仏壇の台を選ぶポイントは?種類はどんなのがあるの?

最近の家庭にはめっきり少なくなってきましたが、昔は各家庭に仏壇があり、法事や法要も各家庭で行い僧侶の読む読経の響きがよく聞こえていたものですが、現在は祖父母達と暮らすことが少なく又家の形態もマンション等で仏壇を置くことも減ってきています。そんな忘れかけられている、仏壇の台について紹介させていただきます。

 

仏壇の台とは

普段はあまり仏教や仏壇に触れることもなく又学校でもあまり宗教色の強い物は教えなうようですが、元々日本人には昔から仏教に親しんできて各家庭でも仏教の各宗派が各家庭毎にあったものです。

ここで仏壇やその台に入る前に日本人の宗教について少し勉強すると何故仏壇が必要なのかということも理解できると共に日本人として最低限の宗教との関わりを知っておくことも必要だと思います。

日本人の宗教と仏壇

現在の日本には神道と仏教が共存している不思議な宗教文化が色濃く残っている国です、その証拠に結婚式は神式で葬式は仏式で行われており、家庭での法事供養などは寺から僧侶を呼び読経で故人の霊を敬っています。

例年多くの人が参拝する初詣は「神社」で何故そうなったかは歴史を数百年さかのぼることになりますので割愛させていただきますが、最近聞いた話で20代の若者が神社とお寺は宗教が同じだと思っていたような笑えない話もあります。

もともと神道は、太古から日本固有の神への信仰に由来するのに対して、仏教は大陸から伝来した宗教です。また、神道は神話に登場してくる神々のように、地縁・血縁などで結ばれた共同体を守ることを目的としているのに対して、仏教はおもに個人の安心立命や魂の救済、国家鎮護を求める点で根本的に違っています。
仏教は西暦538年、日本に伝来したといわれます。仏教は豪族たちを中心に、少しずつ広まり、聖徳太子以降、国家に守られる形で急速に浸透していきます。この仏教が浸透していくことにより死者を敬うために仏壇での催事を行うようになり、日本でお仏壇が祀られるようになったのは、1300年ほど昔の天武天皇の命がきっかけだと言われています。法隆寺にある「玉虫厨子」は日本の仏壇のルーツ的存在です。ですが、その頃は貴族や役人などごく一部の人だけが祀つられ鎌倉時代には禅僧達によって、中国の儒教の祭具だったお位牌が日本に持ち込まれまれました。室町時代には、浄土真宗の蓮如上人が、多くの人に仏壇を持つことを勧めたため、仏壇が一般信者の間にも広がりました。

また、室町時代には「書院造り」という住宅形式ができて、「床の間」が作られるようになりました。そして、ここに仏画を掛けたり、仏具を置いて礼拝するようになりました。全国的に庶民が仏壇をお祀りするようになったのは江戸時代です。庶民がお位牌を祀るようになったのも江戸時代です。こうして、現在につながる伝統ができあがりました。

このように、仏教の先祖信仰や葬式が強く結びつくようになったのは、江戸幕府の宗教政策である檀家制の影響が強いと言われています。

 

仏壇の台

仏壇の歴史について理解していただきましたか、理解していただいたことで、テーマの「仏壇の台」について説明させて頂きます。

そもそも仏壇が広く一般に浸透していったのは、江戸時代でその頃の人は現代人より小柄で椅子に座る文化などは明治時代の文明開化くらいからで、それまでは「正座」の文化であったために、おのづとして家庭の仏壇も正座したときに位牌が目線上にくるような、今で言うところのサイズでした。家庭での正座文化は明治、大正、昭和の初頭くらいまで続いており、法事の時の僧侶の読経も家庭では正座で行われていたので目線より大きなサイズはあまり好まれませんでした。時代と共に生活スタイルも変貌していく中家庭でも正座文化から椅子に座る事に変わって来ました。

生活スタイルの変化によって法事等も長時間の読経に対処するため椅子で行うようになりそれに合わせたかのように仏壇のデザインも大型化になり、そのデザインの一部として法事関連の小物等を収納できる「台」が出てくるようになりました

 

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仏壇の台の種類

近年、マンション等の住居形態が替わり、仏壇も小型化になり小さなお仏壇をのせる専用台の需要が高まってきています。一昔前までは、「お仏壇=仏間の中」という風習が一般的でしたが、建築事情や家族形態、経済状況の変化から、仏間の無い住宅やマンションが増えてきました。このような環境の中で、小さな仏壇をのせる「仏壇台」の需要も高まり、部屋の雰囲気や、仏壇の色合いに合わせて利用されています。仏壇台は、お参りされる方のことを第一に考え製作されています。収納用の引き出しやお供えをするための膳引きも内内蔵されています。
仏壇台といってもいろいろな高さがあります。

[40cmの仏壇台]

この高さのものは、座ったままでも使いやすいでしょう。引き戸などの収納スペースが付いているため、仏壇に使うためのろうそくや御線香をしまっておけます。

[60㎝の仏壇台]

この台は引出しやスライドが三段から四段になっている場合があります。たくさんの収納が出来るので、仏壇用品以外にもさまざまな物を入れる事が出来ます。仏壇としての収納ではなく、いろいろなものを入れている家庭が多いのです。

[70㎝~の仏壇台]

収納台は、まるでタンスのような雰囲気を感じる事が出来ます家具調の仏壇にぴったりで、仏壇台としてではなく家具としての用途で買う人も多いのではないでしょうか。スライド式の棚が付いているため、仏壇を飾りたいときは広々とスペースを使えますし、普段は棚をしまって小さく収納が可能です。

他にも引出等がついていなく、本当に仏壇を置くためだけの台も販売されています。スツールが付いているものは、椅子に座ってゆっくりとおまいりをすることが出来ます。引出や棚もついているので、まるで化粧台の様に使えます。

 

 

仏壇の台の選ぶポイント

仏壇の台を選ぶポイントは第1に本体の仏壇にいかに合わせるか、デザイン面、機能面、大きさ等を総合的に判断して選ぶことが細大のポイントとも言えます。

⬛モダンな仏壇に合わせるなら

主にコンパクトなモダン仏壇に合う仏壇台になります。色合いも、ほぼ、お仏壇の色合いに合わせて製作されています。また、使用されている材質もお仏壇と同様の材質を使用しているので、統一感のある空間に様変わりします。
※材質は主にタモ材を使用しています。

⬛唐木仏壇、黒塗り仏壇に合わせるなら(定番タイプの仏壇台)

主に、唐木仏壇や、塗りが施されたコンパクトな仏壇に合う仏壇台です。和室で使用されることが多いため、モダンタイプに比べると高さを低く設定されているのが特徴です。

仏壇台のサイズや色合いも豊富なので、お仏壇のサイズや材質、日々のお参りのスタイルに合わせて選ぶようにsれる事がコツでもあります。

⬛仏様を見下げたくない方へ・・・(高さを確保したい方へ)

コンパクトなお仏壇を購入したけど、仏様やご先祖様を見下げたくない、とおっしゃる方が多くおられます。仏様やより高いところへ安置された方が気持ちが良いものですよね。高さが確保された仏壇台を利用してより快適にお参りすることができます。

⬛椅子付きで快適にお参りがしたい方

足や腰に負担のかからない「椅子付き仏壇台」は近年非常に人気の高い商品の一つです。台の部分にはお供え用の「膳引き」や収納用の引き出しが内蔵されています。さらに、椅子部分も収納ボックスになり機能性高い仏壇台です。

⬛お供え物を沢山されたい方は

コンパクトなお仏壇は場所を選ばず気軽にお参りすることができる反面、内部空間が狭いことで十分なお供え物が難しくなっています。そこで、幅の広い仏壇台を利用されることで、お供え物をたっぷりとすることが可能になります。法事等の仏事の際に、親族が持ち寄るお供え物などもゆったりと仏前にお供えすることが可能になります

 

仏壇台で代用するには

仏壇台の代用になるもの

仏壇台を専用のものではなく今ある家具で代用できないか?最近は仏壇のコンパクト化が進み、わざわざ専用の台を購入しないという人も多くなっています。とは言っても大切な仏壇を置くための台ですからなんでも良いというわけではありません。仏壇を置く台として気をつけておくべきことが3つあります。

高さ

仏壇に手を合わせるときに気をつけることとして、位牌や御本尊様を見下ろすような姿勢は失礼にあたります。逆にあまり高い位置に置きすぎても地震などの際に倒れて危険です。仏壇の高さは基本的に正座や腰を下ろした姿勢で目線よりやや上、または同じくらいの目線に来るようにします。仏壇台の代用品を探す際は高さに気をつけます。

安全

台として使用するので安定感は重要です。仏壇を置くための幅、奥行はしっかりと取れるでしょうか。仏壇が台からはみ出したり傾いたりしていると仏壇が倒れてしまうこともあります。また台の足は仏壇の重さを耐えるのにふさわしい物を選びます。重さに耐えられないとある日突然倒れてくることもあり危険です。仏壇を置いても危険がない安全な台かどうか気をつけます。

ふわしいもの

仏壇を置く場所はあまり騒がしくない場所が良いとされています。そのため物が頻繁に動くような場所、例えばリビングのテーブルを台として使用するのはあまり好ましいとは言えません。また頻繁に使う棚、ものが積まれている台など一般的に考えて仏様に失礼ではないのか?と考えられるような使い方をされている台を仏壇台にするのは避けます。

 

仏壇の台の注意点

仏壇もその台も自宅の内容や設置場所、毎日手を合わせる人の使いやすさで選ぶ事が注意すべく点で仏壇もその台にも宗教、宗派に関係ありません、ただし本尊(仏壇最上段、中央に安置する仏像、掛軸)は宗派ごとに異なりますので菩提寺の宗派を確認してください。宗派の違いが重要になるのは本尊です。仏壇の最上段の中央に仏像か掛軸を安置します。本尊は菩提寺の宗派のものを間違いなく安置しなければなりません。必ず菩提寺の宗派を
確認しましょう。菩提寺が決まっていない場合は戒名、法名をいただいた寺院の宗派の本尊を選びます。

宗派の種類

天台宗・・・・釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来他天台宗に限って指定はありません。
真言宗・・・・大日如来
浄土宗・・・・阿弥陀如来(舟形光背)
時宗・・・・・阿弥陀如来(舟形光背)
浄土真宗・・・阿弥陀如来(大谷派、本願寺派、高田派など各派で異なります)
臨済宗・・・・釈迦如来
曹洞宗・・・・釈迦如来(掛軸の場合は道元禅師、瑩山禅師の両大師入り)
日蓮宗・・・・十界曼荼羅、日蓮上人
浄土宗、浄土真宗各派は細かい部分の違いではっきりと区別されます。
おなじ阿弥陀如来ですが仏具店でよく確認してください。
とくに浄土真宗は大谷派、本願寺派などを十分確認してください。

 

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まとめ

一般的には冠婚葬祭で作法やしきたりについて理解している人は、なかなかおられないと思われます。

しかし、最低限の作法等は常識として、勉強しておく方がこれから特に葬式や法事等出席する事が多くなる年代でもありますのでこれを機会に勉強してみようと思います。

 

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