セカンドオピニオンはどうしたらいいの? メリット、デメリットは?

セカンドオピニオンをうまく活用することで悩みの解決や迷っていた治療法の方向性を決めるきっかけにもなりますすることができます。セカンドオピニオンを上手に活用するにはどうしたらよいのでしょうか。その方法や考え方をまとまとめました。

 

セカンドオピニオンと

セカンドオピニオンの考え方

セカンドオピニオンは現在の主治医とは別の医師に受診します。主治医とは違った視点や角度から病気についての意見やアドバイスをもらいます。複数の医師の意見をもらうことで治療の進展や確認などを行い患者自身が選択し、安心して医療を受けることができます。

セカンドオピニオンの背景

一昔前の日本の医療は「医師の指示通り」「医師の行っていることは間違いない」という考えが強く、受診した医療機関から一方的に提示された治療をそのまま受ける傾向がありました。近代の日本では「インフォームドコンセント」という「説明して納得と同意を得て治療を行う」考えに変わってきています。制度や法律でもこの考えに添って指導や規則も変化しています。こういった背景もあり、患者自身が納得のいく治療法を選択できる方法の一つとして複数の医師の意見を聞くセカンドオピニオンが広まってきています。

医師変更?

主治医と別の医師に受診するということは医師を変更するということではありません。セカンドオピニオンの目的はあくまで多角的な意見を知るためであって主治医の粗探しや批判、また医師や病院を変更することを目的として行うものではありません。

セカンドオピニオンのメリット、デメリット

メリット

メリット1:いろいろな考え方を知る効果

同じ病気であっても説明の仕方一つで印象や考え方が変わることもあります。主治医とは別の医師から話を聞くことでいろいろな角度の考え方を知ることができます。

メリット2:選択肢を広げる効果

治療の方法は必ずしも一つではなくいろいろな方法があります。別の医師、別の専門分野の医師などから主治医が提案した治療法以外の方法で治療が可能なこともあります。治療や療養の方法など選択肢を広げることができます。

メリット3:安心の効果

重要な手術の提案が医師からあった場合、不安になるのは当然のことだと思います。セカンドオピニオンと主治医の意見が同じであった場合、主治医の意見の裏付けとなり安心に繋げることもできます。医師の意見が最善であったと確認できれば手術などの決心もつきやすくなります。

デメリット

デメリット1:費用

セカンドオピニオンは医療保険の適用外になるため自費で受診することになります。生活保護を受けていたりする場合は費用の捻出が難しく受診できないなどまだ社会保障としては整備が進んでいないところがあります。

デメリット2:労力

セカンドオピニオンを必要とする場合、それなりに重い病気を患っていることが考えられます。そういった場合本人の体力的な問題もありますし家族も看病で疲れている場合もあります。セカンドオピニオンとして遠方の専門外来などを受診する場合は患者とその家族には体力的な労力が必要になります。

デメリット3:医師との信頼関係

セカンドオピニオンの考えは日本の医療現場でも広まってきていますが、完全に浸透しているとも言い切れず、タイミングや言い方によっては不快に捉える医師もいます。しかしそのような医師は患者を優先には考えていないということにもなります。担当医も一生懸命考えてくれているという最低限の配慮は必要ですが患者側も不安を抱えたままにならないように遠慮なく提案することが大切です。

セカンドオピニオンの料金と受け方

料金の種類

セカンドオピニオンは健康保険の適用外になります。これらに関わる費用は全て自費負担となります。具体的にかかる費用は主に次の2点です。

紹介状

紹介状・各種検査結果資料発行の料金(5000円~30000円程度)

受診料

セカンドオピニオン受診の料金(5000円~50000円程度)
金額はどちらも病院や相談する病状の状態などによります。難しい問題で話が長くなったり調査や検査を行わなければならなかったりしたときはそれに伴って金額も高くなります。

受け化

受け方1:目的

セカンドオピニオンでもっとも重要なのが、何のために受診するのか目的をはっきりさせておくということです。なんとなく2人目の医師としての意見を求められても医師はどのような見地から意見を言って良いのかわかりません。「他の治療法を探している」「今の治療方針について別の専門分野からの意見が聞きたい」など受診する目的をはっきりさせておきます。

受け方2:情報

目的が決まったら病状に関する情報をある程度は自分でも調べておきます。ここで調べた情報がセカンドオピニオンを選ぶ基準になったり主治医にセカンドオピニオンの相談をする際の論点になったりします。また受診やその後の評価も円滑に進めるため基本的な情報は最低限押さえておきます。

受け方3:相談

目的、情報が定まったら主治医にセカンドオピニオンを受けたい旨を伝えて相談します。病状に合わせてどのようにセカンドオピニオンを受けるか、受けたあとはどうするのかなど主治医と話し合います。

受け方4:セカンドオピニオンの選定

セカンドオピニオンを受診することが決まったら何科にするのか、どこの病院のどの医師にするのかを選びます。セカンドオピニオンはどこでも受けてくれるわけではありません。医師やメディカルソーシャルワーか等に聞くか、インターネット等を活用するなどして調べます。

受け方5:紹介状・検査資料依頼

受診先が決まったら主治医に紹介状と検査資料などを用意してもらいます。紹介状には相手先の病院名も入るので受診先が決まらないと書けません。

受け方6:受診内容を決める

受診した際何について知りたいのか、どのような事をして欲しいのかを明確に決めておきます。紹介状があるからといってなんとなく受診してしまうと説明は受けても自分が知りたかった情報が得られることなく終了してしまうことがあります。必ずこれだけは聞いておきたいということをまとめておく必要があります。
受け方7:報告検討
セカンドオピニオン受診後、主治医と検討を行い今後どうするのかを決めていきます。

セカンドオピニオンは紹介状がいる?

紹介状の必要性

セカンドオピニオンとはただ別の外来を受診するということではありません。今受けている医療の状況から別の立場として意見を求めるということです。そのため今の患者の状態や治療方針、医師の考え等があらかじめ必要となります。これがないとただの初診ということでもう一度検査から行い細かい状況を把握しなければその医師も的確な判断やアドバイスをすることができません。

紹介状の依頼

日本ではまだまだこういった依頼はしにくいという人が多いのですが、ここでは遠慮なく行って大丈夫です。セカンドオピニオンは患者が安心して医療を受けるために必要なものです。また病院側としても患者が納得して医療を受けるということは、後から「こんなはずではなかった」と患者から訴訟を起こされるリスクを減らすことにもなります。

セカンドオピニオンのタイミング

医師からの薦め

日本ではあまり浸透していませんが、セカンドオピニオンの考えが進んでいる国では重篤な病気に関して診察後や手術の話し合いの際には医療機関側からセカンドオピニオンを薦められることがあります。日本でもリスクの高い手術や患者が不安に感じているときに医療機関側からセカンドオピニオンの受診をされることがあります。

不安を感じたとき

治療を継続しているが変化がない、悪化している等感じ不安になったとき、セカンドオピニオンを利用して他の治療法について聞いてみたり自分の状態を聞くことで安心できることもあります。治療に不安を感じたときが医師やメディカルソーシャルワーカーに相談するタイミングです。

選択を迫られたとき

重篤な病気の場合、手術を受けて回復する可能性だけではなく後遺症や新たな障害発生のリスクなどが発生する場合があります。患者は手術を受けるべきかどうか、いくつかの治療法を提案されどうしたらよいのかなど選択に迫られることがあります。こうしたタイミンでもセカンドオピニオンを受診することで患者も気持ちの整理がついて選択しやすくなることもあります。

まとめ

セカンドオピニオンは医師を変えるということではありません。別の意見を聞くことで安心したり考え方がまとまったりすることもあります。不安や悩みを抱え込まず、上手にセカンドオピニオンを活用すればより良い医療を受けることにもつながります。

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