くも膜下出血てどうなるの?前兆は?原因は?

くも膜下出血は決して他人ごとの話ではありません。あなたも明日突然この病気に襲われるかもしれません。それだけ困難な病気とも言えます。そのために今回は少しでもくも膜下出血について勉強してみましょう。知識あれば救える命もあります。

くも膜下出血とは

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上のくも膜下出血による患者数は毎年五万人近い、患者が出ていて、平成27年度厚生省のデーターによるとくも膜下出血による死亡者は12,476人と非常に死亡率の高い疾患です。その原因や兆候等は後のこうもくで詳しく紹介させていただきます。

ここではくも膜下出血に突然おそって来たときに、どんな状態になるかを紹介します。

くも膜下出血の状態

くも膜下出血とは、脳の表面をおおう膜のひとつである「くも膜」の下に出血がある状態をいいます。
原因は、脳の血管のふくらみである「脳動脈瘤」の破裂によることがほとんどです。
くも膜は、脳を保護する3層の膜(外側より硬膜、くも膜、軟膜)の一つです。くも膜と脳との間(くも膜下)には脳の栄養血管である動脈が走り、保護液でもある脳脊髄液(無色透明え体液)が循環しています。
脳は、重さの割合に対して大変多くの血液をもらい働いています。他の多くの内臓とは異なり、脳の表面(くも膜下)には比較的太い栄養血管があります。
一部の血管は、脳を貫いて内部へ栄養を送る働きを担っています。

この、くも膜と脳との空間(くも膜下)にはり巡らされた血管が切れると、くも膜下出血が起こります。その結果、くも膜下に流れている脳脊髄液に血液が混ざります。

頭の中に出血するもう一つの病気に、「脳内出血」があります。くも膜下出血と違い、脳内出血は脳をつらぬき脳の内部へ血液を運ぶ細い血管が切れて、脳の中に出血する病気です。

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くも膜下出血の前兆

くも膜下出血は、働き盛りの世代に多い代表的な脳血管障害です。
発症後いかに早く治療を始めるかが、その後の状態を決める大きな要因になります。突然の激しい頭痛以外にも、前兆として風邪をひいたときのような頭痛や吐き気が表れることもあります。それを見逃さないようにしましょう。くも膜下出血は前兆がなく、ほとんどの人は脳血管が破れ出血した瞬間に激しい頭痛を感じたと言われています。その痛みは激痛と言われており  “突然ハンマーで殴られたような”とか、“これまで経験したことのない”と形容される激しい頭痛が特徴です。これに吐き気や嘔吐(おうと)を伴います。さらに意識障害があったら、この病気が疑われます。しかし、なかにはもっと軽い症状で始まる人がいます。この病気は出血が少ないうちに治療できれば、ほとんどの場合、合併症もなく社会復帰できるので、小さなサインを見逃さないことが大事です。

くも膜下出血は、脳動脈にできたコブ(動脈瘤<りゅう>)が破れて、脳を包んでいる3層の膜のうち中間の「くも膜」と一番脳に近い「軟膜」との間に血液が広がる病気です。脳血管障害は一般に高齢者に多いのですが、くも膜下出血は働き盛りの40代から発が増えてきます。男女比は1対2で女性に多いのも特徴です。危険因子は、高血圧、喫煙歴、過剰飲酒です。高血圧は本人だけでなく、家族も含みます。これらが当てはまる人は、当てはまらない人よりも数倍発症しやすく、家族にくも膜下出血になった人がいる場合は、さらに発症リスクが高くなります。

主な症状は、お話ししたように、激しい頭痛、吐き気・嘔吐です。これらに加えてわずかでも意識障害があったら、直ちに周囲の人に救急車を呼んでもらうことが大事です。もしその症状が、重症のくも膜下出血につながる前兆的小出血であった場合には、発症後数時間は再出血を起こすことがあります。つまり出血が度重なるに伴い、大出血の可能性が高くなり、一度、大再出血を起こしてしまうと、命に関わる事態になりやすいのです。

このように、くも膜下出血は危険性が非常に高い病気と言うことはわかっていただけましたか、身近な方がこのような症状になった時は、焦らず救急車を呼んで、早期対応で窮地をしのげる事は可能性として高くなりなす。

くも膜下出血の症状と原因

くも膜下出血の原因は、くも膜下にはり巡らされた脳の栄養血管である動脈の一部が切れる事でおこります。くも膜下出血を発症した方の約8割から9割は、「脳動脈瘤」と呼ばれる動脈のコブからの出血で発症する事は前の項目でも記述しましたのでくも膜下出血の原因となる症状については、よく理解して頂け事だと思います。

脳動脈瘤は、大きくなって周りの神経や脳の働きを妨害する症状で発見される事もありますが、ほとんどは、切れる瞬間まで無症状です。脳動脈瘤は血管の分岐部の血管が弱い場所にできやすいとされています。また、脳全体を覆う様に広がる動脈の始まり部分、脳底部が好発部位とも言われています。他にも『脳動静脈奇形』『もやもや病』『頭部外傷』『脳腫瘍』『脳動脈解離』による出血などもあるとされています。ほとんどの脳動脈瘤は動脈が枝分かれする部分にできます。また、脳全体を覆う様に広がる動脈のの始まりである脳の底(脳底部)によく見られます。

くも膜下出血の原因:脳動脈瘤

くも膜下出血の原因のほとんどは、脳動脈瘤からの出血です。
その他のくも膜下出血の原因には、脳血管の壁が裂けて出血する場合(脳動脈解離)、けがで血管が切れる場合、脳血管の奇形である脳動静脈奇形から出血する場合、血液の病気や内臓の病気で血が止まりにくいために出血する場合、などがあります。また、色々と検査をしても原因が突き止められない場合もあります。くも膜下出血は、女性に多い病気で、特に50歳から60歳の年齢層に多く発症する病気とされています。しかし、40歳から50歳の男性にも増えてきている傾向があり、その原因は仕事によるストレスと考えられています。他にも物が二重に見える複視』や『片方の目の瞳孔が拡大して物がぼやけて見える散瞳』、『片方のまぶたが開かない眼瞼下垂』、『視野の1部が欠ける視野欠損』などもあると言われています。出血量が多く重症の場合は、頭痛が始まってすぐに意識を失う人もおり、しいては呼吸障害・昏睡状態で死に至る人もいます。出血が少ない場合は意識障害になることは少なく、なったとしても短時間で意識が回復し、病院で治療を受けなくても元に戻ることもあります。
出血後、数時間経過すると『項部』周辺が張り、硬くなってくると首が前に曲がらなくなったりします。また、手足突っ張ったようにして痙攣を起すこといった症状があらわれます。こういった症状があらわれるとできるだけ早く病院に受診してもらう事が大切です。症状が軽く、数分・数時間で回復したからと言って放置しておくと再出血する可能性が高いとされています。

 

くも膜下出血の後遺症と事前にできること

くも膜下出血の後遺症として意欲低下や気分障害が現れることがあります。しかし、運動障害などのわかりやすい後遺症に比べると重要視されないケースも多く、対応が遅れてしまうことも、これが回復の遅れや死亡率の上昇に繋がるとも言われているため、最適な対応をするためにも本人だけでなく周囲もPSDの特徴や原因についてしっかりと理解しておく事が必要

⬛PSDについての知識を身につけよう

※1.PSDの発症率は30~50%と高く、脳卒中に伴う精神疾患のひとつです。脳卒中の後遺症として現れるケースもあります。内因性のうつ病と比べると抑うつ気分や悲壮感が軽度ではありますが、意欲低下が顕著に出るのが特徴です。軽視されてしまいPSDの治療がきちんと行われないこともありますが、PSDが脳血管障害の後遺症の回復を妨げることもあります。リハビリの時期など症状が現れる時期が重なりやすく、見逃す可能性もあるので注意しましょう
ちょっと一言❓
※1.PSD(Post Stress Disorde) 心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい)は、命の安全が脅かされるような出来事(戦争、天災、事故、犯罪、虐待など)によって強い精神的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしているストレス障害である。症状がまだ1か月を経ていないものは急性ストレス障害である。

⬛運動の障害

くも膜下出血の後遺症の中でも代表的な症状が片麻痺です。運動にかかわる神経が妨げられて片方の手足に麻痺が起こる状態です。損傷を受けた脳とは左右逆側の手足に麻痺が出現します。麻痺の程度は、軽度のものから重度のものまでさまざまです。軽度であれば完全に麻痺が回復する場合や機能的に問題がなくなる場合もあります。しかし、さまざまの程度の麻痺を残す場合があり、下肢の麻痺について述べると、歩行につえや歩行器を要したり、筋力を補完するための装具を要したり、移動に車いすを要する場合などがあります。

⬛発声や嚥下障害

くも膜下出血により運動障害がおきるのは、四肢だけではありません。声を出したり、物を飲み込んだりする時に動くのどの筋肉も影響を受けることがあります。くも膜下出血により喉の筋肉の動きが悪くなると、発声や嚥下がうまくできなくなり、いろいろな対策が必要になります。嚥下がうまくできないと、口に入れた食べ物やつばが気管支や肺に入ってしまい、生命にかかわる肺炎を起こす危険性があります。そのため、のどを通らずに食べ物を胃に入れるための「胃ろう」というチューブを腹の表面から胃に通すこともあります。

⬛言語の障害

左脳に言語中枢があるため、左脳のくも膜下出血により言語の理解や表出(話すこと、書くことなど)が不自由な失語症になることがあります。失語症の代表的なものを挙げると、他人が話すことは理解できるが自分が考えていることを流暢に話せない「ブローカー失語」や他人が話すことが理解できず自分が話す言葉が意味を成さない「ウエルニッケ失語」、言葉を理解することも話すことも出来ない「全失語」などがあります。
これらの失語症は、リハビリテーションにより改善することも多いので、じっくりとリハビリテーションに取り込むことが必要です。

くも膜下出血の未然防止策

くも膜下出血は、日常での予防対策が大切です。次のようなことに気をつけましょう。

(1) 血圧をきちんとコントロールする

高血圧の人は日ごろから血圧に注意し、特に大きな変化(乱高下など)があったらすぐに受診しましょう。

(2) 食事に気をつける

塩蔵品や漬物、味噌汁などをとりすぎないようにし、また外食も塩分が多いので注意を。野菜に含まれるカリウムは塩分の排出を促すので、野菜を多めにとりましょう。アルコールの飲みすぎも、くも膜下出血のリスクの一つなので、控えめにしましょう。
※高血圧改善のおすすめメニューはこちら。「ヘルシーメニュー」

(3) 禁煙を心掛ける

タバコをやめると、くも膜下出血のリスクは低下し、やがて非喫煙者と同じレベルになります。禁煙による予防効果は明確なので、とくに高血圧の人や家族に脳卒中の人がいる場合には禁煙を心掛けましょう

(4) 前兆を見逃さない

血圧の乱高下のほか、突然の頭痛、頭のモヤモヤ感、目の痛みなどの前兆があったら、必ず受診しましょう。

どんな病気で思う未然の防止策は重要なことです。 特にくも膜下症のような突然やってくる病気は、その対象年齢になると特に気をつけて、未然の防止策を自分自身の為でもそれ以上に家族為でもあることを忘れないようにしてください。

まとめ

くも膜下出血について紹介してきましたが 少しは理解していただけましたか この病気はもちろん病気の前兆もありますが、 ほとんどの くも膜下出血の患者さんのご対応 状態を見ると 突然に 頭に痛みを感じそれが第一歩と
してくも膜下出血で死亡に至ることは多くなってきています。健康管理の上で未然防止策を最低でも行ってみましょう。

 

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