それがないといま入院している病院も許可できませんし転院先も受け入れることができません。

転院の紹介状の頼み方

まずは相談

転院するには医師の紹介状が必要になります。患者側から転院を希望する場合、医師との相性によっては言い出しにくいということもあるかと思います。そういう場合は相談窓口か医療ソーシャルワーカーに相談しましょう。病院の関係者であれば手出しい手順で医師との相談にも持って行きやすいですし、転院で望んでいることが的はずれであればこの時点で指摘してくれることもあります。

適正な理由で

転院の理由がより良い医療を受けることではなく、現在の病院の対応に不満がある場合や医師との相性が悪いといった理由であってもできるだけそのことを理由に転院を希望することは避けるべきです。不満があれば相談窓口等で解決を図り、それでもダメな場合は「交通の便が悪くて家族が来られない」など理由を考えて転院を希望します。不満によって転院しても次の病院がより良くなる保証はありませんし、受け入れ側も正当な理由なしにはなかなか受け入れがたいところがあります。

セカンドオピニオンの活用

セカンドオピニオンは主治医とは別の視点からアドバイスをもらえたりもするので本当に転院が必要かどうかも含めて相談することができます。セカンドオピニオンの考えは広まっていますので医師にそのままセカンドオピニオンを希望する旨を伝えて大丈夫です。病状や患者の様子によっては医師から進められる場合もあります。こうしたセカンドオピニオンを通じて別の外来を受診する機会をつくりそこで転院の相談を行うという方法もあります。転院する理由があれば担当医師も紹介状を書いてくれます。

まとめ

転院は患者自身の今の状態と医療サービスの内容があっているのかというところで考えます。治療方針や本人、家族の意向も踏まえて必要なサービスを受けるために転院を行います。医師や看護師との相性で転院を考える人もいますが別の病院で同じことが起きない保証はありません。そういった場合は冷静に解決する方法を考えましょう。

介護の相談を受けて報酬がもらえるサービス?

会社勤めの方が家族の介護を理由に辞めてしまう【介護離職】
そんな人の介護の相談に乗るだけで報酬がもらえちゃうサービスを紹介します!

空いた時間でお小遣いが稼げ、スキルや資格を活かせるサービス【JOJOS】の登録はこちら!

jojoschatbanner

友だち追加
LINEからのご登録はこちら!

 

関連記事

セカンドオピニオンはどうしたらいいの? メリット、デメリットは?

医療費控除で歯医者はどうなるの?対象になるもの、ならないものは?

医療費控除で対象外なものについて教えて!対象になる場合は?項目は?

介護相談の相手をして報酬がもらえる!

介護に困っている働いている人向けの介護相談、マッチングアプリ【JOJOS】 相談に乗るだけで報酬がもらえるので空いてる時間で自分のスキルを活用できます。

登録はこちら