高齢者(シニア) ビジネスってなに?種類と事例は?

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ビジネスの成功者は「発想」や「ビジネスチャンス」を旨くつかむ事と市場性の読みが加わらないと成功への道は遠い事です。男性は一度は会社をもつ事に夢を持ち退職後その夢の実現のためにシニアビジネスを始められるのが多くなってきています。今回はこれからの高齢者(シニア)ビジネスのあり方について解説させて頂きます。

 

高齢者(シニア)ビジネスとは

現在高齢者と呼ばれる年齢はいくつだと思われますか?企業の退職時期の60歳か介護保険第一被保険者になる65歳か後期高齢者と言われる70歳か明確な定義はありません日本では介護保険開始年齢の65歳を高齢者というようです。現在日本の高齢者の平均寿命も男女とも80歳を超えています。そんな高齢者環境で65歳という年代はまだまだ生涯現役として今まで築き蓄えてきた技術や経験を生かして起業してシニアパワーを発揮出来るチャンスかも知れません。

高齢者社会の市場性

平成28年10月1日現在の日本の総人口は1億2,693万人で、その内65歳以上の高齢者は23.7%で2025年には30%を超すものと試算されています。そんな超高齢化社会の中で高齢者(シニア)ビジネスに挑まれる時には「介護」「生活産業」「医療」とよばれている高齢者にはこの3つのキーワードでのビジネスを基本に考えて展開される事をお勧めします。何故ならばこの3つのキーワードの市場には高齢者を抜いて考えられる市場ではないからです。

高齢者がビジネスに参入していくにはビジネスの対象者をまず第一に考え、高齢者対若者より高齢者対高齢者の方がビジネスでの距離間が近くなります。現在これだけの市場規模を持つ業界はかってはIT業界もありましたが携帯電話もパソコンも今は飽和状態になりiPhoneなども売り上げが低迷している状態で、現在市場規模も含み新規進出を考えているのが先に挙げました3つのキーワードの業種です。この機会に高齢化市場を見逃さずビジネスチャンスとして市場へ進出して来る企業や定年退職後退職者を集め退職者だけの企業を創設して進出してきている企業や団体も決して少なくはありません

更に高齢化市場で見逃がすことができないのが「認知症」の薬の開発、実用化で、政府が打ち出した「新オレンジプラン」などの計画で2024年にはは2,045億円規模の市場性が予想されています。世界でも認知症を患っている高齢者人口は第一位でその為に世界の薬剤会社も日本の認知症患者の実態から判断して日本は世界の認知症薬剤会社と日本の薬剤会社との提携や買収で認知症の市場へ進出する決断をさせましたが、そのなかの一つがアメリカのバイオシェン社のアルツハイマー型認知症の治療薬のアヂュカヌマブの開発に成功して同社の社長は「日本は世界で一番の市場」であると断言しています。このように日本の社会保障関連のビジネスの市場性は皮肉な物で高齢者の増加と共に成長していく傾向にある事に考えさせられるものもあります。
又介護関連のビジネスを色々な調査機関のデーターをみると日本の高齢者の人口は増加しても総人口は減少してきます。高齢者市場は2040年ごろまで成長してくる予測がたてられ高齢者向けの市場としては「介護」「医療・医薬」「生活産業」の3つに分割され市場予測としては2007年の62,9兆円から2025年の101.3兆円の内介護は15.2兆円の予測がたてられていますがこれらの予算の原資は税金で最終的には介護保険料などの国民負担になりかねませんここで紹介しました業界での新規参入にはエンドユーザーが行政という事もあり市場性は大きいですがビジネス化するまでに認可の問題など行政特有な壁がある事を理解のうえ取り組んでください。

 

高齢者(シニア)ビジネス種類と事例

高齢者(シニア)ビジネスを立ち上げる場合にはスタートする前の調査を色々な角度から行い自分たちが参入しようとしている業界の情報分析をよく行ってから進めないと結果大きな損失に繋がりかねません。

産業分野別利益率

第一位  学術研究 専門・技術サービス    15.2%
第二位  不動産業                  12.5%
第三位  飲食サービス業       11.5%
第四位  医療・保健衛生              10.4%
第五位  生活関連サービス業           8.9%
第六位  社会福祉。介護事業          8.4%
介護業界を一例にしてみると、介護業界の利益率や売り上げが伸び悩む原因としては3年に1度介護保険法の見直し改正が行われています。その際の介護報酬が低迷している事にも原因はあります。しかし市場性という点でみると成長業界とも言えます。

図2

                                                                            出展:みずほコーポレート銀行資料
前の介護産業の伸び率を参考に試算すると2025年には100兆円を超える巨大な業界になってきます、中でも生活産業が50兆円規模の市場となり高齢者関連のビジネスで今後も成長が見込まれている市場であることは確かな事です。生活産業の業務範囲には既に宅配、見守りサービス、家事代行などはすでに行われていますので、これらは今までにないサービスを新しい発想を取り入れていく事ができれば成功への道は見えて来るでしょう。

高齢者向けのビジネス

高齢者向けのビジネスとしては様々な業種が考えられますが「介護」「医療」「生活産業」での高齢者向けの市場の規模は確かに今後も高齢者の増加と共に拡大して来ることは予想されます。しかしこの業界の特殊性から問題も多く「介護職の不足」「介護職の高齢化」「賃金の低迷」など、又最も大きな壁となるのが行政の認可、指定を取る事で現在でも永年解決出来ない問題として介護業界の課題の一つです。シニアビジネスのターゲット市場にするにはリスクが大きいように思えます。シニアビジネスとして起業する場合まずは自分のもっている技術や経験を生かした例え小さなネジでもオンリーワンの商品開発(介護ロボットなど)を行えるか又は外にないサービスという商品を創るかなど他との差別化と特異性がなければ起業しても介護業界でもその他の業界でも結果は明白です。

 

高齢者(シニア)ビジネス失敗例

高齢者の方が新しいビジネスに挑戦されることは今まで会社で使われてた立場から使う立場へと変わってきます 小さな会社でも立ち上げることになったら従業員から経営者になるわけですから会社の運営に全責任がのしかかってきます。高齢者になってビジネスを始めるには次の項目で失敗の事例を紹介しますが最低限の条件がクリアーにならない場合は開業しない事がご自身の為でもありしいては家族のためでもあります。

起業の為の最低条件

① 販売する商品が決まっているか
それは自社開発品で特許申請なども済ませてある「オンリーワン」の商品であるか。
② 販売ルートの検討は実効性があるか
③ 販売方式 (ハードウェアを売るのかロイヤリティなどのソフトウェアの販売か)
④ トラブル発生の時の体制はできているか
⑤ 半年から1年 売上がなくても 会社を継続できるための資金を用意されているか
⑥ 販売する商品仕入れ商品なら仕入れ原価と販売価格の検証はされているか

最低限以上のような項目を守られていない場合は起業するのは止められた方がいいと思います。

 

高齢者(シニア)ビジネスの失敗例

[失敗事例1]

中高年向け雑誌の販売を行った時の事例、中高年をターゲットにした雑誌は、2000年頃から急増し、これまでに延べ100誌以上が世に出ていると言われています。ところが、この分野で雑誌ビジネスの成功の目安と言われる10万部を超えているのは、「いきいき」(現在の名称はハルメク)」と「サライ」程度しかありません。大半の後発雑誌が、先行するこの二つを真似して似たような内容にするのですが、結局及びません。その結果、大半が発行開始から二年以内に撤退を余儀なくされているのが現実です。

[失敗事例2]

中高年向けの会員制サービスでの例です。ある会社が立ち上げた中高年ターゲットの健康サロンには、フィットネス、レストラン、カルチャースクールと何でもあるのですが、他のサロンにない「これ」といったサービスがないために苦戦し、3年で撤退。

[失敗事例3]

ある中高年向け会員クラブは、ラジオとのタイアップをして特色を打ち出したが、クラブのその物の特色が不明で活動の中心となる強力な売りとならず、やはり数年後に撤退しました。

これらの失敗事例の共通点は、内容があれもこれもと「てんこ盛り」で、競合商品との差異がぼやけていることです。対策としては①ターゲット顧客を誰にするのか明確にすること、②競合他社にない「キラーコンテンツ」をつくることです。

高齢者(シニア)ビジネスの注意点

シニアビジネスで注意すべき点はシニアの物に対しての要求度合いが多様化している事で、一部の高齢者は資産もある程度もっていてライフスタイルも独自の物に変化してきています。物を購入する時には独自の考え方により「他の人との差別化」「独自の個性化」を基本に購買意欲も昔の高齢者に比べはるかに高くなってきています。今後益々高齢化の波はおおきくなってきます。しかし今後も拡大していく高齢化市場は莫大な市場になってきて高齢者ビジネスはプランと展開の仕方や様々な壁がありますのでそれをこえる事ができる企画力、開発力があれば起業するにはいい時かもしれません。但し、過去の実積からみても成功するより廃業する方が多くシニアビジネスのには若い時に起業するより、リスクが高いのも現実です。

高齢者(シニア)ビジネスの注意

① 資金の準備

多くの廃業している所の原因の殆どが資金繰りにつまずいて廃業に追い込まれています。「シニア起業家支援資金」もありますが上限まで借り入れできる起業としての実績が必要な為に少しづつでも資金をためておくことです

② マーケテイング能力

シニア起業では人生経験やキャリアが長い為に自信過剰になったり過去の成功体験にとらわれたりして、本来の自分の所の商品やサービスのマーケテイングがおろそかになる恐れがあります。

③ ITへの対応

マーケテイングにおいてもwebでの調査やSNSでのやり取り会社内の経理や発注、在庫管理などもパソコンによって処理されます。これは高齢者の苦手なものですが絶対に勉強するようにしてください。

④ 健康や体力面ように

シニア層は若い時のようにバリバリ仕事ができる事は不可能です。無理なく働ける仕事を選択する事も一つで
病気で入院などした時に仕事が止まらないようにすることが重要です。

以上の注意点に気を付けて特に健康面は周りや取引先にも影響がでますので十分に健康管理を怠らないようにしてください。

まとめ

男性は一度は自分で起業してみたいと、夢をもっています。しかし小さくても会社となるとリスクもある為に大半の人は夢でおわります。人生最後のチャンスが高齢者(シニア)ビジネスです。最後のチャンスを生かして大きな夢の実現をかなえてみてください。

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