精神保健福祉士の国家試験について教えて!

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福祉の資格のひとつである、精神保健福祉士。今現在、ストレス社会と呼ばれていることもあり、何らかの精神病を患っている方も多くなってきました。そういう背景のもと、精神保健福祉士のニーズもどんどんと高まってきています。今回は、この精神保健福祉士になるためのスタートの部分、精神保健福祉士の国家試験についてご紹介していきたいと思います。

 

精神保健福祉士が国家試験になった経緯

この精神保健福祉士は、最初から国家資格として確立していたわけではありません。
最初にあった精神科のソーシャルワーカー業務を、平成10年の1998年4月1日に国家資格とし、精神保健福祉士として確立させ資格化されたものになります。それ程、精神的な病気で悩み、治療を受けている方が多いと言えるでしょう。

今でこそ、精神障がいについて理解が広まりつつありますが、昔はなかなか理解されずに苦しんできた方も多いようです。精神障がいは、風邪や怪我とは違います。他人からは、その障がいの程度や状態がわからないのです。そのために、自分でも気がつかないうちに症状が重症化してしまい、気づいた時には手遅れの状態になってしまうこともあります。また、そのような障がいで悩んでいる方に心ない言葉をかけてしまう方や、理解がない方がいるのも事実なのです。そのために、治療を受けることを躊躇してしまう人も少なくありません。身体的に症状が出てきたために病院で治療を受けたら、実は精神障がいが原因だったということもあります。つまり、それほど私たちにとって身近なものになってきているのです。

現在は、うつ病や統合失調症など、テレビでも紹介されることや、様々な書籍も増えてきました。また、実際に精神病を防ぐために、社会での理解を深めるイベントが行われることや、会社での働き方を改革するために様々な分野で改革が行われています。そのような患者様をサポートをするために、精神保健福祉士のニーズも高まっています。

 

 

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精神保健福祉士の国家試験日程

では、この精神保健福祉士の国家試験は、いつ頃行われるものなのでしょうか?
今年は、2月の3日と2月の4日に実施されています。ここで注意すべき点は、受験申込日です。実際の受験は2月ですが、この受験日までに申し込みをしておかなければ、受験することが出来なくなってしまいます。今年は、平成29年9月7日から10月6日が申し込み期間となっていました。受験を考える方は、この期間に間に合うように申し込みを行う必要があります。また開催される場所に関しても、全国であるわけではありません。今年は、北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡の7箇所で開催がされています。受験者は、自分の住んでいる地域から一番近い場所を選択して受験する必要があります。また、受験する際はお金もかかってきますので注意してください。金額は試験内容によって少々変わってきます。精神保健福祉士だけの受験の方、また社会福祉士の試験も一緒に受験する方、共通科目が免除になる方で金額に差が出てきますので、自分はどれに該当するかを確認しておく必要があるでしょう。また、合格率は毎年60パーセントと、決して低い確立ではありません。きちんと目標を持って勉強しておけば、無理なく合格できる数字であると言えます。この合格率も、毎年変動がある訳ではないようです。福祉全体の資格で見ると、比較的に取得しやすい資格であると言えるでしょう。
だからと言って、試験問題が簡単な訳では決してありません。試験内容をきちんと把握し、たくさんの知識を身につけなければ、精神保健福祉士になれた後も働くことは困難になってしまいます。それほど、多くの知識が必要な資格であることを、頭に入れておく必要があるでしょう。

 

精神保健福祉士の国家試験問題内容

では実際に、精神保健福祉士の国家試験では、どのような問題が出題されているのでしょうか?ます、どのような試験科目があるのかを見ていきたいと思います。平成28年の試験問題で見ていくと

平成28年の試験問題

① 精神疾患とその治療
② 精神保健の課題と支援
③ 精神保健福祉援助の基盤
④ 精神保健福祉に関する制度とサービス
⑤ 精神障害者の生活支援システム
⑥ 人体の構造と機能及び疾病
⑦ 心理学理論と心的支援
⑧ 社会理論と社会システム
⑨ 現代社会と福祉
⑩ 地域福祉の理論と方法
⑪ 福祉行財政と福祉計画
⑫ 社会保障
⑬ 障害者に対する支援と生活保護制度
⑭ 低所得者に対する支援と生活保護制度
⑮ 保健医療サービス
⑯ 権利擁護と成年後見制度
となります。
(引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 精神保健福祉士
過去の試験問題http://www.sssc.or.jp/seishin/past_exam/index.html)

精神保健福祉士の国家試験の勉強方法

では次に、精神保健福祉士の国家試験に合格するために、どのようにして勉強を行なっていく必要があるのかを考えていきたいと思います。

まずは、授業をきちんと聞き勉強に励むことが一番なのですが、実はこれが出来ていない方が意外と多いと言われています。
特徴として、途中にわからないことがあったとしても、それを解決することなく先に進もうとしてしまうので、最終的には全部が理解できなくなってしまうのです。授業で質問をして解決をすることや、自分で調べることを怠ってはいけません。むしろ、そのようにして覚えていく方が、実は頭に入りやすいのです。精神保健福祉士の勉強もそうですが、それ以外の勉強でも言えることです。また、問題一つ一つ、覚えるもの一つ一つは、最初はバラバラなような気がするかもしれませんが、実は繋がりがある場合が多いです。応用というような言い方もしますが、覚えたものが多ければ多いほど、後の勉強も理解が早くなり覚えやすくなっていくでしょう。特に精神保健福祉士などの福祉関係の資格は、専門用語や医療用語を覚えなければ、現場に出ても話になりません。他の医療部署と連携するためにも、覚えることはたくさんあります。国家試験に合格することも大切ではありますが、その後自分が働いた後のことも考えなければなりません。勉強をしている時は辛いかもしれませんが、後で必ず役にたってきます。
また、暗記の勉強とは異なる部分ではありますが、患者様がどのようなことで悩む傾向があるのか、どのようにしてアプローチをかけていく必要があるのか、患者様の心理のことも理解することも大切です。特に精神保健福祉士という職業は、患者様のデリケートな問題を解決していかなければならないのです。そのためには、まず患者様との信頼関係を築き、コミュニケーションを図っていく必要があります。もちろん薬の名称や病気の名称などを暗記することも必要ですが、それだけでは患者様にとって信頼できる精神保健福祉士になるのは難しいでしょう。やりがいがある仕事ができるようになるためにも、将来のビジョンをきちんと作って勉強をした方が、モチベーションも上がっていきます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
国家試験は、一年に一度のチャンスです。国に認められた資格になるので、合格することは簡単ではありません。しかし、合格できればその資格は一生ものになります。勉強に励んでいる時は辛いかもしれませんが、後に患者様
を援助する際に大切な知識です。たくさんの患者様の手助けになれるように、頑張ってください。

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