高齢者は保険に入りにくい!?入りやすい保険は?

senior woman making okay sign while wearing headphones to listening music

年齢が高くても入れる保険がいろいろあります。保険があるから入りやすいというわけでもありません。保険料も高額になります。保険の種類や目的の他、トラブルなどの注意点を知り、高齢者の保険について理解を深めていきましょう。

 

高齢者の保険とは

日本の保険制度は手厚く保障されています。
医療保険は3割負担で医療を受けることができます。75歳以上になると後期高齢者医療保険となり、自己負担は1割(高額所得者2割)になります。
介護が必要になった場合は、介護保険が利用でき、1割(高額所得者2割)負担で済みます。
ただ公的保険で保障される部分は基本的なところがほとんどです。
医療保険は保険が適用される医療のみ、介護保険は認定された要支援・要介護度の上限額内のみでそれ以外の部分は全額自己負担です。
公的保険でカバーできない部分を民間保険でカバーしています。
では高齢者の保険はどのようなものがあるか見ていきましょう。

1万が一のときに備える保険

・死亡保険

万が一の場合に死亡保険金などを受け取れる保険です。

・引受基準緩和型/限定告知型の死亡保険

通常の死亡保険と比較して、保険会社の引受基準が緩和されているものや告知する項目が少ない死亡保険です。

・無選択型終身保険

健康状態などの告知、医師の診査などの必要がない保険で一生涯の保障が続く死亡保険です。

・少額短期(葬儀保険)

一定の事業規模の範囲で保険金額が「少額」、保険期間が1年(損害保険分野は2年)以内の保険です。

2病気やケガに備える

・医療保険、入院保険

病気やケガの治療を目的とする保険です。

・がん保険

がん治療のための保険です。

・引受基準緩和型/限定告知型の医療保険

通常の医療保険と比較して、保険会社の引受基準が緩和されているものや告知する項目が少ない医療保険です。

・無選択型医療保険

健康状態に関係なく、誰でも加入できる医療保険です。

・少額短期(引受基準緩和型/限定告知型保険)

一定の事業規模の範囲で保険金額が「少額」、保険期間が1年(損害保険分野は2年)以内の保険で、少額短期保険業者が引き受ける医療保険です。

3老後に備える

個人年金保険や民間介護保険がありますが、高齢者の年齢によって払込期間が足りずに加入が難しい場合もあります。公的な年金や保険だけでは不安という人のための保険です。

 

ojiisan

 

高齢者が入りやすい保険とは

最近は元気な高齢者が増えたため、「70歳でも80歳でも入れます!」という保険もあるほど、加入へのハードルが低くなっています。保険は万が一に備えて加入します。そのため万が一に保険を利用される人が多くなる保険は当然保険料が高くなります。保険料が年齢によって異なる理由です。

~例 A保険会社の保険~

入院給付金1日につき5,000円、手術給付金1回につき10万円、先進医療給付金(通算限度額)2000万円 保障内容の場合
月支払保険料(終身払)
男性30歳 1,582円     男性60歳 4,677円  になります。
保険料からもわかるように30歳の男性より60歳男性のほうが病気になる確率が高くなるため、保険料も高くなるという仕組みになっています。

歳を取ってくると一度は病気をしたことがあったり、また持病があるいう人もいるでしょう。健康に不安がある人でも加入ができる保険もあります。加入条件が緩和・告知書する項目が少ない「引受基準緩和型/限定告知型の保険」や健康状態などの告知・医師による診査の必要がない「無選択型保険」です。「引受基準緩和型/限定告知型の保険」や「無選択型保険」は保険加入に関してハードルが低い分、一般の保険に比べて保険料は割高になりますが高齢者が入りやすい保険と言えるでしょう。

高齢者の入りにくい保険とは

保険会社側から考えると高齢者の入りにくい保険はないと言われるでしょう。
実際に高齢者の入りやすい保険の説明をしました。加入はしやすくなったのは事実です。
ただ保険に加入するということは万が一の場合に保険給付金で助けてもらう分、毎月保険料が発生します。そのため毎月の保険料が高額になった場合にどうやって支払うのかを考えると、入りにくい保険となっていくでしょう。
高齢になると思わぬことで入院ともなりかねません。保険には特約がいろいろあります。
基本の料金に対していくら追加すると手術給付金が2倍になる、先進医療が受けられるなど説明されると、万が一のことを考えて返事をしまいがちですが、予想以上の保険料になってしまい、解約せざるをえなくなることになりかねません。特約が多すぎて損をすることもあります。自分のための保険がいつの間にか自分を苦しめるための保険へと変わってしまっては何のために保険に加入したのかわからなくなります。
その他、個人年金保険や民間の介護保険については保険料の払込済期間が50歳以降の場合、5年~15年程度しかありません。老後や介護が身近な問題となってくる時期であるため、入りにくいと言えます。

高齢者の保険の注意点

高齢者の保険は販売トラブルが増加傾向です。実際に国民生活センターへ保険に関する相談が増えています。

【相談内容からの問題点】

①病気やケガに備えたお金が必要な高齢者に、契約期間が長く、中途解約すると「元本割れ」する保険を契約している
②子や孫を被保険者とした保険の契約であることなど、契約の重要な内容について、高齢者が理解できていない
③高齢者の収入や資産に比べて、高額な保険料の支払いになっており、高齢者が「保険料を支払えない」状態になっている

【高齢者の保険の注意点】

①保険の仕組みは複雑です。高齢者1人で契約することは避け、家族など周りの人に相談するなど、保険内容をよく理解した上で契約する
②年齢や健康状態によっては保険料が高額になります。無理をして高額な保険料を支払ってまで保険に加入する必要があるのか、よく考える
③万が一トラブルにあったり、契約内容に不明なところがある場合は早く最寄りの消費生活センターなどへ相談する

保険会社ばかりが悪いわけではありません。高齢者が加入を検討されるのではあれば1人で契約するのではなく、家族や周りに相談することを意識することも大切です。また家族も一緒に住んでない場合、こんなに加入しているなんて知らなかったと言う前に普段と変わった様子がないかなど観察することがトラブルの回避につながるでしょう。

PIC-20141117024925

 

まとめ

・高齢者の保険は、①万が一のときに備える ②病気やケガに備える ③老後に備える が主となる。
・高齢者が入りやすい保険は加入条件が緩和されたりなど健康に不安がある人でも入れる保険がある。
・高齢者が入りにくい保険は保険払込期間が足りず、十分に備えられなかったり、保険料が高額のため、保険料が経済的負担となり続けられない状況に陥る場合がある。
・保険内容を十分理解していないまま契約したり等トラブルにならないために家族や周りの人に相談し、契約を考える。

保険は万が一に備えて加入するものです。高齢になっても加入できる分、負担になる部分もあります。保険の種類を理解し、保障内容を知り、何が必要か考える必要があるでしょう。

介護の相談を受けて報酬がもらえるサービス?

会社勤めの方が家族の介護を理由に辞めてしまう【介護離職】
そんな人の介護の相談に乗るだけで報酬がもらえちゃうサービスを紹介します!

空いた時間でお小遣いが稼げ、スキルや資格を活かせるサービス【JOJOS】の登録はこちら!

jojoschatbanner

関連記事

後期高齢者の保険料ってどうなってるの?将来は?

後期高齢者の保険証について教えて!切り替えは必要?

介護相談の相手をして報酬がもらえる!

介護に困っている働いている人向けの介護相談、マッチングアプリ【JOJOS】 相談に乗るだけで報酬がもらえるので空いてる時間で自分のスキルを活用できます。

登録はこちら