介護職は日勤、夜勤と時間が長く業務も大変。
力や腰を使うことが多く腰痛に悩ませられることも。。そんな介護職の疲れ予防介護をご紹介します。
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一番多いのは腰痛で酷くなれば病院にも。。
背中から腰にかけて痛みがある場合は腰痛で、我慢をして無理するとものすごい痛みに襲われる可能性があります。
その場合寝たきりみたいになってしまうこともあります。
事例では病院で頸肩腕症候群と診断され、腕は動かない・体を起こすだけでも痛い、と症状が出て動くだけでも苦労するので腰の痛みには気をつけたいものです。
介護職の腰痛予防にはボディメカニクスがいい!
ボディメカニクスとは人間の正常な運動機能は、神経系・骨格系・関節系・筋系が互いに影響し合っていて諸系の相互関係のこのようなことを総称して【ボディメカニクス】といいます。
ボディメカニクスを勉強することは、最小の労力で「疲れない介助」へとつながります。
介護者のボディメカニクスとは、力学的原理を活用した技術のことで、介護する側にとっての、無理のない自然な姿勢で介護できることをいいます。
介護ボディメカニクスは、最小の労力で疲れが少なく、腰痛防止になります。
介護ボディメカニクスのやり方
介護ボディメカニクスのやり方を確認しましょう。
1、支持基底面を広くし、重心を低くする
身体を支えるために、床と接している部分を結んだ範囲のことを、『支持基底面』といいます。
この支持基底面は広いほど安定します。また、重心が基底面の中にあることで、転ばずに立位を保つことができ、重心が低いほど安定します。
足を開き、膝を曲げ、腰を落とす姿勢が、安全で安定した介助の姿勢です。
2、本人にできる限り接近する
本人にできる限り接近することで、より容易に介助ができるようになります。
3、身体をねじらない
不自然に身体を曲げると不安定になり、腰痛の原因ともなります。介助者の身体で本人の移動する方向を妨げないように、足の位置を考えて介助しましょう。
4、てこの原理を応用
持ち上げるのではなく、シーソーのように支点を作り自分の体重をかけることで、軽い負担で介助できます。
5、膝の屈伸を利用し水平移動
上下に持ち上げるより、横に移動(水平移動)させる方が介護者の負担は少なくなります。
上下に動かさざるをえない時は、前傾姿勢では腰に負担が集中し腰痛の原因になるため、上体(腰)だけではなく膝の屈伸を利用して動かします。
6、本人の身体を小さくまとめる
力が分散すると重くなります。本人の手足など、身体をできる限り小さくまとめると介助しやすくなります。
そのほかの介護の疲れを軽減する方法
身体的軽減
マッサージでのリフレッシュ
介護は当事者が数十キロであり身体を酷使します。酷使した身体は労ってあげないと悲鳴を上げてしまいます。
そこでマッサージ店にいって身体を解してもらうことは長期的な介護をする上で効果的なことです。また店に行かなくても腰を踏んでもらう、肩を揉んでもらうなどは家族でも出来るので身体がきつい時には我慢せずにマッサージをしましょう。
心理的軽減
家族や地域の人などの助けを借りる
被介護者とつねに1対1で向き合っていると、互いにストレスが溜まり、いがみ合いになることもあります。
介護はひとりで乗り切ろうとせず、家族や近所の人など、できるだけ多くの人の手を借りることによって負担を軽減することが出来ます。
日本では介護を担う人の7割以上が女性といわれています。家族は“介護は女性が担うもの”と考えていたり、“大変だな”と思っていても本当の苦労を理解していなかったり、ということはよくあります。今、自分がどんなに苦しいかということを具体的に伝えて、家族の協力を仰ぎましょう。
また、同じような境遇の人に愚痴を言うなど辛い思いを我慢しないで。口にすると気持ちがスッと軽くなります
まとめ
身体資本の職業なので体調や怪我には気をつけたいものです。
一時的でありきたりですが湿布を貼って凌いで本当に辛くなったらすぐ病院に行きましょう。
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