理学療法士の学会について教えて!役割は?

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福祉の仕事の中では、欠かすことのできない理学療法士という職業。同じリハビリ分野の仕事の中では目指す方も多く、人気のある職業でもあります。また、医療機関やリハビリ施設など、ニーズのある職業です。今回は、この理学療法士の学会にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。

 

理学療法士の学会とは

では実際に、理学療法士の学会とはどのようなものなのでしょうか?
まず、学会というものを皆様はご存知でしょうか。学会とは、それぞれの職業の方々が、その分野に特化した研究や発表を行う場所になります。もちろん、今回ご紹介する理学療法士だけではなく、福祉の分野でも様々な学会が存在します。このような場所に参加することで、自分の知識などを広げる目的の他、同じ職業の方々と交流を持ち、人脈を広げるといった目的もあります。この学会の会員になることで、研究発表に参加をすることや、学会内で配られる学会誌などを受け取る事ができます。国に認められた公的学会は、学会員の人数がある一定数あることや、きちんと研究発表などの活動がなされていることなど、条件があるようです。今回のテーマである、理学療法士の学会ですが、こちらは平成25年度より、日本理学療法士協会内において、理学療法士学会が設立されたようです。また、理学療法士学会と言っても、様々な部門、分科学会が設立されています。より専門的な分野での研究や勉強が可能になっています。例を挙げると、日本運動器理学療法学会、日本支援工学理学療法学会、日本糖尿病理学療法学会、物理療法部門、理学療法管理部門、精神・心理領域理学療法部門などがあります。理学療法士の方は、この日本理学療法士学会のホームページをアクセスしていただくと、自分の興味のある分野への登録が可能になります。複数の分野の学会に登録することも可能ということですので、幅広く学んでいくことが可能になるのではないでしょうか。

 

理学療法士学会の役割

では、理学療法士の方が学会に参加することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

① 交流が増える

日本理学療法士学会のホームページにも記してありますが、他の理学療法士の方との交流が増えることで、様々な意見交換ができるというメリットがあります。

また、今自分が実際に働いている職場以外の同じ職種の人が、どのような働き方をしているのか、それを知るだけでも大きな意味があるでしょう。一度就職をすると、なかなか自分の職場の外を見ることの出来る機会は多くありません。もっと視野を広げるのは、自分の足で外へ出ていかなければならないのです。自分や仲間うちだけでは解決できないこと、相談してみたいこと、疑問に思うことなど、この学会での交流を通して解決できるのではないでしょうか?

② 専門分野の知識が広がる

理学療法士学会では、定期的に学術大会、学術集会が開催されております。専門分野の知識を広げたい方は、こちらに参加する事が出来ます。

たくさんの研究結果や論文を聞く事ができるでしょう。現場で学んで行くことも大切ではありますが、同じ場所、同じ仕事内容をこなすだけでは限界があるでしょう。この学会は、皆が自分と同じ職業である理学療法士です。考え方や仕事の仕方など共感出来る部分は多いでしょうし、専門的な知識をつけることで、毎日の仕事にも自信が出てくるでしょう。視野を広げ、日々の仕事に活かしていく事が大切です。

③ 自身のキャリアアップ

今の仕事で、キャリアアップをしたいと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、どのようにして上へ上がっていいかわからない方も多いと思います。この学会では、同じ理学療法士の方の話を聞く事が出来るので、自身のモチベーションも向上するのではないでしょうか?また、理学療法士として様々な分野で働いている方も多くいます。その方達と学んでいく事で、自分の自信にも繋がっていくのではないでしょうか。

今まで知らなかったことも、新たに学ぶ事ができるはずです。これを、上手に自身の仕事に活かしていく事で、次のステージを目指す事が出来るのではないでしょうか。

④ 優秀な人材を育成する

これは、理学療法士側の役割となります。定期的に勉強会などを開催する事で、多くの知識を持つ優秀な人材を増やしていきます。また、向上心を持った人材も増やす事が出来ます。学会内で新たな専門知識を共有していく事で、理学療法士も仕事がしやすくなっていきます。

また、理学療法士の活動の範囲も広がっていく事が出来ます。

 

理学療法士学会のテーマ

では理学療法士は、どのようなテーマで勉強や研究を行っているのでしょうか。
今まで開催されているものを見ていくと、実に多くのテーマが設定されています。医療的分野に特化したテーマや、地域に特化したテーマ、また患者様に特化したテーマなど、様々です。このテーマの元に、理学療法士としてどのようにアプローチを行なっていくのか、また研究成果の発表、論文発表などが行われます。テーマによっては講師として参加される方は理学療法士ばかりではありません。例えば、医療的分野に特化したテーマだった場合、医師が講師として参加される場合もあります。理学療法士以外の職業でも言えることではありますが、何かを学び知識を得る時、専門的分野以外の情報も重要になってくる場合があるのです。特に、理学療法士や作業療法士は、他の職種との連携もとても大切になってきます。他の職種がどのようなことを学んでいるのか、どのような働き方をしているのかを知ることは大切です。反対に、理学療法士がどのような働き方をしているのか、連携が必要な職種に知っておいてもらうことも、非常に重要なことだと言えるでしょう。特に、医師や看護師との連携は必要不可欠なのではないでしょうか。お互いの情報を共有し、良い治療が出来るようになるためにも、他職種に目を向けて見ることは大切です。

また、テーマの中には理学療法士という職業を、改めて振り返るものもあります。私達は、長く働けば働くほど、知識や経験を積むことはできますが、つい初心を忘れてしまいます。結果を残していくことは大切ですが、そのことばかりを重視していっては、患者様と距離が開いてしまいます。そうならない為にも、今一度理学療法士とはという点を学び直すことも、とても意味があります。他にも、理学療法士としてのテーマでも、対象とする患者様が異なるだけでテーマの内容は大きく変わってきます。普段では接することのないテーマに踏み入れる機会も、多くあるのではないでしょうか。理学療法士として、より深みを持つため、また学会側としては、多くの知識を積んだ優秀な人材を育てるために、たくさんのテーマの元に勉強会を開いています。中には、学会員ではない方も参加出来る場合もありますので、機会を見つけて参加してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

理学療法士以外でも、福祉の分野だけでも様々な専門職の学会があります。自身の向上心を高めるためにも、機会がある方は参加してみてはいかがでしょうか?新たな発見をすることや、様々な方と交流が持てるかと思います。

もちろん、学会に参加する以外にも勉強する方法はありますので、自分のやりやすい方法をとって、より質の高い働き方を目指すと良いと思います。

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