くも膜下出血の治療ってどんなのがあるの?再発に備えるには?

脳の病気の中で、最も恐ろしいと言われているのが、このくも膜下出血という病気です。今までに経験したことのないようなは激しい頭の痛みから始まり、吐き気などの症状のほかに重度になると意識障害まで引き起こしてしまうと言われています。まずはこのような病気にかからないことが大切ですが、もしかかってしまった場合は早急に治療に取り掛からなくてはなりません。今回は、このくも膜下出血の治療にはどのような種類があるのかを調べていきたいと思います。

 

くも膜下出血の治療とは

何の前触れもなく、突然に訪れると言われているこのくも膜下出血という病気。では実際のところ、どのような病気なのかご存知でしょうか?まず、この(くも膜)と呼ばれる部位ですが、これは名前の通り脳などの人間にとって大切な部分を守るために覆われている膜の一つになります。人間の脳や脊髄はこのくも膜の他に、硬膜、軟膜に覆われています。このくも膜下出血という病気は、大動脈瘤が破裂してしまうことによって、くも膜と脳に一番近い位置にある軟膜のすき間の部分に出血が起こってしまうことです。このような危険の状態のまま時間が経過してしまうと、脳は機能していかなくなってしまいます。場合によっては、そのまま死亡してしまう可能性もあるのです。現に、くも膜下出血を起こし、意識不明になった状態で病院に運ばれたとしても、そのまま
回復する可能性は大きくはありません。初期症状と言われている、頭痛や吐き気を感じた時に迅速に医療機関を受診することが大切になります。また、何の異常がなくても定期的に人間ドッグなどを受け、健康につとめることも大切になってくるでしょう。このくも膜下出血の怖いところは、たとえ病院にて治療を施し回復したとしても、何らかの後遺症が残ってしまう場合があるということです。後遺症を抱えたままリハビリを続け、そのまま社会復帰される方もいますが、社会復帰が難しくなってしまう方も少なくありません。また、回復したとしても再発するリスクもとても高い病気です。一度この病気が発症してしまったら、医療機関では手術や投薬などの治療方法をとりますが、その後自宅でも再発防止に努めなければなりません。つまり、回復して終わりではなく、その先一生付き合っていかなくてはならない病気であると言えるでしょう。

 

くも膜下出血の治療方法

このくも膜下出血の一般的な治療方法は、主に手術になりますが一概に手術と言っても様々な方法があります。ここでは、くも膜下出血の治療の際に施される手術の方法についてお話しさせていただきたいと思います。

①クリッピング術

このクリッピング術と呼ばれる手術は、患者様の頭蓋骨を開けて治療しなければならないものになります。手術中は、やはり患者様の身体的負担が大きいものですので気をつけなければなりませんが、くも膜下出血の手術の中では一番安全性の高い手術だと言われているものになります。具体的にその方法をご説明させていただきますと、動脈瘤の根元部分をクリップで止めるという方法をとるものです。開頭手術というような呼ばれ方をする場合もあります。しかし、安全性の高い手術と言われてはいますが、一方でデメリットも存在します。先程もお話しさせていただきましたが、やはり開頭しなければならないという点については危険が伴う手術でもあります。無事手術が成功した場合においても予後に注意しておかなくてはいけませんし、傷が残ってしまいます。本人に持病がある場合や高齢者の方の場合はこの手術を行うことができない場合もあります。

②コイル塞栓術

上記のグリッピング術とは異なり、比較的新しく始められるようになった手術の方法になります。開頭しなければならないグリッピング術とは違い、足の付け根の部分から医療用カテーテルを挿入する方法になりますので、患者様の身体的な負担はグッと少なくなります。このカテーテルを大動脈瘤のコブ部分に挿入しコイルを流し込みます。そうすることにより、このコイルが流し込まれた部分においては血液が流れ込むことはなくなりますので、破裂することを防いでくれるのです。デメリットとしては、患者様の状態によっては適応できないことがあるということと、導入されてまだ新しい手術のため、くも膜下出血の手術の30パーセント程しか実施されていないということです。

この上記以外の手術方法として、コーティング術(動脈瘤被包術)という方法も存在します。脳動脈瘤を、医療用接着剤でコーティングする方法です。クリッピング術が適応できないような、小さな脳動脈瘤などに適応される場合があります。しかし、他の治療方法と比較した場合、再発の恐れが高いという欠点があります。

くも膜下出血の予後

では次に、この手術を行った後の予後についてお話しさせていただきたいと思います。上記のような手術・治療を行なったからと言って、100パーセント安心という訳では決してありません。最初にお話しさせていただいたグリッピング術を行なったとしても、手術を行った場所とはまた異なる場所から破裂してしまう危険性があるのです。可能性としては2パーセントから3パーセントだと言われていますが、完全に安心出来る状態ではないということがお分かりいただけるかと思います。この治療を行なった後でも、定期的に医療機関にて検診を受け、再発防止に努めていかなくてはいけないでしょう。もちろん、そればかりではなく、生活習慣の改善なども行なっていかなくてはいけません。もう一つの手術方法であるコイル塞栓術に関しても、敷き詰めたコイルの位置が動いてしまう場合もあると言われております。そのような状態で放置してしまうと、動脈瘤が大きくなってしまったり、再び破裂してしまう危険性があるので注意しなければなりません。また、コイル塞栓術の場合はこのようなことが比較的手術を行なってから早い段階で起こりやすくもありますので、数ヶ月後には検査を行なっていく必要があります。

 

くも膜下出血の術後の再発に備える

このような再発を防止するためには、病院で定期的に検査を行なっていくことと、同時に自分の生活を見直していく必要があります。まず、喫煙されている方は禁煙出来るようにしなければなりません。タバコの中に含まれているニコチンなどの有害物質は、脳動脈瘤を発生させる原因となってしまうからです。タバコのパッケージにもそのことは表記されているはずです。もし一人での禁煙が難しい場合は、禁煙外来を受診したり禁煙グッズなどを使用してみてください。もう一つ気をつけなければならないことは、高血圧です。くも膜下出血で死亡してしまう方の中で多いのが、血圧の高い方だと言われています。手術後に医師からも指導されると思いますが、食事などにも気をつけなければなりません。塩分の高い食事は避けるようにして、栄養のバランスがきちんと取れている食事を心がけるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
くも膜下出血の手術は、このような方法があります。しかし、再発する危険も高い病気ですので、退院後は出来るだけ自炊をし血圧をコントロールしていきましょう。また、無理のない程度の運動も有効です。自分で計画を立てて行なっていきましょう。

 

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