仏壇のお供え物はどんなものがいいの?毎日出すべき?

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仏事が初めての人にとっては何もかもが初めてのことでわからない、ということばかりでしょう。
仏壇を初めて購入したり、譲り受けた場合、先ずは何をどのようにお供えするかもわからないかもしれません。また、お供え物をするタイミングなどにも気を付けることがあるのではないかと悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは仏壇のお供え物について詳しく見ていきましょう。

 

仏壇のお供え物とは

仏壇にお供えする物としてまず思い浮かぶのは、ご飯やお水、お菓子などです。お供え物をする意味は、仏様とご先祖様に目に見える形で日々の感謝を示す行為といわれています。
「私たちは仏様がいつも見守ってくれ、ご先祖様がいてくれたおかげで、今日の自分がある。」という想いをこめて「おかげさま」、「感謝」の気持ちでお供えをするのです。また、旬の食べ物を購入したりいただいた時、お土産などをいただいたときもはまずお仏壇に供えるということが習慣となってきました。そして、仏壇に手を合わせ、お供え物をするという姿を子供に見せるという意味もあります。自分の親や御先祖様を敬う気持ちを表すことが習慣付くことで、子供たちは目上の人への尊敬の念や日々の暮らしへの感謝の気持ちを持つことができます。

 

仏壇のお供え物の種類は?

お仏壇のお供え物には、「五供(ごくう)」と呼ばれる、「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水」「飲食(おんじき)」の五つがあります。
五供のお供えではいずれも、タイミングやマナーがあり、宗派によっても決まりごとがありますが、自宅にあるお仏壇にお供えする物としてみていきましょう。

■仏壇のお供え物「五供」

【香】

香は線香の香りで、心身を浄化する意味があります。お香や抹香(お焼香で使う粉末状のお香)の香りが部屋のすみずみまで行き渡ることで、すべてのものに平等に接するという仏様の慈悲の心を表しているともいわれてます。

【仏花】

仏壇やお墓等にお花を供えることを供花(くげ)といいます。仏様やご先祖様を新鮮な花でおもてなします
新鮮な花を仏前に捧げるのは、その花のように心を清くいてほしいという仏様の教えであり、願いでもあります。購入した花でも、自宅の庭に咲いた花でもかまいません。ただ、派手な色の花や棘のある花、毒や強い匂いのある花などはお供えの花として好ましくないと考えられる場合があるので気をつけましょう。また、造花やドライフラワーもまだ一般的には受け入れられていない部分もあるので避けた方が無難でしょう。

~お花をお供えするときの注意点~

①正面を拝む人へ向けましょう。これはお花で飾られた仏様と拝む人が向き合うことで心が落ち着くという意味があるそうです。
②仏前を照らす灯りは、拝む人の煩悩も取り除くと言われています

【灯燭 とうしょく】

ろうそくと灯して供養することは私たちの迷いをなくし、心に安息をもたらすという意味があります。一般的には朝、お水や仏飯(ぶっぱん)の後にろうそくに火を灯します。
ろうそくの火を消す時には、口ではなく、手やろうそく消しで消します。

【浄水】

お仏壇に向かう時に差し替えるお水やお茶は、心を洗うという意味があります。

参考:浄土真宗は浄水のお供えをしません。
浄土には「八功徳水」(はっくどくすい)という八つの功徳を備えた水があるので、現実世界の水を供えないという考えからです。

【飲食 おんじき】

朝夕のご飯を頂く前伊や頂き物をしたときに、仏様と同じ食べ物をいただくことでご先祖様と繋がるということを意味します。炊き立てのご飯の一善目をお供えし、朝夕、ご飯が固くなる前に下げるようにします。

【その他のお供え】

お供えでは、ご飯だけでなく個人が好きだったものやお菓子、果物などをお供えすることも大切なことです。お仏壇にお供えする物は、傷みにくい物がよいでしょう。

 

仏壇のお供え物は毎日出すべき?

仏壇というものは、買っただけでいいというものではなく、日々お勤めをしなくては意味がないとされています。仏様ご先祖様へ祈りを捧げてはじめて、価値あるものになるからです。では、お供えも毎日行うべきなのでしょうか。

仏壇へのお参りで重要なのは、仏様ご先祖様への感謝の気持ちです。そのため、ご飯とお水をお供えすることは毎日できるけれども、毎日新鮮な花に替えることや、毎日新しいお菓子や果物に替えることまではしなくても良いでしょう。花は枯れてきたら入れ替えをし、お菓子や果物も傷む前に替えることでよいでしょう。

お祈りを捧げること自体に意味があるので、お供えに関しては、最低限のことでもいいから自分が続けられることを行うということが何よりも大切なのです。

 

仏壇のお供え物は宗派ごとでは?

お供え物は宗教・宗派によりしきたりや決まりごとがあります。そのため、ある宗教(宗派)ではお供えしてよいものでも、別の宗教(宗派)ではお供えしてはいけないものもありますので注意が必要です。
お供え物と供花について宗教ごとの特色は以下のようになります。

【お供え物】

■仏式 線香、抹香、ろうそく、果物、菓子、缶詰めなど
■神式 魚などの海産物、酒、和菓子、果物、五穀など
■キリスト教 なし

【供花】

■仏式 菊、ゆり、カーネーション、胡蝶蘭、故人の好きな花
■神式 仏式と同様で白や黄色の花が良いとされている
■キリスト教式 白い花に限る
※キリスト教は祭壇に供物を飾るという習慣がなく、供花として生花を飾ります。また、地域によってことなることもあるので、分からない場合は、地域の葬儀社や喪家に近い遺族にたずねてみるのもよいでしょう。

~供物として送ってはいけないもの~

仏教と神道では、宗教ごとの戒律や考え方が異なるため、それぞれ供物として相応しくないとされているものがあります。仏教では不殺生戒の戒律から肉や魚などの生ものが、神道では仏教の供養方法である線香、ろうそく、抹香などは、神前に供えるものとして相応しくないとされています。

~仏式でお盆にお供えするのにふさわしいとさえているもの~

■仏花

お盆の時期になると蓮の花が入っているものが売られています。花びらのついている蓮をお供えするのがよいです。その花びらを船にしてご先祖様の御魂が15日の夕方に帰っていくとされています。

■菓子

砂糖で作っている盆菓子

■丸い果物

スイカやメロン、ミカンや桃などを切らずにお供えしましょう。

■飲料

お茶やジュースなど

■総菜

夏の野菜を使った食品やカボチャやヘチマを炊いた物やソーメン

※あくまでも、お盆にふさわしいという参考であり、必ずお盆にはこれではないといけないということではありません。

まとめ

故人や御先祖様を偲び、日々の平穏を感謝するということを意味する、お供えについてみていきました。そして、宗教や地域によってお供えの種類も異なることがわかりましたね。
しかし、共通して言えるのは祈りを捧げ、お勤めすること自体が一番重要ということです。
最低限のルールと基本のマナーを知り、日々仏壇と向き合う習慣こそを大切にしていきたいですね。

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