くも膜下出血の後遺症について教えて!後遺症の種類は?

数ある脳の病気の中でも、最も危険で恐ろしい病気だと言われているのがこのくも膜下出血です。
ある日突然、何の前触れもなく激しい頭痛に襲われてしまい、そのまま死亡してしまう方も少なくありません。また、その後の社会復帰が出来なくなってしまう程の後遺症に悩まされる方もいるのです。
今回は、このくも膜下出血の主に後遺症についてお話ししていきたいと思います。

 

くも膜下出血の後遺症とは

人間の体の部位の中で、(脳)はとても大切な役割を果たしているものです。
そのため、この脳は薄い膜で覆われています。この膜の一つが(くも膜)と言うのです。くも膜下出血は、このくも膜腔に出血が起こってしまった状態のことを指します。この状態になった方のほとんどが、突然激しい頭痛に見舞われた、立っていられない程のめまいに見舞われたなどの症状を訴えています。この時に早急に医療機関を受診し、治療をする必要があります。頭痛くらい……と甘く見ていると、どんどんと手遅れになってしまうのです。また、手術をして回復し退院したとしても、再発の可能性もあります。そのため、一度治療を終えた後でも、定期的に医療機関にて検査を行い、脳の状態を見ていくことが大切になってきます。
くも膜下出血でを起こしてしまった方の中には、その後も再発せずに元気に社会復帰をしている方、そのまま亡くなってしまった方、何らかの後遺症が残ってしまった方、回復はしたが社会復帰出来なかった方など様々です。しかしここで一番に言えることは、何らかの異変を感じたときはすぐに専門医の指示を仰ぐことでしょう。手遅れになってしまうと死亡してしまう危険な病気だからです。では、このくも膜下出血の後遺症とはどのようなものがあるのでしょうか?くも膜下出血の他に、脳血管障害は3種類に分けることができます。今回ご紹介させていただいているくも膜下出血、脳出血、これらは脳の血管が破れてしまう病気ですが、血管が詰まってしまう状態の病気のことを脳梗塞と言います。これら3種類の病気を脳卒中と言います。この脳卒中の後遺症ですが、実は脳卒中だからこの後遺症に必ずなってしまう、ということはありません。
重要なのは、脳血管障害だからではなく、この病気を患ってしまったことにより、脳のどの部分に障害を負ったかということが重要になってくるのです。
つまり、同じ病気でも、脳の障害の場所により後遺症の種類は大きく変わってきます。患者様によって、それぞれ後遺症となるものが異なるのです。

 

くも膜下出血の後遺症の種類

では、ここではくも膜下出血、脳卒中の後遺症の種類についてお話ししていきたいと思います。

①高次機能障害

この高次機能障害とは、目には見えない障害と言われています。
例えば、上手に言葉を話すことが出来なくなってしまう失語症、身体的には何の問題がないのにもかかわらず、日常生活動作をすることが困難な状態になってしまう運動失行や着衣失行、認知障害の失認。この失認とは、普段からなれ親しみよく理解しているはずのものが何かわからなくなってしまうことを指します。場合によてはまるで幼児に戻ったように見える場合もあります。(幼児退行)そして、記憶障害です。この記憶障害は、昔のことを思い出そうとしても思い出せなくなってしまうことや、直前のことまで忘れてしまう、また新しいことを覚えようとしても覚えられないなどの症状が現れてしまいます。

この障害がある場合は、身体的には回復できたとしても、社会復帰は難しいと言われています。

②神経症状

この後遺症は、脳卒中で(中枢神経)に傷がついてしまうことで起こるものです。また、後遺症の中で一番多く見られるのはこの神経症状の運動障害だと言われています。また、運動障害の中でもほとんどの方が麻痺を患う方が多いです。麻痺にも様々な種類があると言われており、四肢麻痺や片麻痺などがあります。この他の神経症状として、口が麻痺してしまうことによって発症する言語障害、食事をすることが困難な状態になってしまう嚥下障害、自分の力では排泄をコントロールすることが困難な状態になってしまう排尿障害、そして、目が見えにくくなってしまったり、一部が見えなくなってしまう視野障害などがあります。この場合、視力の著しい低下が見られる場合は社会復帰も難しくなってしまう場合もあります。

③感情障害

この病気が引き金となり、うつ病を発症してしまうことや、感情が激しくなってしまう場合もあります。常に頭痛がしていてイライラしてしまい、人に強く当たってしまう、また反対に何をやってもうまくいかないような気がしてひどく落ち込んでしまう、その他幻聴や幻覚に悩まされたり、感情失禁が現れる場合もあります。

 

くも膜下出血の後遺症の確率

このくも膜下出血は、すべて3の数字が関係していると言われています。くも膜下出血を患ってしまった方の3分の1が、手術後順調に回復を社会復帰することが出来ます。しかし3分の1がそのまま死亡してしまい、3分の1が回復はしたものの後遺症が残ってしまうのです。この確率を見ると、とても恐ろしい病気だと言うことがお分かりいただけるかと思います。ここではくも膜下出血を患ってしまった場合の後遺症のお話しをしておりますが、まず一番大切なことはくも膜下出血を起こさないと言うことです。喫煙している方がいたら、自分のタバコのパッケージに書かれている注意書きをもう一度きちんと読んで見てください。タバコに含まれている有害物質は、脳卒中のリスクをぐんと高めてしまいます。塩分をよくとっている方、高血圧も脳卒中のリスクを高めると言うことを忘れないでください。適度な運動はしていますか?定期的に病院で検査を受けていますか?患ってしまってからでは遅いのです。今一度、自分の体のことをよく考えてみましょう。

 

くも膜下出血の後遺症のリハビリ

では、上記のような後遺症に有効なリハビリとはどのようなものがあるのでしょうか。
もし麻痺が現れた場合は、できるだけ麻痺側も動かすような運動を行います。そのままの状態でいると、関節がだんだんと硬くなってしまうからです。医療機関の職員の指導のもと、出来るだけ関節を動かしていきます。また、片麻痺の場合においては、麻痺則を保護しながらの移動の訓練、車椅子などの福祉用具の使用の訓練を行い、出来るだけ日常生活において自立ができるように訓練をしていきます。嚥下障害が見られる方の場合は、まずは食事が取りやすいように口腔ケアを行います。その後、きちんとした呼吸をすることが出来るように呼吸訓練を行なったり、スムーズに会話をすることが出来るように発声練習などの言語訓練を行っていきます。食事は障害の状態に合わせて、ペースト状のものやミキサーにかけたものなどを用意し、スムーズに飲み込めるようにします。
もし、上記のリハビリを在宅で行う場合は、家族はやり過ぎてしまっては意味がありません。本人が出来ることは出来るだけ行ってもらい、出来ないことを一緒に行うことが大切になります。

まとめ

いかがでしょうか?くも膜下出血、脳卒中は、このような後遺症の恐れのある大変危険な病気です。まずは、この病気を起こさないように努めることが大切です。また、もし自分の家族が発症してしまった場合のために、症状についてもきちんと把握しておきましょう。

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