介護職の方や介護にちょっと詳しい方と話をしているとよく出てくる「老健」
何も知らないと「??」ですよね。
今回はそんな「老健」についてご紹介したいと思います。
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「老健」の略は介護老人保健施設
ちなみに辞典で「老健」を調べると
デジタル大辞泉の解説
介護職の方はこんな言い方をしないので二のことですね。
「老健」とは介護老人保健施設のこと言い、生活の場と病院の中間と考えるのがわかりやすいです。
主に病院に入院経験がある方で自宅での生活が困難となってしまった場合に一時的に入所する施設です。
麻痺や怪我などの症状がある人が、リハビリをしながら自宅での生活を目指すことができます。
ただ、実態は病状がよくなっても家に帰れる状態になる人は少ないと言われています。
新しい入所先が見つからなかったり、家族の理解が得られないといった理由で入所が長期化するケースが
多く見られます。
「老健」の費用ってどうなの?
介護老人保健施設の費用は負担能力に応じて、入所者本人と主たる扶養義務者(家族)が負担することになります。
以下は、都内の介護老人保健施設における自己負担額の例です。
介護老人保健施設の月々の費用
従来型多床室の費用(30日換算、要介護3の場合)
内訳 | 利用料 |
---|---|
居住費 | ¥9,600 |
食費 | ¥41,400 |
その他費用 | ¥10,500 |
介護老人保健施設 サービス費 | ¥29,090 |
サービス加算 | ¥1,567 |
合計 | ¥92,157 |
ユニット型個室の費用(30日換算、要介護3の場合)
内訳 | 利用料 |
---|---|
居住費 | ¥59,100 |
食費 | ¥41,400 |
その他費用 | ¥10,500 |
介護老人保健施設 サービス費 | ¥29,187 |
サービス加算 | ¥1,567 |
合計 | ¥141,754 |
しかし、本人および世帯全員が生活保護の対象であったり、年収が著しく少ない場合、居住費や食費は低
く設定され、介護サービス費についても高額介護サービス費などの補助金が自治体から支給されます。
そのため、実際の自己負担金額については、ケアマネや施設に相談すると良いでしょう。
まとめ
老健、介護老人保健施設とは、医療法人や社会福祉法人などによって運営される公的な介護施設で、収入
や課税金額などに応じた補助金や助成制度が受けながら、在宅復帰に向けたサービスやケアを受けられま
す。
しかし、一時的に入所する施設でありますので利用者もしっかりとその意識を持って入所することにより
老健を使える方が増えますね。
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