足浴はどうやってやるの?効果は?手順は?

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お風呂が嬉しい季節になってきました。皆様は、入浴はお好きでしょうか?
入浴は、私たちに様々な効果をもたらしてくれます。体が綺麗になることはもちろんのことですが、リラックス効果をもたらしてくれることや、疲労回復、血行が良くなるなど、様々な効果があります。
全身の入浴の他にも、半身浴や足浴、また手浴というものまであるのです。
今回は、そのうちの一つの足浴についてご紹介していきたいと思います。

足浴とは

足浴とは、その文字通り足部分だけの入浴のことを指します。
この足浴は、介護の現場はもちろんですが、医療の現場でも行われ、そして私たちも気軽に体験できるようになりました。有名な温泉地などでは、日帰り入浴施設の他に足湯だけの施設が設けられていることもあり、また都会の方では仕事帰りに足浴だけして帰ることができるような施設も作られているようです。これは、忙しい社会人のために少しでもリラックスしてもらえるようにということですが、温泉好きの日本人ならではの施設ではないでしょうか。場所によっては、スーツを着用したままでも足浴ができるように、ビニール袋を履いて足浴する施設も存在します。このように足湯、足浴は、短時間でも疲労回復をもたらしてくれるものであると言えるでしょう。しかし、福祉や医療の現場においては、意図が異なる場合もあります。

例えば、身体に何らかの障がいがあり、全身入浴を行うことができない患者様のために、この足浴を行う場合があります。もちろん足浴以外にも、全身清拭での清潔保持という選択肢もありますが、上記でもお話しさせていただいたように、足だけでも適温の温度で保温することにより、リラックスができたり気分転換になる場合もあるからです。
また、老人ホームなどの福祉施設や病院などでは、人員的な問題や本人の病気や怪我の具合によっては毎日入浴出来ない場合もあるのです。

そんな時に足浴だけならば、介護職員の人数も少なくてすみますし、またあまり時間もかかりません。(片付け含め)本人の負担も軽くてすみますので、通常のお風呂が難しい方の清潔保持の手段として、とても有効な方法です。

また、丁寧に足浴を行うことによって、新たな怪我や病気に気が付ける場合もあるのです。

 

 

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足浴の効果

では、実際に足浴を行うことでどのような効果があるのでしょうか?

① 清潔保持

上記でもお話しさせていただきましたが、福祉や医療の現場の中では、入浴をしたくても何らかの理由があってお風呂に入ることができない方もたくさんいます。
そういう方の為に、清潔保持のため全身清拭を行う場合や、洗髪、手浴、そして足浴だけを行う場合もあります。患者様の状態に合わせて、どのようなケアが最適か看護する側が考えていきます。

② 心理的効果・身体的効果がある

足浴は、短い時間の中でたくさんの効果をもたらしてくれるものです。血液の巡りを良くする効果や、体を温める働きがある他、不眠の患者様の安眠を促してくれることもあります。今現在は、足浴の為の容器もたくさん販売されています。ただの容器ではなく、ジェットバスの機会がついているものもあります。足浴を日常的に取り入れている現場では、様々な種類のフットバスバケツを使用しています。

また、ただのお湯ではなく、入浴剤を入れ気分的にも変化が現れるように工夫しています。

③ 身体的変化に気が付ける

福祉や医療の現場においては、足浴中も患者様の様子を確認できる時間のひとつです。足にあざや怪我は見当たらないか、むくみはないか、皮膚状態に変化は見当たらないか、また患者様とコミュニケーションをとりながら、いつもと違う様子はないか観察します。入浴中や足浴中は患者様も気持ちがリラックスし、ほぐれていることが多いので、普段何かを思っているけれどなかなか言葉に出来ない方も、話をしてくれる場合があります。その為に介護をする人は、業務だからといって淡々と行うのではなくて、患者さまと適度にコミュニケーションをとりながら行うことが大切です。

足浴の手順

では実際に、どのような手順で足浴を行うのかをご紹介していきたいと思います。

①必要物品の準備

足浴に必要な物品を準備していきます。
足浴器、バスタオル、またはフェイスタオル、石鹸、またはボディソープ、温度計、足の爪のケアを同時に行う場合は、爪切り、傷や怪我のケアを同時に行う場合は、必要な軟膏やガーゼ、包帯などを準備します。

②環境を整える

浴室で行う場合は、室内が適切な温度に保たれているかの確認を行います。
また、何らかの理由があってベッド上での足浴の場合は、患者様に了承を得た後にカーテンを閉めます。プライバシー保護の為です。その後同じように、部屋の温度は寒くないか、暑すぎないかを必ず確認してください。自分だけの判断ではなく、患者さまに確認しながら設定すると良いでしょう。入浴部屋で行う場合は、床は防水になっている場合が多いので構いませんが、患者様のベッド上で行う場合は濡れないように注意が必要になります。足浴器の下には濡れても良い防水シーツか、またはバスタオルなどを引いておくと良いでしょう。
次に、足浴器の中にお湯を入れます。温度は40度から42度くらいが好ましいでしょう。また、患者様によっては熱めが好きな方、ぬるめが好きなかたなど様々です。
ある程度対応できるよう、また冷めてしまっても対応できるように、足浴器の他に水とお湯を入れた容器を用意しておくと良いと思います。温度計でお湯の温度を確認しながら、患者様にやけどをさせることがないようにしてください。

④ 足を入れてもらう

患者様本人に確認してもらいながら、ゆっくりとお湯につかってもらいます。十分に温まった後は、石鹸やボディソープをつかって洗っていきます。足の指の間は汚れがたまりやすいので、注意して洗ってください。綺麗に洗うことが出来た後は、温かいお湯を入れ、石鹸を流してあげてください。

⑤ 拭き上げる

足浴が終わった後は、水滴が残らないように丁寧に拭き上げてください。また、最後に保湿剤のクリームなどをつけ、皮膚を保護してあげると良いでしょう。爪などが伸びていた場合は、この時に切ってあげるのを忘れないようにしてください。

足浴の留意点、注意点

では、足浴中に何か注意をしなければならないことはあるのでしょうか?
まず第一に、足浴をする前に患者様の体調を必ず確認してください。患者様の体調が思わしくないのであれば、無理をする必要はありません。また、体調の良い日に行えば良いのです。まずは患者さまの意思を確認することを忘れないでください。

また、足浴中に患者様が怪我などをすることがないよう、十分に注意してください。お湯や水は安全な場所に置いてあるか、お湯の温度は適切であるか、十分注意が必要です。
足浴中は、必ず一人介護者がつくようにし、患者様がひとりになることがないようにしましょう。思わぬ事故の危険性がある為です。水を使う介護は、いつも以上に注意が必要なのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
足浴を行う際の手順や注意事項、また足浴をすることで得られる効果を、少しでも知っていただけたら幸いです。
寒いこの季節、高齢者の方に足浴を促してみてはいかがでしょうか。良い気分転換になると思います。

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