認知症とせん妄は何が違うの?気をつける点は?

最近は認知症という言葉が身近な言葉になって来るほど、認知症を患う患者が増えて、厚生省の高齢者白書によると2017年には520万人が10年後は700万人を超える予想です。その患者が初期症状でせん妄と勘違いされる方もおられるます。ではせん妄が認知症と間違えられる要因について説明させて頂きます。

認知症とせん妄

現代社会において認知症は確実に国民病と呼べる位置付けになって来ています。その認知症が原因で介護する家族による悲惨な介護殺人や認知症の家族の介護の為に勤め先を辞める事になるいわゆる介護離職者が年々増えて来ています。その現状は勤務先だけではなく、国レベルでも問題視されて昨年の法改正の3本柱のひとつとして「介護離職者ゼロ」を掲げましたが、実行レベルまでは、ほど遠くなりそうで、現在では厚生省の高齢者白書が示してるように現在500万人を超える認知症を患う患者が現実として、在宅介護または施設でケアしています。しかしその施設の状態も決して楽観的になれるような状態ではありません、2015年時点で52万人の特養(特別養護施設)の待機者がおり、現在32万人に減少して数字上では減った様にみえますが、前回の介護保険法の改正で特養、老健等の公的介護施設への入所基準を要介護1から入所できていたことが要介護3からと入所規準を厳しくした結果と言っても決して過言ではないと、思われます。又一方では収容できる空き状態にもあるのに入所できない施設もあり、それは長年の問題になっている人材の不足で新規の入所者を持てるだけの余裕がなく、現状の施設の介護職、特に若い世代の、介護職に認知症患者に対してのストレスの蓄積が多くなり結果施設での虐待や殺人に繋がるような事故が多発しています。現在認知症は高齢者に圧倒的に多く、もはや日本の高齢者にとっては他人事ではではなくなっています。そんな国民病とも言える認知症に類似しているような病気に”せん妄”があり
初期の段階でまだ専門医に受診をする前に自分自身で判断した時にせん妄を認知症と思い違いしている方もおられるようで症状が出たときには専門医まず受診を行ってください。ここで誤解されやすいせん妄について説明いたします。

せん妄とは

意識障害が起こって頭が混乱した状態を示します。高齢者に多く見られ、15~50%は、入院中にせん妄を経験するそうです。

■主な症状

・幻視や妄想
・興奮状態(大声を出す、そわそわと動き動き回る、暴力など)
・認知症のような症状(集中できなくなる、最近の出来事を忘れる、どこにいるのかが分からなくなる、会話が噛み合わなくなるなど)
・睡眠リズムの障害(昼夜逆転や、睡眠中も落ち着きがないなど)
・意識の混濁

せん妄は一過性の脳機能の失調によって起こる意識障害で認知症は脳神経細胞の変性や脱落に伴う脳機能の欠損によって起こる病気で次の項目で詳しく説明させていただきます。

delirium-night

 

 

認知症とせん妄の違い

幻覚やつじつまの合わない言動、日付や場所がわからなくなるといった症状から、せん妄は認知症と間違われることがありますが、「せん妄=認知症」というわけではありません。

■特徴

せん妄には以下のような特徴があり、似ている症状を区別する基準となります。症状が出たときには、次の3項目に当てはまるかどうかを確認してください。
① 急に発生する(「〇日前から」など症状の出た時期を特定しやすい)
②  一時的に発生しておさまる
③ 日中は平気なのに夕方や夜間にひどくなるなど、症状が変動する

■症状

幻視や妄想
・興奮状態(大声を出す、そわそわと動き動き回る、暴力など)
・認知症のような症状(集中できなくなる、最近の出来事を忘れる、どこにいるのかが分からなくなる、会話が噛み合わなくなるなど)
・睡眠リズムの障害(昼夜逆転や、睡眠中も落ち着きがないなど)
・意識の混濁
せん妄にはいくつか間違われやすいものがあるので、それぞれの違いを知っておくといいでしょう。

●認知症との違い

一般的に、せん妄は数時間~数週間といった短期間で回復すると言われています。認知症の場合は回復が見込めないため、ひとつの目安になるでしょう。また、発症時期についても、せん妄の場合ははっきりと特定できますが、認知症の症状の場合は特定できないことが多いのも特徴です。

せん妄の症状を見た家族が「認知症になったのか」と思うこともあります。下記のような特徴があれば認知症ですが、当てはまらない場合にはせん妄だと考えていいでしょう。
・ゆっくりと症状が進行するので発症の時期が特定できない
・意識がはっきりしている

認知症とせん妄で気を付ける点

せん妄も認知症も引き起こす原因を突き止めたら、その原因に対して薬物療法を行い、環境を整えるといった処置をします。症状が見られたら、まずは認知症専門医や精神科などの医療機関を受診しましょう。

[せん妄について介護専門家] からはこんな意見が出ています。ので紹介してみます。
お薬の調整は必須です。お薬の調整が会えば、暴言やせん妄などを改善できますし,認知症は介護が大変ですがせん妄と同様薬で認知症の進行を穏やかにできます。原因病状が特定されないと、効果的な正しい処方が出来ないので、認知症専門医での受診をお勧めします。

介護保険が使える人であれば、主治医を交えてケアマネジャーに相談してみるのも1つの方法です。せん妄が強いときは対応が難しいので、医師やヘルパーなどに相談してサポートを受けみてください。

認知症もせん妄も進行性の病気で、これからの病気を現在の医療では薬剤による進行の抑制が、治療法でこれらの病気の最も重要な注意点は病気の進行に適合した薬剤の調整と毎日きめられた時にかならず服用する事を、忘れない事です。忘れたら症状が止まらなくなりますので、飲み忘れと定期的な薬剤の調整に注意してください。 更に注意すべき点はこれらの薬は副作用に悩まされるような薬剤が多く有りますので、副作用がひどい場合は担当医と相談して薬の調整を早めにしたほうが副作用に悩まずに済みます。副作用も色々とありますが認知症やせん妄など、脳神経関連の薬は副作用との戦いを避けることはできないような事も有りますので注意してください。

 
dementia-elderly-old

 

まとめ

現在日本は世界のなかでトップクラスの認知症大国です。

認知症、パーキンソン病、せん妄等は現在の医療では完治できないと言われ、進行を抑制するための薬剤投与くらいの治療法しかない難病とも言えるもので、これらの病気の被害者は本人よりむしろ介護をしていく家族に想像以上に負担がかかってきます。

介護の相談を受けて報酬がもらえるサービス?

会社勤めの方が家族の介護を理由に辞めてしまう【介護離職】
そんな人の介護の相談に乗るだけで報酬がもらえちゃうサービスを紹介します!

空いた時間でお小遣いが稼げ、スキルや資格を活かせるサービス【JOJOS】の登録はこちら!

jojoschatbanner

関連記事

認知症は治るの?家族が出来ることは?

せん妄は薬でよくなるの?薬物治療法の一覧は?

せん妄の治療ってどうすればいいの?治療法の種類は?

介護相談の相手をして報酬がもらえる!

介護に困っている働いている人向けの介護相談、マッチングアプリ【JOJOS】 相談に乗るだけで報酬がもらえるので空いてる時間で自分のスキルを活用できます。

登録はこちら