高齢者をゲームレクで元気にする!種類は?注意点は?

デイサービスや様々な高齢者施設で行われているゲームレク。普段はあまり身体を動かさない人や話さない人も、知らず知らずのうちに夢中になって笑ったり、はしゃいだり、大活躍したり。ゲームをしながらいつの間にか活動的になっていたりしますよね。今回はそんなゲームレクについて紹介していきたいと思います。

 

高齢者のゲームレクとは

高齢者の介護の現場では様々なレクリエーションがおこなわれていて、ゲームを使ったレクリエーション(ゲームレク)は非常に人気があります。
ではレクリエーションとはどういうものでしょうか?

そもそもレクリエーションとは精神的、肉体的な疲れを休養や娯楽によって癒すこと、元気になることを指します。つまり、レクリエーションの目的は癒し、元気になることであり、そのためにおこなう行動や活動はすべてレクリエーション活動に入ります。高齢者のおこなうレクリエーションにおいては、低下しがちな身体機能を回復につながる動きなどを取り入れながら、失いがちな「生きがい」や4「社会性」を持つことで、その人がその人らしく生きるハリをもって生活できるようにするものでもあります。趣味のカラオケや囲碁、将棋、ガーデニング、散歩、書道だけでなく、料理をすることや、入浴、昼寝なども広い意味ではレクリエーションになるのです。それぞれの趣味嗜好に合わせたレクリエーションが全国の介護の現場でおこなわれています。

なかでもみんなでゲームをおこなうというゲームレクをとりいれているところは多いのではないでしょうか。ゲームレクはルールの工夫やグループ分けの工夫で身体機能や認知機能に個人差があっても参加しやすくなります。グループで実施できる集団レクリエーションの特徴なので参加する高齢者同士のコミュニケーションが深まり、楽しみながら活動できるという点がゲームレクの特徴です。

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高齢者のゲームレクの効果

高齢者がゲームレクをおこなうことによる効果は大きく分けて3つあります。

1、身体機能の維持

人は誰でも、年齢を重ねるごとに自然と身体の機能が低下していきます。加齢による老化現象です。また、それだけでなく普段の生活で高齢者は身体を動かす機会が減ります。動く機会が減ることで筋力の低下、関節が固くなるなどの症状がでてしまい、より一層動くのが大変になってしまうという悪循環になってしまいます。楽しくゲームレクをしながら適度に身体を動かすことで、この悪循環にストップをかけ動くことが楽しくなる好循環をつくることができます。

2、 脳の活性化

手先や頭を使うことで脳を活性化することになり、認知症の予防や症状の進行を遅らせる効果があると言われています。また、ゲームをしていると自然と笑ったり、夢中になったりします。笑うこと、なにかに集中することは脳をリフレッシュさせ、活性化させるのです。単調になりがちな高齢者の日常生活の中で「非日常」のゲームレク時間を持つことで、日々の生活に刺激が加わり、心を明るくする効果もあります。

3、 コミュニケーションの促進

ゲームを通じて自然と他の人たちとのコミュニケーションが生まれ、会話を楽しむきっかけにもなります。人とのふれあいは高齢者にとって生きがいを創り出すきっかけとなったり、認知症の予防にもつながるとされています。

ゲームレクの良いところは和気あいあいと楽しくゲームをしながら自然と良い効果がたくさんある点だと言えますね。

 

高齢者のゲームレクの種類

みんなで楽しめるゲームにはどんなものがあるでしょうか。
高齢者のゲームレクにこれといった決まりはありません。ゲームレクをやる高齢者の方に合わせて様々なゲームを考えたり、ルールを工夫したりすることは楽しいものです。しかし、毎日同じゲームをしていると飽きてしまいますし、1人で考えるのには限界があります。書籍やWEBサイト上にもたくさんのゲームレクが紹介されているので、それを参考に現場に合せてバリエーションを考えてみると良いでしょう。とてもたくさんのゲームがあります。体を使うゲーム、脳を使うゲーム、難易度も様々ですので、利用者に合わせたゲームを選ぶことができます。
以下に参考となる高齢者ゲームレクのサイトを紹介します。

高齢者のゲームレクサイト

1、 介護レク広場 https://www.kaigo-rec.com/
2、 PALRO(パルロ) https://palro.jp/recreation/game/1838.html
3、 公益財団法人日本レクリエーション協会 https://www.recreation.or.jp/playing/item/#1
4、 レクリエ http://recrea.jp/recreation/
5、 MY介護の広場 http://www.my-kaigo.com/pub/carers/otasuke/

また、一つのゲームに慣れてきたら、そこから変化をつけるのも楽しいですね。高齢者ゲームレクとしては非常に有名な風船を使ったゲームレクを例に説明します。

ゲームレクの例

① 風船遊び

輪になって座り、風船が落ちないように手でレシーブすることを続ける遊び。最初は20回続けるようことを目標にし、慣れてきたら50回と増やしていく。みんなで声にだして1、2、3と数えていくと盛り上がる。

② 風船遊び(2個)

風船の数を2個に増やして風船遊びをします。風船が来る回数が増え忙しくなるので難易度が少し上がります。

③ 風船バレー

グループを2つに分けて真ん中に線を引き風船を使ってバレーボールをします。バレーボール同様3回以内に風船相手コートに返せなかったり、風船が床に落ちたら失点です。チームで協力することが必要となってきます。
このようにグループのメンバーの状態や慣れているかどうかなどを考えながら変えていくと色々なゲームに派生していきますね。また、盛り上げるためには、援助者が適切に声をかけたり、始める前に緊張感をほぐすような自己紹介のレク(出身地あてクイズ)などを少しやって、場が和んでからやるというのも一つの手段です。

 

注意点

ゲームレクを安全に楽しんでもらうためにはいくつか注意点があります。

1、無理に誘わない

ゲームレクをやりましょうとなった時についついやってしまいがちなのは、みなさんに参加して欲しくて強引に誘ってしまうことです。無理強いされたことは大きな拒否反応につながることもあり、本人が嫌がる活動をしても良い効果はないばかりか、その後の活動や人間関係にも悪影響を与えることもあります。参加していなくても見ているだけで楽しむ人もいますし、そのうち興味を持ってくれることもあります。本人の意思を尊重することが第一です。

2、 参加する高齢者の個々の能力にあったゲームにする

難聴や認知症などのようなコミュニケーションの能力や、麻痺があるかないか車椅子かどうかなどの身体機能、性別、個々の性格なども含めて考えることが大切です、あまり簡単すぎると飽きてしまい、人によってはバカにされているとプライドが傷つく人もいます。反対に難しすぎると「以前はできたのにできなくなってしまった」と落ち込んでしまうことにもなります。グループにあったルールを考えたり、難易度別で班にするなど工夫するとともに、ひとりひとりの気持ちに寄り添ってフォローする声掛けも大切です。

3、 安全面の確保

動いたときに体がぶつからないようにする、麻痺がある場合麻痺側に倒れたりすることがないようにクッションを使って保持するなどの対策や、ゲームに夢中になって急に動いたり立ち上がったりすることは転倒のリスクもあることを援助する側は覚えておきたいですね。

 

 

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まとめ

高齢者介護の現場で重要性が高まっているゲームレク。近年のゲームレクを含めたレクリエーションへの注目の高まりを受けて「レクリエーション介護士」という資格が一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会によって新設されました。レクリエーションについてのエキスパートはこれから益々注目されていきそうですね。

 

 

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