葬儀場を探すにはどうしたらいいの?種類は?選ぶポイントは?

人の死は予測ができません。いざというとき何も分からず慌てて葬儀場を選んでしまうと、大切な故人とのお別れが台無しになってしまうこともあります。大切な人だからこそ、しっかりとした葬儀場を選びたいですよね。では良い葬儀場を探すにはどうしたらよいのでしょうか?

 

葬儀場とは

葬儀場の役割

葬儀場は、通夜・葬儀・告別式・法事などを行うことができます。葬儀場としての明確な定義は無いので個々の葬儀場によって提供しているサービスには違いがあります。一般的に葬儀場と火葬場は別の場合が多いのですが、併設している場合もあります。
葬儀場では場所の提供の他、会場準備や葬儀に関する様々な手配などもしてくれます。

葬儀儀礼の内容と意味

通夜

葬儀の前夜に親族などゆかりの深い人々が集まり夜通し明かりを消さずにご遺体を見守ります。最近では遺族の負担を軽くするため必ずしも夜通し行っているわけではありません。夕方2~3時間ほどで終わりにするケースが多くなっています。葬儀場も防犯・防災、運営上の都合から宿泊できない場合があります。

葬儀

信仰する宗教に関わる僧侶などがその教えに従って故人を現世から死後の世界へと導く宗教的な儀式です。

告別式

親族や知人が個人に対して献花や思いを述べて最後のお別れをする儀式です。最近では葬儀と告別式を一緒に行うことが増えています。

法事

法事は仏教の教えによるもので、故人を偲び冥福を祈る儀式です。
死後7日単位で四十九日まで続き、死後100日目に百が日、1年で一周忌、3年で三回忌、7年で七回忌、以後13年・17年・23年・27年に行い、33年で弔い上げとなります。
※弔い上げ・・年忌を終了しそれ以後の仏事を行わないこと。

葬儀場の名称

葬儀場には齋場、葬祭場、式場、葬祭会館、メモリアルホール、セレモニーホールなどの名称がありますが基本的には同じ葬儀関連を行う場所です。
葬儀というと暗く、あまり良いものではないという印象があります。葬儀場は街中にあったりもします。死を連想する「葬」の字を看板に大きく掲げることに抵抗を感じる人も多く、「メモリアル」や「セレモニー」といった日本人が死を連想しにくい名称が増えています。

 

 

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葬儀場を探すには

病院等の紹介

人は病院で亡くなる場合が多く、悲しみに心の整理もつかないうちに葬儀場を探すのは大変なことです。病院が葬儀場を紹介してくれればどこの葬儀場が良いのかなど探す手間がかかりません。いつも出入りしている業者であればある程度の評判も病院関係者が知っている場合もあります。
他の葬儀場と比較していないので、そこが自分やご遺族に取って最良の葬儀場であるとは限りません。とりあえずお願いするにしても近隣の葬儀場の設備や価格、対応などの情報は調べておくとご自分の安心や他の親族に説明するのにも役立ちます。

インターネット

今の時代何事にもインターネットでの検索が便利です。葬儀場の検索サイトも多数あり、希望の地域を選択するとその地域の葬儀場がすぐに見つかります。価格や特徴等も掲載されているので他の葬儀場との比較なども気軽にできます。
ホームページに書かれていることは広告のようなものです。そのため悪いことは書かれていません。口コミを検索するという方法もありますが情報が集まらなかったり、口コミ内容に偏りがあったりもします。ある程度インターネットで調べたら実際に足を運び、設備や対応などを直接確認してから決定したほうが間違いはありません。

知人の紹介

実際に葬儀場を利用した人の意見やおすすめを聞きます。実際に利用した人の生の意見が聞けるので良いところも悪いところも参考にすることができます。
紹介していただいた葬儀場が気に入らなくても断りにくい場合があります。「参考までに聞きたいのですが」など前置きを入れてから話を聞いて、実際に調べてから紹介をお願いすればお互い嫌な思いを減らせます。話を聞くときは「良かった」「悪かった」ではなく「客観的」にどのような施設でどのようなサービスがあるのかなどを参考にしましょう。

タウン誌、チラシ等

インターネットに馴染みがない、苦手という人には一番身近な検索方法です。
タウン誌で地元の葬儀場を調べたり、普段から葬儀場のチラシを見たら名前と場所くらいは気にしておくといざという時の参考になります。
亡くなった人と葬儀を執り行う人の住所が違う場合も多く、タウン誌がすぐに見つからなかったり、土地勘が無いので近いのか遠いのか、交通の便はどうなのかなどもわからなかったりします。

 

葬儀場の種類

公営施設

市区町村が運営する葬儀場です。その地域に住民票のある人の葬儀か住民票のある人の主宰する葬儀に利用できます。
料金は民営の葬儀場に比べて割安になりますが設備や使用時間、使用方法など取り決めも多く民営の葬儀場より制約は多くなります。
都市部外では数が少なく費用の安さから空いておらず利用できないケースも多くあります。

民営施設

民間の事業者が運営する葬儀場です。地域などに関係なく利用できます。
料金は公営に比べて割高になりますが交通の便やバリアフリー、設備の綺麗さや空間の演出など各社様々な特徴があります。
公営の施設では人が施設に合わせた葬儀になりがちですが、民営は人に合わせて施設を選ぶということができます。

宗教施設

宗教団体が運営する寺院や教会などで葬儀を行います。
宗教施設で行いますので基本的には故人または主宰者がその宗教の信仰や関わりや風習などの地域性に関係してきます。
葬儀の内容はその宗教の教えと作法に従って行うことになります。

自治体・地域の施設

地区やマンションの集会所や地域の公民館などで葬儀を行います。
故人が住んでいた地区で行うので近隣の住民や知人が弔問しやすくなります。
費用はかなり安く済みますが基本的に葬儀のために作られた施設ではないため搬入、収容人数、広さ、控え室がないなど不便な点も多くなります。

自宅

最近はあまり見られなくなってきましたが自宅で葬儀を行う場合もあります。
場所の費用はかかりませんが自宅で葬儀を行うにはそれなりの広さが必要になります。祭壇の設置場所、弔問客や親族の待機場所、受付やお茶など弔問客の対応に必要な物品を置いておく場所などが必要です。

 

葬儀場を選ぶポイント

規模と費用と内容

行う葬儀の規模はどのくらいになりそうでしょうか?故人が人脈の広い方でかなりの人数が集まりそうであればそれなりの会場を用意しなければなりません。
行う葬儀の規模と費用(予算)によってどのような葬儀を行いたいかを考え、それらを実現できる葬儀場を探します。

安置室の有無

ご遺体は病院など亡くなった場所から移動しなくてはなりません。葬儀場に安置室がない場合自宅など、安置しておく場所を確保しなくてはなりません。
安置室の有無と利用方法について確認しておきましょう。

設備・交通の便(弔問客の対応)

葬儀を行うにあたって弔問してくださる方々や親族に失礼があってはなりません。葬儀場までの交通手段がどのようになっているか確認します。近い駅、駐車場の有無、バスなどの送迎など、遠方から来る方、車で来る方、公共交通機関でしか来られない方などもいますので皆様がどのように来られるか想定しておく必要があります。
また施設内のトイレやバリアフリー、待機場所など弔問してくださった方々が不便にならない配慮も必要です。

宿泊施設

遠方から来られる方のために宿泊施設を確認します。葬儀場によっては併設されているところもありますが、無い場合でも近隣に交通の便の良い宿泊施設がないか確認します。

職員の対応

葬儀場を決める前に実際に足を運んで職員と話をして、大切な葬儀を任せられるかどうか、信頼できる職員かどうかを確認します。環境や費用が問題なくても感じの悪い職員や段取りが悪いようでは葬儀が台無しになってしまいます。事前に担当職員や葬儀場で働く人たちの雰囲気を確認しておきます。

 

葬儀場を選ぶときの注意点

追加料金に気をつける

葬儀の見積もりや費用を提示された際に他にかかる費用がないかよく確認しましょう。別料金、追加料金がかかるということがあります。見積の中に何が含まれているのかよく確認しましょう。
対応の悪い業者や悪質なケースだと初めは安い表面的な費用だけを売りに契約を進めて断りにくくなった頃に必要な追加料金について話される場合があります。費用の見積が出た時点でほかにかかる費用についてもこちらから先に確認しておきましょう。

葬儀社が大切

葬儀場と葬儀社は必ずセットというわけではありません。葬儀社が運営する葬儀場は基本的にその葬儀社が担当する場合が多くありますが、公営や自治会館などを利用した時を思い浮かべてみるとわかりやすいように、場所と葬儀の運営は別です。
実際に葬儀をサポートしてくれるのは葬儀社なので場所選びよりも重要と言えます。信頼できる葬儀社を選びましょう。

できれば事前に調べておきたい

人が亡くなった直後というのは気持ちの整理もつかないまま様々な手続きや対応に追われます。そんな中冷静に良い葬儀場を選ぶというのはなかなかむずかしいのではないかとおもいます。事故や急な病気以外、高齢やある程度予測が付く場合は事前に葬儀場を調べておいた方がいざという時冷静に対応できますし、葬儀場選びに失敗しにくくなります。

 

 

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まとめ

お葬式は大切な故人と最後のお別れをするときです。しかし身近な人であればあるほど喪主は式の進行、弔問客の対応などに追われてしまいます。大切なお葬式だからこそしっかりとお別れができる式になるような葬儀場、葬儀社を選びたいものです。
亡くなる前から葬儀場を探すというのは縁起が悪いように思われますが決してそのようなことはありません。自分も高齢になれば親や親族など葬儀に関わる機会も増えてきます。勉強や事前準備として、身近な葬儀場だけでも調べてみてはいかがでしょうか。

 

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