リコード法は認知症に効果的!?どんなことをするの?

認知症にはいくつかのタイプが存在することは今や多くの人に知られています。認知症の一つであるアルツハイマー型認知症は、認知症患者の6割を占めています。アルツハイマー型認知症では、脳にアミロイドβと呼ばれるたんぱく質が過剰に蓄積して自覚症状がないまま徐々に病気が進行する不治の病と言われていました。
「アルツハイマー病 真実と終焉」の著者であるブレデセン博士の研究により炎症・栄養不足・毒素という3つの脅威に長期間さらされてアミロイドβが過剰に蓄積した結果、脳神経を破壊していることが判明したとされています。これらのことを基に、ブレデゼン博士は「リコード法」という新しい治療法を確立しました。

 

リコード法とは

ブレデゼン博士のリコード法(名称の由来は「認知症が回復=リコード する」)によると
アルツハイマー病発症因子として36の不具合が、患者の大多数の人にあてはまる要因として特定されています。その不具合は100には達しないものの実際は36個以上あるとされ、それは人によってバラバラであるとしています。
そして、ブレゼデン博士によると、アルツハイマー病は生活習慣病のようなものであるとされ、初期の場合、9割は治るとしてます。
リコード法ではアルツハイマー病発症因子を改善していく方法をとります。
具体的な治療プログラムは以下のようになります。

■ リコード法治療プログラム

食事指導:ココナツオイルを用いたケトジェニックダイエット,血糖の日内変動をリブレ装置で測定します
サプリメント治療:ビタミン、フィトケミカル、ポリフェノールなどのサプリメントを処方します
薬物治療:必要に応じて、ホルモン補充療法などの治療をします
睡眠指導:本に記載しているリコード法に準じて睡眠を改善します
リーキーガットの治療プログラム:基本的に食事療法とメディカルロイテリ菌による治療プログラムです
運動指導:タイチスタジオと連携し太極拳運動プログラム、瞑想プログラムを行います
また、タイチスタジオでジャイロトニックが実践できます
デトックス治療:グルタチオン点滴などのデトックス治療を行います
神経幹細胞刺激治療:TAMAS装置を用いた磁気刺激治療を行います
神経回路再生療法:サイトカインを用いた神経回路再生治療を行います(治療にはp300検査が必要です)
脳トレーニング:各種脳トレ本で指導します

 

リコード法と認知症は人によって違う?

ブレゼデン博士は、アルツハイマー病は生活習慣病と同様に考えるとしているので、リコード法では普段の生活の中で改善すべき点に対するアプローチを個々に行うことになります。
ただし、発症因子は、その人を取り巻く環境やこれまでの生活歴によって異なるので、リコード法による治療内容も人によって違うということになります。
主なリコード法によるプログラムは先に紹介しましたがリコード法治療プログラムの効果は早くて3ヶ月~6ヶ月で認知機能の回復が期待できます。最初の数ヶ月はプログラムの微調整が必要になりますので、毎月の通院が必要です。
6ヶ月経過してプロトコルが最適化できれば、外来受診は3ヶ月~6ヶ月に1度の受診に減らすことが可能です。しかし、プロトコルを勝手に辞めると2週間で認知機能は逆戻りすると報告されていますので、継続治療が必要でとなります。

 

リコード法のサプリメントと食事

リコード法の治療プログラムは、食事、運動、睡眠といった生活習慣の指導や、脳の栄養不足を補うサプリメント、脳トレーニング、ストレス対策など、実に多岐にわたります。
ここからは特にリコード法のサプリメントと食事についてみていきましょう。

■サプリメント

マグネシウム、葉酸、ビタミンB6、B12
→アルミニウム負荷を軽減するためのケイ素ウォーター、高ホモシステインはマグネシウムを損失、アルミニウム曝露が軽減されればMgが脳へとアクセスすることができる。

N-アセチル-ビタミンD、ビタミンE、フェルラ酸、トリシクロデカン-9-イル-キサントゲン酸塩、セレニウム、メラトニン、コエンザイムQ10、リポ酸
→アルツハイマー病において活性酸素を除去するためのアプローチ

リコード法ではこの他にも、たくさんのサプリメントのそれぞれの効能を組み合わせて認知症の治療をおこないます。

■食事

食事については、「ケトフレックス12/3」と名付けられた食事法の実践が前提になっています。これは、体のエネルギーとして脂肪を燃焼する状態を目指すもので、この状態は認知機能にとって最適だとされています。
この状態を促すには、次の3つを組み合わせる必要があります。
(1)糖類、パン、ジャガイモ、白米、ソフトドリンクなどの単純炭水化物食品を最小限にする(低炭水化物食…要するに糖質制限)
(2)適度な運動(早歩きやもっと激しい運動を週150分以上)
(3)毎日少なくとも12時間は絶食する(夕飯から朝食まで12時間は空ける)

リコード法の注意点

リコード法を始めるにあたって以下の点について注意が必要です。

注意点1:持病がある方

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)ではないけれど、他の持病がある方。また、他に持病がある方は、主治医の先生にご相談ください。

注意点2:出血傾向がある方

「血が止まりにくい」、「鼻血がよく出る」、「打ってもいないのに青あざができている」、「歯茎から血が出ている」といったことが身に覚えのある方は、出血しやすい病気が潜んでいる場合があります。
こうした場合、血液をサラサラにするω3脂肪酸などの摂取は控えておきましょう。

注意点3:ワルファリンなど、抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)を服用中の方

血液をサラサラにするサプリ等の摂取はできませんのでご注意ください。

注意点4:脳アミロイド血管症(コンゴーレッド親和性血管障害)がある方

または疑われる場合、出血リスクが高いので、3)と同様にω3脂肪酸など血液をサラサラにするサプリ等の摂取はできません

まとめ

最後に、ブレゼデン博士によると、アルツハイマー型認知症はさらに3つの型に分けられとしているので紹介します。

■炎症型

炎症から脳を守処理(免疫システム)の慢性化から脳細胞の新陳代謝のバランスがくずれアルツハイマー病を発症する。
•病原体の感染からくる炎症
口のバクテリア、鼻からきたカビ、ヘルペスなどのウィルス、ダニのかみ傷からのボレリアなど
•炎症性のある食物の摂取
砂糖、トランス脂肪酸など
•胃腸のダメージを与える食事からくる炎症
胃腸はダメージを受けると穴が空き、食物や有害物質が血流に流れ炎症を起こす。
トランス脂肪酸、糖、グルテン、乳製品など

■萎縮型

脳の栄養不足から脳細胞の新陳代謝のバランスがくずれアルツハイマー病を発症する。
ホルモン、脳神経栄養因子、葉酸、ビタミンD、ビタミンBなどの不足

■毒素型

脳を有害物質から守るため、アルツハイマー病の原因となるアミロイドを脳に形成してしまう。
水銀や銅などの有毒金属、カビが生産したマイコトキシンなどの生物毒素

アルツハイマー型認知症についての研究が進み、一つの病気であっても特徴別にタイプを更に細かく分類できることで、その病気を緩和し治す方法も多く見出すことができるでしょう。その一つの方法がリコード法だと言えますね。

介護の相談を受けて報酬がもらえるサービス?

会社勤めの方が家族の介護を理由に辞めてしまう【介護離職】
そんな人の介護の相談に乗るだけで報酬がもらえちゃうサービスを紹介します!

空いた時間でお小遣いが稼げ、スキルや資格を活かせるサービス【JOJOS】の登録はこちら!

jojoschatbanner

 

友だち追加
LINEからのご登録はこちら!

 

関連記事

介護相談の相手をして報酬がもらえる!

介護に困っている働いている人向けの介護相談、マッチングアプリ【JOJOS】 相談に乗るだけで報酬がもらえるので空いてる時間で自分のスキルを活用できます。

登録はこちら