保健師って国家資格?試験概要は?

皆様は、保健師というお仕事をご存知でしょうか?
名前だけは聞いたことがある方も多いかとは思いますが、実際にどういうお仕事をしているのかわからない方も多いのではないでしょうか?この保健師は、医療や社会福祉の分野において、トータルケア的な役割をするものです。対象となる方も小さなお子様から高齢者の方、障がいのある方、子どもをもつお母さんなど幅広い年齢層に対応しなければなりません。そのために、豊富な知識と経験が必要なお仕事でもあります。

では、実際にこの保健師という資格はどのようにして取得して行くのでしょうか?今回は、この保健師という資格についてお話ししていきたいと思います。

 

保健師は国家資格

この保健師という資格は、国に認められた国家資格となります。
そのために、保健師の勉強をした後に国家試験を受験し、合格することが出来なければ資格を取得することが出来ません。その資格の取得方法は、自分が保健師を志した時期によって変わって来るでしょう。高校を卒業してから保健師を目指す場合においては、保健師の勉強をすることが出来る大学に通うのが一般的な方法です。しかし注意しなければならないのは、保健師の資格を取得するためには看護師の資格も取得しなければならないという点です。そのために、もし最初から保健師の資格を取得するのが目的の場合においては、看護師と保健師の資格がどちらも取得出来る大学を選択するのが一番早い方法となります。もし保健師の資格を今考えていない場合でも、例えば看護師の免許を取得することが出来る専門学校や大学に進み、看護師の免許を取得した後に保健師の学校へ通い資格を取得するという方法もあります。最初から保健師を進路に考えている方は、まず看護師と保健師の資格を取得することの出来る学校を探しましょう。しかし、一概に大学といってもその数は膨大です。しっかりとした勉強ができるように、大学選びは慎重に行いましょう。オープンキャンパスなどにも積極的に参加されることをおすすめします。

また、もうすでに看護師の免許を持ち働いている方に関しては、保健師の勉強をすることが出来る学校で1年以上勉強をすることで単位を取得することが出来るので、その後に国家試験を受験することになります。ここでの勉強は現場に出た際の土台になっていきます。
しっかりと基礎を身につけ、その後の勤務に活かしていきましょう。

 

保健師の国家試験日程、概要

では次に、この保健師の国家試験について見ていきたいと思います。
今年行われた保健師の国家試験の日程は、厚生労働省によると平成30年2月16日の金曜日だとされています。試験場所となるのは北海道・青森県・宮城県・東京都・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県そして沖縄県となっています。この保健師の国家試験は、毎年この2月に行われているようです。そのため申込日は11月から12月となりますので、試験を受験しようと思っている方は注意するようにしましょう。試験科目としては公衆衛生看護学・疫学・保健統計学及び保健医療福祉行政論とされています。合格発表は3月になります。受験手続きの際は、この時に必要なものが数点ありますので、忘れないように用意しておきましょう。受験願書にも添付されてはいますが、出願前の6ヶ月以内に撮影した縦6センチ横4センチの写真、返信用封筒(縦23.5センチ、横12センチ)、表に郵便番号、宛先を記入します。その他、看護師の国家試験合格証明書、看護師免許の写し、看護学校の卒業証明書などが必要になります。また、受験手数料は5400円になり、受験票は郵送されてきますので忘れないようにしましょう。

何かわからないことがあったり、受験票が送付されて来ないような場合においては、自分が受ける管轄の問い合わせ先に連絡するようにしてください。厚生労働省のホームページにも詳しいことが記したありますので、気になる方は確認すると良いかと思います。

 

保健師の受験資格

では次に、保健師の受験資格についてお話しさせていただきたいと思います。
厚生労働省によりますと
① 文部科学大臣の指定した学校(指定学校)にて1年以上保健師になるための学科を収めたもの。
② 都道府県の指定した保健師養成所を卒業、または卒業する見込みのある者。
③ 外国の養成所または学校を卒業し、または外国で保健師免許に相当する免許を持つ者で、厚生労働大臣が上記と同等の知識や技能を有すると認めた者。
④ 保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部を改正する法律の施行の際、現に改正法による改正前の保健師助産師看護師法第19条1号に該当する者。
⑤ 改正法の施行の日前に旧19条第1号に規定する学校に在学し、施行日以後に同号に規定する要件に該当することとなった者。
以上になります。
出典・厚生労働省ホームページ 保健師国家試験の施工を編集して記載
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/hokenshi/

 

保健師の国家試験合格基準

では最後に、この保健師の試験合格基準についてお話しさせていただきたいと思います。
厚生労働省による、今年行われた第104回保健師国家試験の合格基準のデータは一般問題を1問1点(74点満点)、状況設定問題を1問2点(70点満点)として総得点が144点中87点が合格基準となっています。
また、この年の総合的なデータとして出願者は8265人、受験者は8191人、合格者は6666人、この第104回保健師国家試験の合格率は81.4%となっています。ちなみにこの数字は、助産師国家試験、看護師国家試験で見た場合、合格率は一番低くなっています。この合格率はもちろん毎年変動がありますが、保健師は80パーセントから90パーセントだと言われています。この試験のために勉強を続けていれば難しい数字ではないはずです。
出典・厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken03_04_05/about.html
保健師は、この試験に合格した後もとても多くの専門的な知識が必要な職業です。勉強している時はまだいいのですが、現場に出てしまうとわからないは通じません。その対象者は、保健師のあなたを信じ、頼りにして相談してくるのです。実際に就職し働き出してしまうと忘れがちなことではありますが、ここでどれだけの知識を身につけることができたかで働き方もぐっと変わってくるでしょう。
もちろん、知識だけ豊富であってもそれを前に出していかなくては意味がありません。そういう点では、保健師で大切なのはコミュニケーションをとることだとも言えます。なぜならどんな問題を解決するにも、まずは対象者と話しをすることからがスタートになるからです。これは、どの職場に就職したとしても同じことが言えます。まずは相手がどんなことを望んでいて、どのような援助を望むのかを把握しなければなりません。そして、相手が相談してきたことについて返答できるだけの知識も必要になるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?保健師は、実はあまり目立つような職業ではありません。看護師や医師、介護士などの職業とは異なり、どちらかと言うと、裏方に近い職業です。しかし、この保健師は福祉や医療の現場のみならず、一般企業や教育の現場においても多くの方を救っているのです。福祉や医療の現場の縁の下の力持ちと言っても良いでしょう。今この保健師を目指している方は、ぜひ頑張ってください。

 

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