訪問介護員とはどんな仕事?資格要件は?

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訪問介護員は、家に訪問して利用者が在宅での生活を続けていけるようにサポートをする仕事で、ホームヘルパーと呼ばれています。具体的に訪問介護員の仕事内容や資格要件などについてご紹介します。

 

訪問介護員とは

40歳以上の介護保険法で要介護や要支援と認定された人を対象に、介護支援専門員が立てたケアプランのもとに、サービス提供責任者が利用者や家族と契約を交わします。そして、訪問介護人に仕事を割り振って対象の利用者にホームヘルプサービスを提供します。

訪問介護員の心構え

訪問介護員は、高齢になって自分でできることが減ってきたとしても、その人の生活歴や考え方をできる限り尊重し、少しでも自立できるように援助します。訪問介護員の心構えは、主に次の5つです。

利用者を理解し、信頼関係を保つ

利用者は育ってきた環境や習慣が違い、考え方も一人一人異なります。その人にとって、今まで培われた習慣は一番やりやすい方法なので、ヘルパーが自分のやり方を押し付けようとすると拒否されかねません。

まず、その人との信頼関係を培い、利用者の考えや生活習慣、価値観を尊重して良い関係を築くことが大切です。

利用者の生活の質(QOL)を尊重する

利用者は自分なりの考えを持っているので、ヘルパーは利用者の生活の質が維持、向上するように利用者が自分で決定したことを尊重します。そのために、ヘルパー同士が、積極的に情報を提供し、その人らしさを保てるように連携をとる必要があります。

利用者の安全を考えて行動する

ヘルパーは、利用者の身の回りに危険なものがないかチェックすることが大事です。例えば、物がたくさんあって、利用者が移動できるスペースがないとか、利用者が転倒する恐れがあるなどの状況なら責任者に報告し改善します
また、ヘルパーが援助をする際に利用者の安全を第一に考えて行動する必要があります。例えば、食事介助での利用者の誤嚥やトイレ介助や車椅子の移動介助のときの転倒などのリスクに気をつけ、十分に安全性を考えて行動します。

利用者が残存機能を生かして自立ができるように援助をする

利用者はヘルパーが言われるがままに行ったり、やりすぎたりしてしまうと、利用者の自主性を妨げることになります。利用者を援助するときは、その人のできる部分を生かした方法で本人の意欲も損なわないように行ないます。

ヘルパーは、その人にどんな手助けが必要なのかを見極め、判断して行動することが求められます。

多職種との連携

利用者には訪問介護員以外に様々な職種の人がかかわります。介護支援専門員、医師、看護師、理学療法士などです。そのため様々な職種の人と連携を取ることが大切になってきます。いつもと違う様子であるとか、褥瘡ができているなど、何かあれば報告をして、多職種と連携を取りながら介護を行います。

 

訪問介護員の仕事内容

訪問介護員の仕事内容は、身体介護サービス、生活援助サービス、保険外サービスに分けられます。

身体介護サービス

身体介護サービスでは、利用者の身体に触れて実際に介助を行い、ADLの維持、向上を目指し、専門的な技術や知識を用いて援助をします。実際に行っている身体介助は、排泄介助、食事作りから片付けまでの一連の食事介助、部分浴も含む入浴介助、整容、清拭、起床・就寝介助、服薬介助、更衣介助、車椅子移乗、体位交換、移動介助、通院の移動時のみの介助、外出介助などです。

生活援助サービス

一人暮らしや家族が仕事をしていて日中独居の人に対して、日常生活の身の回りのお世話を行います。具体的にしていることは一般的な家事援助で、掃除、洗濯、調理や配膳、買い物、薬の受取、衣類の整理や補修などです。

調理では、薄味ですが、ある程度その人の好みの味付けをします。掃除では物を元あったところに置かないと本人がわからなくなることがあります。

保険外サービス

介護保険でできないサービスは、それぞれの事業所が決めた決めた金額で行います。介護保険でできないサービスとは、大掃除、窓ふき、犬の散歩やペットの世話、庭の草取りなどです。それを利用者がしたいと思ったときに、保険外サービスで行っている事業所も多いです。

 

訪問介護員の資格要件

以前は、ホームヘルパー1級、2級、3級や介護職員基礎研修という資格がありましたが、平成24年以降は、介護職員初任者研修という資格になっています。訪問介護員として仕事をする場合は介護初任者初任者研修の資格が必要で、特に身体介護を行う場合は無資格で行うことができません。

訪問介護員として働くためには、旧ホームヘルパー1級、2級、3級、旧介護職員基礎研修、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士のいずれかの資格をもっていることとされています。訪問介護員の身体介護は資格がないと行うことができないので、募集の際には資格条件がかかれています。

 

訪問介護員の資格の種類

現在の訪問介護員の資格には、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士があります。それぞれの資格について紹介します。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、以前のホームヘルパー2級に相当する資格で、ホームヘルパーは在宅介護に重きを置いた研修内容でしたが、介護職員初任者研修では在宅介護だけでなく、施設介護においても従事できる内容となっています。

都道府県の指定した事業者の講座を修了した者が資格を与えられ、介護職として働くために必要な基礎知識や技術を学びます。

実務者研修

実務者研修は、462時間のカリキュラムを受講し、より高度な実務的な技術や知識を身につけます。初任者研修修了者の資格を持っている人は、受講時間が一部免除されます。さらにキャリアアップするため、介護福祉士を目指している場合は、実務者研修を受けた人は介護福祉士の受験資格を得られます。

資格を得ると、施設などで医療的ケアもできるようになります。訪問介護員がたん吸引や経管栄養を行うためには、実務者研修を修了した後に認定特定行為業務従事者としての認定を受けることができます。実務者研修を修了した者はサービス提供責任者としても仕事をすることができます。

介護福祉士

介護福祉士は国家資格で、介護の深い知識と高い技術を持っています。また、介護福祉士の受験資格を得るためには、介護福祉士の養成学校や福祉系高等学校を出る道がひとつ目です。もう一つ目は、実務者研修を修了し、実務経験3年以上を経てから受験するか、特例高等学校等をでて実務経験9月以上を経て受験する場合です。

介護福祉士資格を取得した場合は、サービス提供責任者として働くことができます。より質の高い介護サービスを提供するために、チームのリーダー的な存在として働くことができます。

認定介護福祉士

介護福祉士のさらにキャリアアップした資格が認定介護福祉士です。認定介護福祉士の資格を取得するためには、介護福祉士として5年経験があり、さらに認定介護福祉士Ⅰ類、Ⅱ類を修了した者が認定介護福祉士の資格を得ることができます。

認定介護福祉士は、マネジメントが行える力を備えており、介護職のリーダーを教育する立場にあり、さらに他職種との連携する上においてもリーダー的な立場で実践を行います。

 

 

まとめ

訪問介護員は、在宅を訪問して高齢者等が在宅で生活ができるように身体介護や生活援助を行い、身の回りのお世話を行います。訪問介護員の仕事は、高齢者が急増している昨今では非常に需要があり大切な仕事です。そのため、国の施策として介護職員の処遇改善などで、介護職の待遇改善につながるように働きかけています。

 

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