葬儀後について教えて!流れは?諸事は?

葬儀よりもそのあとが大事!
葬儀が終わりひと段落してホッとしたいところですが、実は葬儀よりも葬儀後が重要です。葬儀後をおろそかにしてしまうと困ったことがたくさん出てきてしまいます。事前に何をしなくてはいけないかよく確認しておきましょう!

 

葬儀後とは

日本の葬儀

葬儀とは亡くなった人とのお別れ、あの世へ旅立つ魂を見送るなど宗教的な意味合いが強くあります。日本は神道(神様・神社)と仏教(仏様)が混ざった独特な宗教観を持っています。また地域によっても独特な風習や作法があります。
ここでは一般的な日本の習慣、風習としての葬儀後としてまとめています。詳細は地域によって違う場合がありますので親族などによく確認してください。

葬儀後にすること

葬儀の片付け

参列してくださった方、お手伝いをしてくださった方へのお礼やお返し、弔電供物等のお返しなど葬儀の片付けがあります。支払いやお返しなど事務的な処理もありますが、何より関わった人たちへの感謝が大切になります。その気持ちをおろそかにしてしまうとその後の人間関係にひびが入ることもあります。失礼の無いように配慮が必要です。

諸手続き

行政手続や会員等の抹消手続が必要になります。世帯主変更や年金の変更等を行います。遅れてしまうとお金を返納しなくてはならない場合もあります。

遺産・遺品の処理

遺品は急ぐことはありませんが遺産は税金とも関わってきますので早めの対応が必要です。土地や現金などの財産をどうするか決めます。

法要の手配

日本には仏教をもとに数十年に及ぶ法要の風習があります。葬儀後年月が経っても法要の手配などを行う必要があります。

 

 

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葬儀後の流れ

1:初七日法要

期日:亡くなった日から7日目
数え方・・亡くなった日を1日目として数えます。
例 死亡日 〇月1日  初七日 〇月7日
地域や宗教宗派によって違いがあることがありますのでよく確認してください。
内容:人は亡くなってから7日ごとに7回(49日)あの世へ行くまでの裁きがあるとされています。初七日はその最初の1回目に法要を行います。
最近では葬儀後に何度も親族や参列者が集まるのが困難であることから葬儀当日に初七日法要を行うことが多くなっています。この場合「繰り上げ法要」や「繰り込み法要」といった方法を行っています。
繰り上げ法要:葬儀当日、火葬後に初七日法要を繰り上げて行う。
繰り込み法要:葬儀当日、火葬前の葬儀中に初七日法要を同時に行う。

2:四十九日法要 忌明け法要

期日:亡くなった日から49日目
数え方は初七日と同じです。
内容:人は亡くなってから裁きを受けて49日後に行き先が決まるとされている日です。魂が旅立つ重要な儀式として行われています。
お坊さんに経を読んでいただき焼香をします。その後一般的には参列者とともに会食などを行います。亡くなった状況や遺族の状態などにより会食などは行わない場合もあります。

3:香典返し

期日:四十九日後から1ヶ月以内
地域や宗教・宗派によって違いがありますのでよく確認しましょう。
内容:香典返しは香典をいただいた方にお返しとして贈ります。本来は四十九日が過ぎ忌明け後に弔事を終えたことのお礼という意味もあります。
最近では香典返しを贈る手間などから葬儀当日にお渡しするケースが多くなっていますが、参列できずに香典のみを送ってくれた方や高額の香典などを頂いた方には別に贈ることがあります。

4:納骨法要

時期:特に決まりはありませんが四十九日の法要の後に行います。
一般的には四十九日や一周忌の法要と一緒に行うことが多くなっています。
内容:お墓に遺骨を納めます。この時お坊さんに経を唱えてもらうなどの納骨式を行います。
納骨法要は比較的近親者のみの少数で行います。

5:法事・法要

時期:命日から各法要年
回忌の数え方:一周忌と回忌は数え方が違うので注意が必要です。一周忌は文字通り亡くなってから1年ですが、回忌は亡くなった年を1として数えます。1年経って一周忌、2年経って三回忌(3年目)となります。
内容:親族や知人を招待して法要を行います。一般的に行われることが多い法要は一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌になります。三十三回忌で法要は終わりとするところが一般的です。

葬儀後の食事

葬儀と食事

葬儀の際に食事を振舞われることとして、主に2つの風習があります。1つは通夜の弔問客に振舞われる「通夜ぶるまい」です。もう1つは葬儀が終わったあとに振舞われる「精進落とし」です。あまり違いを感じていない人もいるのですが意味も役割も大きく違います。

通夜ぶるまい

通夜の際は不特定多数の方が弔問に訪れます。忙しい合間に来られる方や遠方から来られる方もいます。「通夜ぶるまい」はそういった方々へのねぎらいと感謝の気持ちを表すための食事という意味があります。一般的には別室で大皿に盛られた料理や飲み物を振舞います。弔問客も一般的なマナーとして、せっかく用意された食事ですので一口でも箸をつけてから帰るようにします。用事などがある際はその旨を伝えてから失礼の無いように退出します。

精進落とし

身内に不幸があったときに「喪に服す」という意味で仏教の精進料理を食べていた風習や葬儀を行ってくれた「僧侶へ感謝とねぎらい」の食事として精進料理ふるまったことなどから葬儀のあとに精進料理が出されるという風習がありました。現代では必ずしも精進料理とは限りませんが葬儀の後に親戚やつながりの深い参列者に席を設けて食事を出すことが「精進落とし」とされるようになってきています。「通夜ぶるまい」とは違いこちらはあらかじめ招待した人が参加するので食事は個々で出すのが一般的です。

 

葬儀後の諸事

葬儀の引き継ぎ

世話役、会計役をしていただいた方から引き継ぎをします。

会葬者芳名帳

葬儀に参列していただいた方の名簿。

香典帳

香典をどなたからいくら頂いたかを記録したもの。

供物供花の控帳

供物公家をどなたからどのような物を頂いたかを記録したもの。

弔電

式に参列できなかった方からのお悔やみの電報。

会計書類

香典や葬儀に関するお金の出入りに関する書類。

支払い

葬儀場や葬儀社、火葬場へ支払いを行います。病因でなくなった場合は病院への支払いも行います。

挨拶・お礼

世話役や会計をしていただいた方、故人の勤務先や町内会長等お世話になった方のお宅へお礼に伺います。相手や状況により菓子よりなどを持っていきます。

死亡通知

家族のみで葬儀を行ったり、諸事情により葬儀にお呼びしなかった場合など、はがきや手紙で故人の死亡についてお知らせします。死亡通知は本来葬儀にお呼びする故人の知人やお世話になった方へ送ります。葬儀にお呼びしなかった事のお詫びと故人が生前お世話になったお礼などを書きます。
喪中欠礼と混同されやすいので注意が必要です。死亡通知は故人の知り合いに故人が死亡したことを知らせるために書くのに対して、喪中欠礼は差出人が喪に服していることを伝えるために書きます。

弔電・供物・供花へのお礼

弔電・供物・・供花をいただいた方へはお礼状を出します。

諸手続き・故人の身辺整理

行政手続

年金や社会保険、世帯主の変更など行政手続きに関する届出をします。

名義変更・解約

水道・ガス・電気・電話などの支払い名義の変更や故人が契約していた会員カードやクレジットなどの解約をします。

遺産・遺品整理

遺言の確認や遺産の分配、相続税の支払い、遺品の分配や処分をします。

儀礼・法要

初七日、四十九日、一周忌など宗教的な儀礼、法要の手配をします。

 

葬儀後の抑えておきたいマナー

香典返しのマナー

「後返し」と「即日返し(当日返し)」

通常香典返しは四十九日後にそれまでの葬儀法要が滞りなく済んだことの報告とともにお礼の意を込めてお返しをする「後返し」で行います。しかし、最近は受付で香典をいただいたときにその場ですぐお返しをお渡しする「即日返し(当日返し)」という形式が一般的になりつつあります。
即日返しは贈る手間や送料などを軽減する目的で行われています。葬儀を執り行なう遺族は悲しみや思い出に浸る間もなく葬儀や諸手続きに追われます。そういった状況を弔問者も配慮して「今もらってもいいよ」という無言の優しさでもあります。お返しを渡せば良いというわけではありません。葬儀を行う側の都合で行われているため失礼の無いようにしましょう。

「会葬返礼品」との誤解に注意

即日返しは「会葬返礼品」とは別であることをはっきりさせておきましょう。通夜や葬儀に参列してくださった方に会葬返礼品というものをお渡しします。このことをよく知っている方の場合、当日に受け取った香典返しを会葬返礼品だと思ってしまいます。四十九日が過ぎても香典返しが送られてこないという不満や、口に出されなくても大変失礼な対応になってしまいます。即日返しを行う際は会葬返礼品と香典返しにお礼状を添えてお渡しします。香典返しが一緒であることが相手に伝わるようにすると誤解や失礼のない対応になります。

返礼品の金額

香典返しの金額の目安として、いただいた金額の3分の1から半分ほどの金額がよいとされています。即日返しの場合、香典の金額を知る前に返礼品を用意しますので品物の金額は一般的な香典の金額から予想して用意します。しかし中には高額な香典をいただくこともあります。高額な香典をいただいた場合は別途後返しで香典返しを贈るとより失礼のない対応になります。

支払い

病院や施設など最後を迎えた施設等への支払いは葬儀後できるだけ速やかに行います。傷心の中お金を請求するというのは大変心苦しいことです。そのため先方は本当に困るギリギリまで請求を控えていたりします。相手先の厚意に失礼の無いようにお金に関すること、支払うべきものはできるだけ早く支払いましょう。

挨拶回り

葬儀後数日(1~2日)以内で、葬儀でお世話になった方、町内会長や世話役、故人の勤めていた会社などに喪主が直接ご挨拶に伺います。訪問できない場合は電話等でお礼を述べます。
お礼の品は必要ありませんが会社など状況に応じて菓子折りなどを持参しても構いません。会葬返礼品や香典返し等もあるのであまり物を贈りすぎるというのも返って相手に気を使わせてしまうことがあります。
長居は無用です。先方も葬儀の疲れや忙しい中時間を割いてくれています。お礼と感謝を述べて手短にします。

 

 

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まとめ

葬儀で故人とお別れをした後。故人が関わった人たちに礼を尽くして諸手続きも滞りなく行うことで、誰もが故人の死を悼み心に刻むことができるのではないでしょうか。葬儀後というのは葬儀よりも大切なことがたくさんあります。特に人間関係は残された遺族にも関係してきますので失礼の無いように気をつけましょう。

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