ソーシャルワーカーの仕事について教えて!特性は?仕事内容は?

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福祉や医療の現場で耳にすることが多くなっているソーシャルワーカーという職種ですが、実際にどのような仕事でどのような人達の事かというのはまだあまり知られていません。ソーシャルワーカーという言葉が一般的になってきている今、その仕事や内容について確認してみましょう。

 

ソーシャルワーカーの仕事とは

ソーシャルワーカーとは

「ソーシャル」とは社会性、社会的という意味を持つ言葉です。主に社会復帰支援等の仕事をする人が総称して「ソーシャルワーカー」と呼ばれています。アメリカや海外ではよく聞かれる言葉ですが元々日本にも同じような役割をする人たちはいました。ただ戦後日本では、社会参加できない人、社会復帰が必要な人たちはあまり表立って取り上げない風潮があったのでその仕事も一般的に知名度が高いものではありませんでした。近年では高齢者福祉、障害者福祉、不登校や虐待などの児童問題、貧困問題などが注目され、ソーシャルワーカーの活動が社会的にも注目されるようになってきました。

ソーシャルワーカーと呼ばれる職種

日本ではソーシャルワーカーという概念が後から入ってきました。その為「これがソーシャルワーカー」という明確な区分けではなく今ある職種がソーシャルワーカーに当てはまるのでそう呼ばれるようになってきています。代表的な職種としては社会福祉を総合的に取り扱う社会福祉士が挙げられることが多いのですが、医療・介護施設では相談員をソーシャルワーカーと称しているところも多くあります。また児童相談員や市役所の福祉関連の担当者も社会復帰や社会交流を支援する仕事という点からソーシャルワーカーと呼ばれることがあります。また法律や社会資源の知識を持って効率よく提供する専門職として医療ソーシャルワーカー、精神科ソーシャルワーカー、保険児童ソーシャルワーカーなど専門的な呼称も新たに作られてきています。

ソーシャルワーカーの職場

医療や高齢者・障害者福祉、児童、生活困窮者など社会的立場の弱い人と関わる職場ではただその人の問題を解決するだけではなく必ず社会と結びつきを作るという過程が必要になります。ソーシャルワーカーの職場はそういった医療または福祉の施設や社会的支援に関わる公的機関などが主な職場になります。

ソーシャルワーカーの資格

ソーシャルワーカーの仕事は特に資格を必要としません。しかしその職に就くにはある程度専門的な資格があったほうが有利となります。代表的な資格としては「社会福祉士」「精神保険福祉士」が挙げられます。高齢者介護では「介護支援専門員(ケアマネージャー)」が施設の相談員として勤務してソーシャルワーカーの役割を果たしていることもあります。また公的な資格ではありませんが「医療ソーシャルワーカー」や「児童ソーシャルワーカー」などの認定資格を取り扱う団体もあります。

 

ソーシャルワーカーの仕事の特性

自立を支援

ソーシャルワーカーの仕事の目的は対象者の自立を支援することにあります。物や直接的なサービスを提供するのではなく、人それぞれの悩みや問題を解決しながら社会資源と結びつけて本人の自立を促します。その為にコミュニケーション技術、援助技術、社会資源、法律など幅広い知識と技能を使って支援を行います。

社会資源を活用

ソーシャルワーカーが他の職種と大きく異なるのは自分と務める職場だけではなく他の施設、公共機関、支援団体、ボランティアなどあらゆる社会資源を活用する点です。ソーシャルワーカーは対象者の利益となるように自分の務める職場だけではなく、対象者が社会復帰に必要なものを社会全体から考えていく必要があります。

人と人を繋げる

ソーシャルワーカーが最も重要な働きとなるのは人と人、団体と団体など他職種、多目的団体とを結びつけることです。対象者が社会復帰や適切な支援を受けられるように関係性を築いて繋がりを作ります。その為に連絡や相談、会議などを行いながら調整を対象者との関係を調整していきます。

福祉関連の法律知識

ソーシャルワーカーは福祉と関わるため福祉の法律に関する知識が必要になります。また専門とする職種によって児童は児童福祉法、障害者は障害者自立支援法、高齢者は老人福祉法など各分野に関連した法律の知識も必要になります。ソーシャルワーカーはそうした法律の知識も合わせて支援の方法を考得ていきます。

ソーシャルワーカーの仕事内容

相談

ソーシャルワーカーの仕事は相談を受け付けるところから始まります。対象者または家族などの相談者の話を聞き希望の確認や問題の抽出とともにその人をよく知るという作業をします。言葉だけではなく表情、声の調子や身振り手振りなどさまざまな情報を読み取ります。

支援の方向性の見定めと提案

対象者の情報を元に支援の方向性を見定めます。利用できる社会資源や支援サービス等をある程度ソーシャルワーカーが選定し対象者に提案します。生活に問題を抱えている場合すぐには受け入れられないこともあるので時には時間をかけてコミュニケーションを取りながら理解や参加の促しなどを行っていきます。

関係の調整

支援の方向性や具体的なサービス利用等が決まれば各機関との調整が必要になります。サービス提供事業者や公的機関、ボランティア団体などの担当者と必要な情報の連絡、相談、報告を相互に行いながら対象者の状況を確認して支援を行っていきます。

会議

本人、家族、他機関や団体、多職種間など全体の意見の調整が必要な時は会議を開催して方針や対応の統一、確認を図ります。個別でのやりとりとは違い各職種や違う環境での情報が新しい発見や気づきにもつながります。いろいろな視点での意見を出し合うことで支援の方向性や可能性の幅を広げていくことにもなります。

苦情

対象者に紹介したサービスに関して問題や苦情が発生した場合は事実関係を確認した上で対象者とサービス提供者との調整を行います。サービス提供者には改善のお願いや具体的な対応を確認し対象者には説明をしたり理解を促したりします。サービスが合わないと判断される場合にはサービス提供事業者を変更したり支援の方針を変更したりします。

記録

対象者の抱える問題や希望、提案した支援内容や対応、利用した社会資源とその状況など様々な記録を行います。記録は内容や取り扱う機関によっては法律または制度などで義務付けられているものもあります。記録は問題が起きた時に確認できるだけでなく、担当の変更やサービスを依頼する際の引き継ぎ、情報の提供にも使われます。誰が見てもわかりやすく、簡潔で正確な記録が必要になります。

 

ソーシャルワーカーの仕事の注意点

プライバシーの保護

ソーシャルワーカーの仕事は対象者の個人的な情報を多く知ることになります。そのような情報に多く接しているとだんだんと感覚がマヒして知り合いに愚痴をこぼしたり何気なく公然で話してしまったりといことが置きやすくなります。ソーシャルワーカーはプライバシーに関わる情報を多く取り扱っているという自覚とともにこうした情報が安易に漏れないように気を配らなければなりません。

対等の立場(上でも下でもない)

ソーシャルワーカーと対象者は「お客様と店員」「指導者と生徒」のような関係ではありません。お互い社会人として対等の立場として接することが必要になります。対等というと敬語を使わなかったり家族のように遠慮なく物事を言ったりする人がいますが支援する立場でそれを行うと威圧感を与えたり上から目線と受け取られます。対等の立場というのはあくまで「同じ社会人」としての立場です。相手を尊重し押し付けや指導するようなスタイルにならないことが大切です。

まとめ

ソーシャルワーカーの仕事は多様な知識や技能を必要として活動の範囲も広いと言えます。自立を支援することは人を元気にしたり笑顔にしたりする仕事です。大変な仕事と言われることも多いのですが、やりがいを感じて働いている人も多い仕事です。

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