認知症の介護認定について教えて!流れは?失敗しないためには?

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要介護認定では、その結果によってその後、受けられるサービスの量や自己負担額が変わってきます。そのため、状態にあった適正な認定結果を得ることが介護のある生活には重要です。
しかし、調査員に十分に情報が伝わらない場合や調査を受けている時や主治医の前では、妙にちゃんとしてしまって普段の様子と違っていたという場合もあります。特に認知症の方の場合は、普段の様子が良くわかり状況を説明できる人とがいないと、要介護認定結果が妥当にされない可能性があります。

 

認知症の介護認定とは

認知症の介護認定では、認定のきっかけとして例えば妄想や幻視・幻覚、明らかに今までにできてことが分からなくなった、食事をしたこと自体を覚えていないなど単なる物忘れではない言動に家族等が気付いて医療機関や市町村の窓口、ケアマネージャーに相談する場合が多くあります。そのため相談を受けた時点で皆が何らかの認知症の診断がついているというわけではありません。
そのため、目に見えている症状だけで「認知症だから介護保険を申請して必要なサービスを利用したい」ということに拘ってしまうと実は脱水や不眠、他の病気によって認知症のような症状が出現しているということを見落としてしまう危険があります。
認知症であってもそうでなくとも、介護と医療は両輪であることを先ずは念頭において介護認定を進めていくことが大切です。

 

 

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認知症の介護認定の流れ

認知症の介護認定の流れは先に触れたように、最初の窓口が医療機関や市町村窓口、ケアマネージャーの事業所となることが多いです。
本人や家族から相談を受けて、介護認定申請の必要性があれば申請の代行ができる機関が申請を代行することもできます。
申請を受けて、調査員が本人を調査します。主治医は主治医意見書を作成します。これらの書類を基に市町村の介護認定審査会で介護認定結果がでます。
ただし、認知症の介護認定に特化していえば、申請する時点で何らかの日常生活に支障をきたすような認知症の周辺症状が出ている場合も多いので早期の診断と介護サービスが必要となる割合も多いです。その場合は、早急に治療が開始される場合や入院が必要になることもあります。また、要介護認定結果が出る前に前倒しで暫定的に介護保険サービスの利用を始めることもあります。
したがって、認知症の要介護認定では早期の受診、調査が必要なことが多く、ある程度のスピード感が求められると言えます。

認知症の介護認定のきっかけになり得るという意味では市町村に設置されてきている「認知症初期集中支援チーム」について以下に紹介します。

■認知症初期集中支援チームとは?

認知症専門医と専門知識をもつ保健師、社会福祉士で構成しています 。
どんなことをするの?
認知症の方(疑いのある方)やそのご家族を訪問し相談に応じます。
病院受診やサービス利用、家族への支援などの初期支援を包括的・集中的に行います。
対象となる方は?
40歳以上で、自宅で生活をしており、認知症の症状でお困りの方です。
例えば…
「認知症の治療を中断している」
「認知症疾患の診断を受けたいが受診を拒否している」
「介護サービスを利用したいけれど、できない」
「認知症の症状が強くて、サービス利用や介護に困っている」 など

 

 

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認知症の介護認定のポイント

認知症の介護認定のポイントについて見ていきましょう。

【認知症の介護認定のポイント】

ポイント① 医療の重要度はどうか

認知症のような症状は脱水や不眠、その他の病気の場合でも現れます。誰も知らないうちに転倒していて実は硬膜下出血を引きおこしていたということもあります。硬膜下出血では硬膜に溜まった血液を抜くことで脳への圧迫が解消されれば、症状も軽快することも多いです。介護認定を進めると同時に、認知症のような症状の原因を見極めていくことが重要です。その結果、治療優先の物であれば医療に専念する方向に軌道修正をしていかなければなりません。

ポイント② 多くの情報を収集しておく

認知症の要介護認定では、状態に見合った介護認定結果を得るために日頃の状況がきちんと調査員と医師に伝わることが大切です。
そのため、時系列に沿った具体的に日常の様子や変化の情報が多く収集できていることが大切です。調査に立ち会う家族やケアマネージャーは、いつ、どんな時に、どんな言動があるのか、頻度はどのくらいなのかについて調査の前にまとめておきましょう。
言動の出現や変化がわかりやすいように時系列でまとめておき、1ヵ月内ではどうか、一日のうちではどうなのかを伝えることができるようにしましょう。

ポイント③ 日頃の様子がわかる人が立ち会う

認知症の方は調査員に質問されても質問内容がわからなかったり、現在のことではないことや事実と異なる返答をしてしまうことがあります。
一見しては認知症や物忘れと調査員がわからないこともいいので、普段の様子や頻度を伝えられる人が調査に立ち会い、本人の自尊心を傷つけない形で調査員に伝えることが大切です。本人を目の前で話しにくいことを調査員に伝えるために、事前に調査員と話す、伝える工夫を決めておくことが必要です。

 

認知症の介護認定で失敗しないために

認定調査のポイントでも述べましたが、認知症の介護認定調査で失敗しないように以下のことに気をつけましょう。

・認知症の症状が一時的なものか、頻度が大切
・調査日以外の起きている日常生活に支障をきたすような言動を具体的且つ頻度を伝えることが大切
・日頃の様子を伝えることができる人が調査に立ち会う
・本人の解答が実際と異なっている場合、紙に書いて後で調査員に渡す、本人の居ない場で伝えるなどの工夫をする。

 

 

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まとめ

認知症になっても、自尊心やプライドが保たれ、話す相手や一定の緊張感のもとではやり取りが普段よりもしっかり出来てしますという認知症の方は多くいます。
日頃の状況を正確に伝えることができることが認知症の介護認定ではとても大切なことです。
現代はインターネットや認知症をテーマにした書籍やテレビ番組などが多くあり、高齢者と暮らす家族が認知症に関しての知識や情報を多く持ち合わせていることもあります。

それらの情報が先入観となって医療機関や相談窓口に誤った情報提供をしないように、普段のありのまま様子を記録、まとめておくとより良いと考えます。

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