法事の意味って?法要との違いは?

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故人が亡くなった後、決められた日に法事や法要を行います。
仏教で行われている法事は、どんな意味で行われているのかということをあまり深く考えたことがない人が多いかもしれません。
法事と法要の違いや行われている意味、法事のマナーについて考えてみましょう。

法事の意味とは

法事は、故人が旅立ったあとの供養し、冥福を祈るために行う行事です。そして、残された遺族が故人と死別して、立ち直るための行事でもあります。親類や知り合いが集まると、故人に思いをはせ、しのぶことができます。

法事の考え方は、家によって違い、故人の立場で考える場合や生きている施主の立場で考える場合など、親族関係が淡白になっている家庭が多く、年忌の回数が増えるにつれて、次第に呼ぶ人は親しい身内のみとか、法要のみなどになってきます。法事を二人一緒に行うこともあります。

昔は50回忌くらいまで法要をしてきましたが、次第に簡略化され、遠くに住んでいる人が出てきにくくなったなど、そこまで長く続けていない家庭も増えてきました。お寺によってお布施の額も違い、経済的に厳しい家庭の場合、必ずしも長く続けなくてもいいという柔軟な考え方になってきています。

 

法要と法事の意味の違いは?

法要とは、故人をしのび、知り合いが集まってお坊さんがお経をあげて、故人の冥福を祈って供養する行事です。故人をしのんで、故人の人のつながりを再度確認します。そして、故人がいたからこそ自分がいられることを感謝し、自分を見つめなおす機会となっています。

分かりやすく言えば、法要とは故人をしのぶこと、故人の冥福を祈ること、故人への感謝をして自分をみつめる故人との3つです。3つめの自分を見つめなおす機会であるという点に意味があるのは、仏教の深い教えがあるからです。

法要と法事の違いは、法要の後に会食を行う点が違います。法要も法事も目的はあまり変わりません。

忌明法要と年忌法要

法要には、忌明け法要(忌日法要)と年忌法要があります。

忌明け法要とは

忌明け法要は初七日から四十九日までのことで、命日を加えた日数で数えて次の日に法要を行います。

 初七日(しょなのか) 七日目
 二七日(ふたなのか) 十四日
 三七日(みなのか)  二十一日
 四七日(よなのか)  二十八日
 五七日(ごなのか)  三十五日
 六七日(むなのか)  四十二日
 七七日(なななおか) 四十九日
 百カ日(ひゃっかにち) 百日

この七つの行事を仏教では中陰の七行事と言い、七七日を持って忌明けとします。日数は一般に亡くなった命日を含めて数えます。仏教では四十九日までは故人の魂があの世と現世をいったり来たりしていると考えられています。

そのため、極楽浄土に行けるようにと四十九日まで七日ごとにお経をあげて追善供養をします。
四十九日までが忌中とされ、一番大事な法要の期間です。その後の法要を年忌法要と言います。

年忌法要とは

年忌法要は、百回忌まで次のように行います。

 一周忌(いっしゅうき)  命日から1年目
 三回忌(さんかいき)   命日から満2年目
 七回忌(ななかいき)   命日から満6年目
 十三回忌(じゅうさんかいき)命日から満12年目
 十七回忌(じゅうななかいき)命日から満16年目
 二十三回忌(にじゅうさんかいき)命日から満22年目
 二十七回忌(にじゅうななかいき)命日から満26年目
 三十三回忌(にじゅうななかいき)命日から満32年目
 三十七回忌(さんじゅうななかいき)命日から満26年目
 四十三回忌(しじゅうさんかいき)命日から満42年目
 四十七回忌(しじゅうななかいき)命日から満46年目
 五十回忌(ごじゅっかいき)命日から満49年目
 百回忌(ひゃっかいき)  命日から満99年目

一周忌までが喪中に当たり、遺族や親族、友人や知人などが法要に参列し、お坊さんがお経をあげて焼香や話をした後に会食を共にします。

法事の気をつけたいマナー

法事のときのはがきの返信、食事、服装、お供え物など、気を付けたいしきたりやマナーなどについて一つずつ紹介します。

出欠の返事

法事の場合は、はがきが来たら、基本的に、他に何もなければ出席を前提にします。はがきでの返信ははがきが来たら早めに出欠の返事を出します。返信のはがきの表書きは、施主行とか施主宛となっているので、宛を斜めの2本線で消して様に書きかえます。

また、御出席とか御欠席と書かれている場合は、御を二本線で消してから〇を付けます。そのうしろに「させていただきます」と付け加えると、より丁寧になります。自分の住所に御住所や御芳名とあれば、御や御芳を斜め二本線で消してから住所や名前を入れます。

法事の食事

法事の食事では、仏教で決められた命日から35日あるいは49日は殺生をしてはならないという決まりがあるので、肉や魚料理を避けて精進料理にします。法事での会食内容はそれ以外におめでたいときに使う鯛やイセエビ料理などを避けることが大事です。

会食は自宅で折り詰め弁当を取ることもあり、別の場所で会食をすることもあるでしょう。会食事は、故人の集まった人同士の故人をしのび、大酒を飲んだり、けんかや大声をだしたりすることは避けたいです。

会食前に献杯がありますが、献杯はグラスをあてて音を立てるのではなく、グラスは高く上げるのではなく軽く上げる程度です。

法事の服装

法事のときは、一周忌や初盆までは法事には喪服がふさわしい服装です。特に、親族や遺族の葬儀は友人や知人よりフォーマルな服装を着用します。三回忌以降になると、喪服ではなく、濃紺や黒、グレーなどのスーツやワンピースを身に着けることが無難です。

それ以外に靴下、バッグ、靴、アクセサリー、ストッキングなどは黒色を使用します。光物や革のものはよくないです。革のジャンパーや爬虫類の皮を用いたベルトなど殺生を思わせるようなものは身につけられません。

ネックレスは一連のパールのネックレスであれば付けても構いません。派手なネックレスや大きなイヤリングは避けます。

法事のお供え物

お供え物は、線香やろうそくなどを持参するケースが多いですが、現金を包んでお供え物料を持参するケースもあります。仏前にお供えする菓子、果物、供花などを持っていくのが無難です。仏式であれば数珠を持つ必要があります。

また、小袋入りのお菓子なども後から参列者に配れるので持ち帰ることができます。お供え物料は、仏式ならご仏前やご霊前と表書きを書きお供え物料は1万円ほどが相場です。注意点は、仏壇に直接供えるのではなく、施主に差し出して、「ご仏前にお供えください」と声をかけます。

法事中のマナー

仏式の法事のあいさつは「一生に供養をさせていただきます」と述べて、仏式の法事は仏教の言葉、神式やキリスト教式の場合は、冥途や成仏などの仏教用語は避けて節度あるマナーを保ちます。

法事のときは開始前の15分前には会場につき、施主にあいさつをすませてから会場に入ります。どうしても途中で退場しなくてはならない用事があるなら、あらかじめ施主側にそれをつたえておきましょう。

まとめ

法事は、法要のあと会食をして、故人を供養して故人の魂が成仏できるように冥福を祈り、そして、故人をしのび、故人とのつながりを感謝する日でもあります。忌明け法要までは、魂がいったり来たりするので、大切な法要です。法事のマナーは地域や宗教によって異なるので、わからないときは親や親せきなどに尋ねるといいでしょう。

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