ケアマネージャーの受験資格は?試験はいつ?

皆さんが普段介護サービスや福祉用具のリース等ケアプランの作成や、介護に関して一番係わりの多い職種がケアマネージャーではありませんか?そんなケアマネージャーにはどうしたらなれるか疑問に思われている方やこれからケアマネージャーを志す方へどうしたらなれるかについて紹介させて頂きます。

 

ケアマネージャーの受験資格とは

2015年2月、ケアマネージャーの受験資格の改定が行われました。ただし2017年の試験までは改定前の受験資格で受験できます。しかしこの改定前の条件で受験できるチャンスも2017年だけです。今年の試験日は10月8日ですが既に申し込みの締め切りは終わっていますので、次回の受験に挑戦してみて下さい。

但し、次回からは改定後の内容となりますので少しハードルは高くなりますが、より頑張らなければなりません。これからその次回からの受験資格について紹介させて頂きますので今までとの違いをよく理解して勉強してみて下さい。

介護業務に係わる資格変更

■実務期間

社会福祉主事任用資格取得者、初任者研修課程又は実務者研修修了者は介護等業務で5年(900日)以上の実際従事日数を有していること、無資格の人は10年(1,800日)以上介護等業務の従事日数が受験資格となります。2018年のケアマネージャー試験から介護等業務での実務経験が受験資格から除外されます。

 

■実務経験証明書の発行

ケアマネージャーの試験を受けるには、通算5年(900日)、もしくは10年(1,800日)以上の実務経験が必要です。この実務経験を証明するためには、試験出願をする際に「実務経験証明書」を添付します。勤務中、もしくは以前に勤務していた事業所や施設に証明書の発行を依頼しなくてはいけません。「実務経験証明書」を発行してもらうときに次の点について注意するが必要があります。

  • 従事者名や事業所の運営主体、所在地、従業期間などが記載された、自治体の指定した様式であること。
  • 証明権限を有する人(法人代表者、施設長・事業所長など)が記入したものであること。
  • 受験者本人が記入した実務経験証明書は、自宅での開業などの特殊な例を除けば無効。
  • 複数の事業所での勤務経験がある場合、そのすべての事業所での「実務経験証明書」が必要です。

過去に勤務していた事業所などの場合、 証明書の発行手続きには時間がかかる場合もあります。出願時に慌てて準備をするのではなく、早めに「実務経験証明書」の準備にとりかかっておきましょう。

■試験内容

ケアマネージャーの試験は今までは(※)基礎資格により、解答免除がありましたが、27年度から解答免除がなくなり、全員が60問を解くようになりました。ちなみに前年度の試験は、合格率が13%台となり、10人に1人合格というかなり難しい試験になっています。今年は試験は10月に行われます。

合格率は、都道府県によって異なります(最高は愛知県16.8%、最低は、青森県7.8%、東京都は16.6%)。ケアマネージャー試験は、国家資格とよく間違えられますが、都道府県資格になります。現在は、この見直し前の「従来の受験資格対象業務<平成27年度から平成29年度の試験に限り適用>」が特例で適用されています。ただし、平成30年度からは、見直し後の受験資格対象業務になります。

※基礎資格とは・・ケアマネージャーが保有している他の介護資格

 

 

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ケアマネージャーの受験資格の確認事項

ケアマネージャーの試験は介護福祉士のような国家試験ではなく、各都道府県別試験ですが、合格率やその他受験に関しての条件では介護福祉士よりかなり難しいと言われています。その為に試験の為の確認事項については絶対的に避けてはいけない事です。何故なら試験の難しさもありますが試験が1年に1回だけでその機会を逃すと1年先という結果にもなります。ここではその試験の為の確認事項を紹介致しますので、もう一度確認してみてください。

平成30年からのケアマネージャー受験内容変更の確認

■今までの受験資格

今までの受験資格は以下の3つでした。

  • 国家資格(法定資格)を所有し、かつ実務経験が5年以上、従事した日数が900日以上
  • 相談援助業務に従事し、かつ実務経験が5年以上、従事した日数が900日以上
  •  介護等の業務に従事し、かつ実務経験が5年以上、従事した日数が900日以上。
    または、無資格で介護等の業務に従事した日数が10年以上、従事した日数が1800日以上

■改正後の受験資格

  • 国家資格(法定資格)を所有し、かつ実務経験が5年以上、従事した日数が900日以上
  • 相談援助業務に従事し、かつ実務経験が5年以上、従事した日数が900日以上

■変更点

  1. 介護等の業務に従事している人の受験資格除外
  2. 相談援助業務の福祉事務所(ケースワーカー)の受験資格除外(※)
  3. 国家資格(法定資格)取得者に対する試験の回答免除を廃止(※)

今までは介護福祉士などの資格を有していれば、ケアマネージャーの試験の一部解答が免除されていましたが、今回の改正によって廃止になります。

(※)相談援助業務に従事するものとは
・(地域密着型)特定入居者生活介護、介護予防特定施設入居者生活介護、(地域密着型)介護老人福祉施設
の生活相談員
・介護老人支援施設の生活相談員
・障害者支援法の相談支援専門員
・児童福祉法の相談支援専門員
・生活困窮者自立支援法の主任相談支援員

(※)国家資格
医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・社会福祉士・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士・精神保険福祉士

今回の改正を簡単に言うと、「解答免除をなくして全員60問の試験を受けることと」、「今までの介護業務5年の実務だけでは受験ができなくなる」 ということです。解答免除なしについては2015年からなのでもうご存知のかたも多いを思います。しかし、介護業務5年の実務だけでは受験が出来なくなると今まで受験資格がもらえていたが受験者が受験できなくなってしまいます。今までケアマネージャー試験を受験するための最短ルートとしては、介護の仕事について5年で受験をすることが出来ました。

しかし、今回の改正では介護福祉士などの.国家資格を取得してから5年以上働く必要があるということです。その為、無資格からケアマネージャーの資格取得を目指すためには介護業務を3年以上行い、実務者研修を受け、介護福祉士国家試験に合格しそこから5年の実務経験を満たす必要があります。その為、無資格から介護業務5年で受験資格を得ていた人や介護業務に従事して介護福祉士を取得した人などは受験資格がなくなってしまいます。

ようするに、国家資格を取得して5年以上、もしくは施設系の生活相談員を5年以上のみを実務経験と認めるということになります。

*高齢者分野のデイサービスの生活相談員は、要件から外れました。従来の受験資格で受験できるのは、今年1回のみ、29年度まで(試験日29年10月)となります。

また、今回、介護等業務5年以上で受験される方が、残念ながら落ちてしまうと、場合によってはしばらく受験できなくなります。今までは、初任者研修修了後3年+介護福祉士2年という混合された実務経験で、受験できましたが、30年度からは、国家資格の実務経験に限定されるため介護福祉士取得後から、5年の実務経験が必要となります。

現在でもケアマネージャーの合格率はかなり低く、更にこのようにハードルを高くして、狭き門にすることによる利点はどこにあるのでしょうか。

国は2025年対策として認知症への強化策としての「新オレンジプラン」や高齢者対策としての「地域包括システム」等を掲げていますが、それの中心的な立場になっていくのがケアマネージャーでもあります。

このようにハードルを高くする事で、質の向上には繋がるかも知れませんが、受験者数の減少にともない、ケアマネージャーそのもの物の資格取得者が少なくなり、今後の介護全体に及ぼす影響は大きくなってくることは確実ではないでしょうか。

 

 

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ケアマネージャーの受験資格のスケジュール

ケアマネージャーの受験を決めて、事務経験もこなしてやっと試験に辿り着くまでかなりの時間を必要として
きました。これからどのようなスケジュールで「介護支援専門員証」ケアマネージャーの証しを手にいれていきますか、その流れを紹介します。

受験申し込みから介護支援専門員証発行まで

■出願・申し込み(6~7月)

受験要項は例年6月上旬頃から配布され、約1カ月間、受験の申し込みができます。実務経験証明書等の必要書類を用意し、出願します。この添付書類による資格審査が行われ、審査条件を満たした場合には試験を受けることができます。

■試験(10月)

2017年度は10月8日(日)に実施されます

■合格発表(11月)

例年、試験の約2カ月後に合格発表が行われます。

■実務研修(合格の場合)(翌年)

実務研修時間は87時間です。研修日程などは地域によって異なります

■登録手続き・介護支援専門員証発行(翌年)

「介護支援専門員証」が交付されます。晴れて「ケアマネージャー」の資格取得です。

この最後「扉を開く」為には10年近い期間を費やしてきています。福祉系高校や介護系専門学校を卒業していない方は、介護福祉士を受験するまで3年、そこからケアマネ受験まで5年、計8年はかかるようになります。本当にこれだけの期間かけ、ケアマネージャーは集まるのでしょうか?

 

ケアマネージャー受験資格で免除はある?

免除がなくなった!

平成27年の改正以後、ケアマネージャーの受験資格による試験科目免除制度はなくなりました。
それ以前までは資格によって試験科目が免除されるという制度がありました。

「廃止された保有資格による試験科目免除制度」

保有資格:医師・歯科医師
免除科目:保険医療サービス(基礎)(総合)

保有資格:介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士
免除科目:福祉サービス分野

保有資格:看護師・准看護師・薬剤師・保健師・ 助産師・理学療法士・ 作業療法士・視能訓練士・ 歯科衛生士・言語聴覚士・ 栄養士(管理栄養士を含む)・ 義肢装具士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復士
免除科目:保健医療サービス(基礎)
※これらの試験科目免除の制度はすべて廃止されました。

なぜ免除科目がなくなったの?

免除科目がなくなった理由は「ケアマネージャーの質の向上」のためです。
ケアマネージャーの質を上げるために免除科目を廃止するに至った背景は主に次の3点から考えられます。

1「知識不足」

保有資格によって免除科目があったのは、その資格を取得するために既に学び、身についている前提があったからです。しかし実際は試験の時は覚えていても実務で使わないことは忘れていきます。実際にケアマネージャーとして勤務するうえで基礎資格の知識が期待値に達していなかったという現状があります。

2「数より質を重視」

介護保険制度がスタートしてからまずはケアマネージャーの数を確保することが重要でした。現在毛マネージャーの資格保有者は増え、それよりも質の悪いケアマネージャーを減らすために試験も受験資格も厳しくなっています。

3「変化する法制度」

医療の発展や法改正などにより、資格取得時の常識が通用しない、変わってしまっているということがよくあります。変わっていないことは復習として、変化していることは新しい知識として習得しているかどうかが試験で問われるようになっています。

 

注意点

ケアマネージャー受験に関しての最も重要注意点が申し込み時の申請種類による、受験を諦めなければいけなような事態になる事です。

この受験の日迄長い期間頑張って、勉強も実務もこなしてきて申請するときにに1枚の書類が揃わなかった為に又、1年後という考えられないような事が、現実に起きています。それは特におおいのが「実務経験証明書」で介護に携わる職員の場合1ヶ所での勤務より何ヵ所かの事業所に勤務している職員のほうが多くいます。実務経験証明書はそこの代表者の証明が必要とされます。

過去に勤務した事業所が名義が変更されていたり移転等で時間がご自分が想像していた以上にかかり申し込み期限に間に合わない事で、その年は諦めなければいけないような事もあるようです。年に1度の機会と又その為の事前の準備期間の長さを考えると二重、三重の事前準備は必ず行って注意すべく最大の事です。

申請時必要書類

1.受験申込書
2.実務経験(見込)証明書
3.実務経験証明書の内容等に必要な添付書類
4.国家資格等別の添付書類
5.身体障がい者等受験特別措置申請書(身体に障がいのある人)

■その他受験における注意点

必要な実務経験は、試験の前日に満たしていなければ受験できません。常勤や非常勤という勤務形態は問われません。日換算する場合は、1日の勤務時間が短い・長いということは関係なく、短くても1日として計算します。
申請書類で実務経験の書類については事前に準備できる物です、申請書類は各都道府県で違う場合や過去の勤務事業所が倒産等で現在存在しない等の問題は早めに窓口で確認して対処される事をおすすめします。

 

 

 

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まとめ

ケアマネージャー受験について色々と紹介してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか?これからは益々ケアマネージャーの需要と期待は、今後の介護環境や生活環境から考えると高くなることはまちがいありません。その為に多くの人が年1回のチャンスに挑戦して貰いたいものです。

 

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