社会福祉士の就職先ってどんなところがあるの?公務員もあるの?

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社会福祉士という職業はご存知ですか?我々市民の生活保護・介護・福祉・子育て等を相談する社会福祉の専門家でもあります。
社会福祉士は介護、福祉の3大国家試験(社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士)の中で最も合格率が難関の試験です。高いハードルを越えた先の就職先はどこに人気があるのか、探ってみましょう。

 

社会福祉士の就職先とは

社会福祉士の就職先の前に、社会福祉士になるには、どうのようにしたらなれるかをまず理解してください。
社会福祉士になるには、国家試験に合格する必要があります。国家試験は誰でも受験できるわけではなく、受験資格を満たしている人しか受験できません。受験資格を取得するには、大きく2つの方法があります。

① 福祉系大学で指定科目を履修して卒業する
② 養成施設を卒業する

■合格までの流れ

福祉系大学に入学 → 指定科目を履修して卒業 → 受験資格取得 → 試験を受ける → (合格)

入学資格を満たす → 養成施設に入学 → 受験資格取得 → 試験を受ける → 合格
これが社会福祉士の資格を取得するまでの簡単な流れです。

御覧いただいてお判りのように過去10年間の合格率は30%以下で介護・福祉の他の国家試験より合格率はかなり厳しくなります、それは社会福祉士の資格取得後の勤務先での業務に関連してきます。社会福祉士は「歩く介護六法」と呼ばれるくらいに介護・福祉・生活保護・児童問題等多岐にわたり、専門的な知識をもって、相談者に対して的確な回答が必要とされる職種であるために国家試験もそれだけ難関になります。28年度年齢別合格者は
①  ~ 30歳 5,607人
② 31~40歳 2,393人
③ 41~>309人
⑤ 60歳以上 369人
30歳代の働き盛りの年代が最も受験者も多く、合格者も合わせて多くなってきています、では難関の資格とってどのような就職先に勤めるのか等資格合格後の方向について報告いたします。

資格取得後の資格のいかし方

社会福祉士の活躍の場は次のような勤務先に多く、就職先として活躍の現場になっています。

・老人ホームや児童福祉施設
・知的障害者施設などの社会福祉施設
・地方自治体の福祉事務所
・病院、保健所などの医療機関
・福祉サービスを行う民間企業

 

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社会福祉士 就職先の種類

社会福祉士の活躍の就職先としては以下の職種が最も多く採用されています。
①介護現場
②医療現場
③福祉事務所
④施設
等が主要な勤務先で其の他各地域の役所等にも勤務先として活躍しています。

各勤務先での業務内容

■介護現場

社会福祉士は介護の現場でも重要な立場として活躍しています。
・高齢者福祉施設
・ケアハウス
・グループホーム
・短期入所型施設
・地域包括支援センター
など介護を必要とする施設に相談業務の専門家として働くことができます。施設入居を希望する利用者の方や、その施設を利用したい方に対してのアドバイスや相談などを受けたりします。

■医療現場

社会福祉士が勤務する医療の現場といえば、主に病院関係が挙げられます。総合病院などの大きな病院では、医療保険の説明をしたり、不安な患者さんのために少しでも話を聞いて、不安を和らげるとともに療養後の経過などさまざまなマネジメントを行います。

■福祉の現場

福祉の現場では、各地域の社会福祉協議会において、相談業務を行っています。各地域の人々のさまざまな相談に応じて、暮らしやすい町作りのお手伝いをしたりします。市民の声に耳を傾けて、より良い福祉サービスの提供ができるように、各施設や自治体などと連携していくのも大切な役割です。

■施設現場

下記の施設で活躍する社会福祉士もいます。
・知的障害者福祉施設や身体障害者福祉施設
・児童相談所
・母子支援施設
・精神障害者福祉施設

社会福祉士の活躍する現場は介護福祉士等他の福祉関連の資格者と違いこれだけ多岐にわたります、その為に様々な相談者に対応するための多くの専門的知識が必要となります。

 

社会福祉士の就職先に公務員もあるの?

難関の社会福祉士の資格を得て就職先として役所などで公務員という立場で、自治体の福祉課や生活保護課といった福祉関連の部署で働く事も可能です。既に社会福祉士として施設などで働いている方も、これから社会福祉士の資格を取得しようとする人も、できれば公務員になりたいと考える人は多くおられます。その理由としては、やはり給料や待遇面での安定が大きいと思われています。基本的に解雇などの
心配もなく、正規雇用として生涯にわたり働けることが公務員のメリットです。勤続年数や年齢に合わせて給料が上がっていくことやボーナスの支給があること、そして部署によってはほとんど残業がなく定時に上がる事も可能な所もあるようです。

公務員としての仕事

公務員での社会福祉士の配属先は、役所の生活保護課や、介護保険関係や障害者関連を扱う福祉課などです。
そのほかには、各地域の包括支援センター、市区町村の病院などで働きます。そこでは相談業務が中心となり、具体的には、窓口に来た相談者本人やその家族と面談を行って相談にのります。そして、問題解決に向けて医療機関や介護施設など他の機関と連携を取り、利用者の生活の質の向上に取り組んでいきます。公務員として働いている社会福祉士の人数が少ないため、採用されれば、福祉関係の専門知識を生かして活躍することができます
ただし、ときに事務関係の仕事をこなすことも必要になります。公務員の社会福祉士は配属先によって高齢者の対応だけでなく、子どもや障害者、生活を送るうえで支障がある方々のサポートもしていきます。民間等の施設で働くよりも、さらに多くの専門知識が必要となります。公務員としての社会福祉士は地域住民にとって様々な生活上の問題を解決してもらうための頼れる窓口として重大な役割を担っています。

社会福祉士の就職先の児童福祉司

まずあまり聞きなれない児童福祉司とはどんな職種なのか説明します。
児童福祉司というのは、市町村などの自治体に属する児童相談員のことです。生活環境に問題があったり、心身に障害があったりと、さまざまな問題を抱える子供の相談や支援、保護などを行うのが児童福祉司の仕事です。
また、子供たちだけではなく、保護者からの相談にも応じます。児童福祉司として働くためには、しっかりとした資資格をとる必要があります。これは児童福祉法で定められています。児童福祉施設には、さまざまな資格をもった人が働いています。保育士、看護師、社会福祉士などといった資格をもった人がいますが、児童福祉司もそのような資格と同じで、勝手に自分で名乗っていいものではありません。

また、児童福祉司として働くには、さまざまな技能を身につけておく必要があります。例を挙げると、心理学、社会学といった専門知識や、カウンセリングのスキルなど、実践的な知識が必要となります。

社会福祉士が児童福祉司になるには

児童福祉司になるための資格は、国家資格ではありません。この点は、医師や看護師などとは異なります。
「任用資格」と呼ばれるもので、国が定めた資格基準を満たすことで、児童福祉司の有資格者となります。
任用資格にはいろいろあり、具体的に挙げていくと、児童福祉養成校の卒業者、医師や社会福祉士の有資格者など、さまざまな種類があります。また、看護師の児童福祉司の資格は、指定されている施設での事務経験が2年以上あり、なおかつ講習会を受ける必要があります。
この場合の指定施設とは、保健所、保健センター、児童相談所、母子生活支援施設、老人福祉センター、老人デイサービスセンター、病院、救護施設などなど、厚生労働省が定めている施設、または厚生労働大臣が認めた施設のことを指します。

注意点

まず注意点として考えておくべき事は福祉系大学を卒業して難関の国家試験を突破して得た、時間と費用をかけた資格ですので就職や転職を行う際には就職先の内容をよく理解した上で就職先の選定をしてください。

何故なら社会福祉士には独占業務がなく、資格がなくても相談支援など社会福祉士と同じような業務をこなしている介護福祉士やケアマネージャーもたくさんいます。逆に言えば、社会福祉士だからといって、相談業務だけをしていればいい職場は少ないのも事実です。相談業務だけでなく、施設によっては介護や雑用なども業務に入る場合があります。利用者の送り迎えや、各所への電話連絡だけで1日が終わるということもありますし、苦労して資格を取得した揚げ句、非常勤の介護助手と同程度の条件で介護業務をしなくてはならないというケースも考えられます。特に介護や福祉の業界は人手不足の為様々な事をしなければいけない事は、十分にあり得る事ですので就職先や転職先を選定されるときは注意して選定するようにしてください。
条件面を最優先するならば、自治体の社会福祉協議会、児童相談所、福祉事務所などで公務員として働くという方法があります。公務員ですから各地方自治体の規定する公務員給与に準じた収入が得られますし、勤務日数や福利厚生などの面でも好待遇が期待できます。

ただし、社会福祉士として身に付けた専門性を発揮できないような、関連性の薄い部署へ異動になるというケースもあります。自分が何を目的として転職するのかしっかりした意識がないと、せっかくの好待遇でも不満に感じられる可能性もあります。

 

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まとめ

社会福祉士のやっている事、分かっていただけましたか、この国家試験は年に1度のチャンスしかなく一度逃せば1年後になるくらい時間も、費用もかけて取得する資格です。日本はこのようなスペシャリストに対する待遇評価が低すぎるのは社会福祉士だけではなく他の国家試験でも同じ事がいえるのではないでしょうか

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