ヒヤリハットの法則を学んでスキルアップ!

『あ〜危なかった!』
ドキっとした経験、誰にでもありますよね?大きな事故の裏には必ず多数の『あ〜危なかった!』があります。今回学ぶのは、事故予防の有名な教訓でもある『ヒヤリハットの法則』です。
大きく3ステップで学んでいきます。
・ヒヤリハットの法則とは?
・ヒヤリハットの法則のポイント
・ヒヤリハットの法則の注意点
では、さっそくスキルアップしていきましょう!

 

ヒヤリハットの法則とは

ヒヤリハットの法則とは、1929年アメリカの保険会社に勤めていたハインリッヒ氏がある工場で発生した労働災害5000件余を統計学的に調べ計算した結果、導き出した法則です。
『1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり、その背景には300件の事故にいたらない異常(ヒヤリとした、ハッとする危険な状態)がある』という法則です。ハインリッヒの法則ともいいます。
とても実践的な法則なので、様々な業界、分野、職種で社員研修などで使われ、また実際の製造、医療、介護現場で取り入れられ、事故予防、災害対策などに活用されています。
皆さんも一度は耳にした事あるかもしれませんね。
どんな事故や不祥事も決して突然に起こるものではなく、また偶発的なものでもなく、それに至るまでには必ず何らかの小さな“予兆、前触れ”が積み重なっており、その小さな変化に気を配っていれば大事に至る前に防ぐことができるという教訓を統計学的に示してた法則といえます。この法則は実に色々なものに適用することができます。
リスクを事前に回避する意味においても大変重要な考え方となります。重大な事故を防ぐためには些細なミスや不注意などを見逃さす、
その対策を講じれば重大事故の98%は事前に防げるとも言われています。
では、次に『ヒヤリハットの法則』を使う上でのポイントを説明しましょう。

 

ヒヤリハットの法則のポイント

ではさっそく『ヒヤリハットの法則』を使ってみましょう。
例えば『利用者さんがトイレの前の廊下で転倒して骨折した』という事故が発生して
事故防止対策を立てる場合を考えてみましょう。

悪い例

『トイレの前の廊下』での29の軽微な事故を考え出します。
・廊下が濡れていたので滑った
・手すりがない場所で倒れそうになった
・照明が当たらない部分があり夜転びそうになった
・トイレ用のスリッパを履き替える時にふらついた

うーん、あと25個か・・・・出てこない・・・
早々とネタ切れになってしまいました。ありがちな例ですが、この様にやり始めてはいけません。
そもそも29とか300という数字に、あまり意味はありませんよね。更に『軽微な事故』に限定しまっては、あれは違うな、これも違うかとせっかくの事故の予兆を発言前に除外してしまいます。
ポイントは簡単です。
ざっくりとした考えで始める。なるべく限定しないことです。

では、どうすればいいのでしょうか?
まずざっくりとしたお題を決めます。先ほどの例では『転倒事故』でいいと思います。そして事例を集めます。29に該当するか300か?は考えなくていいです。
とにかく『転倒事故』で思いつく、危ない、危なかったと思う場所や物、タイミングなど
思いついたものを付箋などにどんどん書き出してゆきます。
上司も一緒になってみんなで出しましょう。
決して上司と部下みたいな一方通行なやり方はやめてください。これだとなかなかいい事例が出てきません。
誰でも自分のミスは上司に隠しておきたいですからね。ヒヤリハットは、一人ひとりの「気付く力」によって見付けられるものです。
また、ヒヤリと感じることやハッとするレベルは一人一人違います。
ですから、ヒヤリハットには基準というのはありません。まずは気付いたことをどんどんと書き出していきましょう。
そして意見が出尽くしたら、次はみんなで分類、分析していきます。
ここが一番重要な部分です。1:29:300なんて関係ありません。とにかく類似点、共通点などで仕分けして分類します。その分類された塊が何なのか?問題点は何か?を分析していきます。
そして最後に出た問題点に対する対策を考えます。

対策はひとつとは限りません。
視点を変えて、色々な角度から検討しましょう。
実現可能か?実行できるか?という部分はその対策の規模やかかる費用、準備する日数などにもよりますので
組織としての判断がされる場合もあります。
最終的には組織としての判断があるかもしれませんが、
簡単なものであれば、すぐに実行してみてもいいと思います。
事故対策に終わりはありません。
問題点を見逃さない取り組みを普段から地道に行う。
ということが重要です。
ヒヤリハットの法則を使って問題点を洗い出しをする活動は
短時間でもいいので定期的に実施して、
改善を加え、事故ゼロを目指しましょう。

 

ヒヤリハットの法則の注意点

最後に『ヒヤリハットの法則』の注意点をお伝えします。
それは、
『ヒヤリハットの法則』が主目的にならない様にする。』
という事です。
どういう意味?って思うと思いますが大変重要です。もちろん、この活動の最終目標は事故を防ぐ事なのですが、あまりそこにとらわれない事も大切です。
・ひとり100件案を出す
・〇〇事故を10%削減する
という目標を作ることが目的ではありません。

『多くのヒヤリハットに参加者全員が気付く』
という事が一番大切な事なのです。
多くの問題点を出し合い、発見し、分類する過程で、
『事故に繋がる危険性』を見極め、全員が共有することが重要なのです。』
またその為に、
ヒヤリとした事、ハッとした事などを報告しやすい『職場環境を作り出す事』も重要です。
リーダーであるあなたに求められている事は『ヒヤリハットの法則』をひとつの手段として利用し、なんでも言いやすい職場環境を構築し、事故に繋がる危険性を全員で共有する事なのです。

 

まとめ

いかがでしたか?
『あ〜危なかった!』ドキっとした経験から事故予防はできそうですか?
いい職場環境はつくれそうですか?
今回学んだ『ヒヤリハットの法則』は何にでも応用できますので
ぜひ色々な場面で試してみましょう!

では、今回のスキルアップはこの辺で。

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