グループホームの世話人ってどんな仕事?仕事内容は?配置基準は?

現在認知症と診断させれている人は462万人おられ近い将来には5人に1人は認知症を患っている高齢者の環境になっている可能性が非常に高く。現在認知症の高齢者の受け入れ施設にグループホームがありそこに世話人と呼ばれる認知症患者のお世話をする人がいます。今回は世話人について具体的に紹介させて頂きます。

 

グループホームの世話人とは

認知症の家族を介護するようになると、家族は様々な問題を抱えるようになります。例えば徘徊の他にも認知症特有な症状で苦慮する事や又ケアの面でも家族の介護離職問題等の状況になってきた時に利用するのが「認知症対応型共同介護施設」グループホームです。グループホームは認知症の高齢者を対象とした少人数での共同生活施設で、2000年介護保険制度開始に伴って設立され年々事業所も増え2015年時点で12,983の事業所がありその事業所内で利用者の食事のサポートから日常生活においての世話まで行っているのが世話人(キーパーとも呼ばれる)です。現在グループホームでは世話人の不足もある程度解消してきており施設側も待遇面の改善などを行い求人を行った結果が一部の改善につながりましたが問題は待遇面だけではないようです。それは利用者が認知症という特有な疾患を患っていることもあり世話人に対しての色々な生命の危機につながるような行動も受けても耐えなければいけない過酷な職場環境での仕事に世話人としての真っ当な仕事ができない状況にあることが世話人の人材不足につながっている要因でもあります。利用者から受ける世話人に対する次のような暴言などに耐えきれない状態にあるようです

 肘の同じ部分を悲鳴をあげるくらいに毎回つねられ「青あざになった」
 男性の利用者に後ろから押されて額を3針ぬった
 毎回食事の時に暴言を言われる
 職場の責任者に相談しても「相手はそういう病気だから」と言って、それがここの仕事だと言われ結果退職

世話人は特に資格は必要とされません、しかし認知症患者の介護という事で利用者を理解してあげることが世話人としての役割ではないでしょうか。

グループホームの世話人の仕事内容、資格

平成27年全国グループホーム実態調査によると調査対象事業所1,436事業所、ホーム数6,432ヵ所、利用者数28,596人の調査回答の結果から紹介させて頂きます。全国のグループホームの利用者数は2015年10月時点で100,314人で総利用者の28%が今回の調査に協力してくれたことになります。現在の10万人の利用者の生活面でのサポートをするためには現状の世話人の状況では消して満足な人材には達していないと思います。

図1

引用先:平成27年全国グループホーム実態調査
世話人の確保が「極めて困難である」とした事業所が全体の20.8%(昨年度21.7%)と昨年に比べ若干ではありますが解消されており、「十分確保している」10.2%(昨年度8.1%)と人材確保について事業所の取り組みが進んだ事を示しています。しかしながら.職員(スタッフ)の状況から見てとれる世話人の高齢化(60代が4,834名と一番多い)等、人材の確保は重点事項でもあります。グループホーム(地域生活支援)の仕事は、いかに働きがいがあり、自己実現ができる、魅力的な職場という発信や待遇面の整備など一層の活動を進める必要があります

図3

引用先:平成27年全国グループホーム実態調査

この調査結果から見えて来るものとしては世話人は60歳代、70歳代の高齢者でパート・あるいはバイトの非正規社員が最も多くグループホームでの職員の半数は世話人で利用者を介護している状況がわかります。高齢になっても続けられる理由としては
①世話人は資格が必要ない
②キャリアがある為に認知症の患者への対応能力が高い。
③いつ自分も逆の利用者になるかわからないその時の為に備えている
今回の調査結果を見る限りグループホームでの世話人の位置づけはなくてはならない立場にあります。

グループホームの世話人の配置基準

どんな建築物を建てる時には必ず設計基準や耐震基準等の法で決められた基準を守らなければ建築物として認められません、グループホームも通常の建築物よりも障ガイ者施設な為に一段と基準も厳しくなってその中の世話人の配置基準について紹介致します。新規に介護保険の指定事業所として登録するグループホームを開設するには、法人格(株式会社、NPO法人、社会福祉法人など)であることが第一の基準です。その後グループホーム開設に必要な人員基準、設備、運営、立地に関しての条件を満たす事が出来ているか、基準内容を確認をしながら準備を進めていく事が重要です

 人員基準
 設備基準
 運営基準
これらの基準の中で世話人に関する基準となる人員基準について以下のような内容となります

職種             職務内容         配置基準
管理者 従業者及び業務の管理その他の管理を一元的に行なう l  1人配置

l  兼務可・非常勤不可

l  資格要件なし

サービス

管理責任

利用者の個別支援計画を作成すると共にサービス内容の評価、日中活動サービス事業者との連絡調整など他の従業者に対する技術的指導や助言を行う l  利用者の数を30で除した数以上

l  兼務可(但し定員20人以上は専従)

非常勤可

l  資格要件あり

(平成18年厚生労働省告示第544号)

世話人 食事の提供や生活上の相談など、日常生活に適切に援助する l  利用者の数を6(人員配置基準の選択により5又は4)で除した数以上

(常勤換算方法)

l  兼務可・非常勤可

l  資格要件なし

生活支援員 食事や入浴、排せつなどの介護を行う尚、外部サービス利用型指定共同生活援助の場合は設置不要 l  以下の数の合計数以上

・障害程度区分3の利用者を9で除した数

・障害程度区分3の利用者を9で除した数

・障害程度区分4の利用者を6で除した数

・障害程度区分5の利用者を4で除した数

障害程度区分6の利用者を2.5で除した数

l  兼務可・非常勤可

l  資格要件なし

 

 

グループホームの世話人の給料

グループホームで働く世話人の雇用形態は正社員、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員と様々です。その中で非正規社員が圧倒的に多いようですその理由は世話人としての資格が必要ない事とと10年以上のベテランの職場で正規社員は昼間の業務にシフトされ世話人は夜勤、宿泊のシフトが多くなります。その為に給料は正社員の場合月給換算がほとんどですが、パート・アルバイトの場合は時給または日給のいずれかになります。

給料は正社員だと月給16~25万円(年収240万円が相場)で、新卒採用の場合は18~23万円とやや高めです。
スタートも短大卒・大卒の場合とで2万円ほどの差があり、介護福祉士や社会福祉士資格を保有していると資格手当を付与するというところも珍しくありません。パート・アルバイトは時給980~1,100円が相場で、ケアマネジャー夜勤専従となると時給は1,500~1,700円に上がります。年収500万~600万円を目指す場合は、医師や看護師、介護福祉士など医療関連の免許・資格の保持者、施設長、運営管理といった役職に就くことになります。またその場合は、日給での換算になることもあります。

[給与事例] 1. 勤務場所・・・・・知的障碍者ケアホーム(現在はグループホームへ一体化)
2. 勤務年数・・・・・3ヶ月
3. 契約社員
4. 夜勤数・・・・・・・月18日
5. 勤務時間・・・・・15;30~翌日9:00
6. 給与明細・・・・・基本給17万、世話人手当3万、交通費、時間外手当手取りで20万弱

まとめ

認知症はもう遠い存在の病気ではなくなってきましたいつ自分の両親やひょっとしたら若年性認知症という事も身近に発生する可能性は十分にあり得る事です。

なるべくなら今回のテーマのグループホームの世話人のお世話にならないように認知症予防を行うようにしてみてはいかがでしょうか。

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