自助具ってどんな役割?自助具って自分で作れるの?

今回紹介するのは自助具(じじょぐ)という福祉用具をとりあげます。病気や事故で体の機能が低下して、日常生活に支障をきたしている障がい者の方が自立した生活を取り戻すためになくてはならない道具です。これから自助具についてさらに詳しく紹介します。

自助具とは

自助具という言葉は一般的ではありませんが、福祉用具と言えばなんとなく想像できますか?では、車いす、つえ、電動ベッド、歩行器と言えば誰でもご存じですよね。
これらを福祉用具と呼びます。

自助具も福祉用具とも言いますが少し内容に違いがあります。それは一般的な福祉用具に対して個別的な自助具に分けられます。

福祉用具と自助具の違い

■福祉用具

福祉用具には車椅子、電動ベッド、つえ、歩行器などで誰もが使用できる標準仕様で
市販品が多く一つのタイプをさまざまな人が使う事ができるようになっています。

■自助具

自助具は何らかの病気で、腕や手がまひや関節が固くて動かなくなって、食事、入浴、排泄など日常生活で普通の動作ができず時間がかかり、介助が必要な時に市販品の福祉用具では利用者の症状を改善がさせる事が困難な場合があります。

そのような時に自助具は市販品の福祉用具に工夫や改良が加えられて「生活を補助する道具」として通常の福祉用具と異なり、利用者の症状など個人のニーズを加えた独自の生活補助具として多くの障がいを抱えた人が楽に自分で生活ができるようにサポートする障がいをもつ利用者に欠かせない補助具が自助具です。

身近な自助具
■スプーン


https://goo.gl/images/ZC36ZP

指に障害がある方で今までは食事の時従来あるスプーンでは持つことができなかったため食事介助が必要でしたがスプーンに少しの改良を加えた自助具ができたことで通常の食事ができるようになり、介護者も楽です。

自助具の役割

人は元気な時は体の機能の低下などはあまり気にすることもありません。それが病気や事故が原因で一部の機能が動作しなくなるときに初めて自分の体の機能が一つでも機能障害になると精神的ダメージも大きくなります。

現在リハビリテーシン医学の進歩や心理師の強化などにより機能障害となる病状も回復する可能性が高くなっています。しかしリハビリテーシン医学や心理師の診断では補助できない部分については専門の自助具を使用することでより完全回復を目指す事が可能になりました。

自助具の効果的使い方

ではリハビリテーシン医学や心理師の診断で補助できない部分に自助具はどのように使用すると効果的かというと、

■食事をする時(場面)

食事の時うまく箸が持てない、ポロポロとこぼす、周囲を汚してしまうなどを繰り返していると、どうしても食事を取る意欲がなくなります。

□自助具による対応策

・時間は掛かっても良いから自分で食べられる
・人に迷惑を掛けずに食事ができます

自分の症状に合わせた自助具のスプーンを使用すると①、➁の効果が期待できます。
このような専用の自助具を使用することで、食べる喜び、生きる喜びにもつながり、精神衛生上、大変重要な点でもあります。

障害を抱えている方は日常生活では食事の他にも入浴、トイレ、はいせつなどで通常の動作ができない事により自信喪失や生活への希望をなくすなど不安要素が発生することもあります。そのような時に自助具で失いかけた自身や不安を解消させる「生活補助用具」としての重要な役割が自助具にはあります。

■失かけた自身や希望

① 自分のペースで食べたいものを、食べたい順番で食べる。
② 安心して、自分のペースで入浴できる
③ 自分の着たい服を時間掛けて、ゆっくり選びたい
④ 自分で作った料理を、食べたい

 

自助具の種類

自助具の種類には食事・家事、整容・身だしなみ、更衣、トイレ、入浴、コミュニケーションの各場面で自助具があります。

場面別自助具の種類

食事・家事

自分で食事を取ることは大切な動作です。自分で食べたいものを食べたい順番で、時間がかかってもおいしく食べられることを助ける目的の自助具はたくさんあります。
しっかり持ちやすいような形の箸、ケガをしないようシリコンゴムでできた口元に優しいスプーン・フォーク、仕切りが付いた食べやすいお皿、倒れにくいように加工された茶わんなどがあります。

また、家事を助ける自助具もあります。シンクの手前に引っかけるだけで、楽に洗いものができるクッションなどがあります。

整容・身だしなみ

整容とは、整髪、爪切り、歯磨き、洗顔、化粧、ひげそりなどの身だしなみを整えることです。
リウマチ、けが、外出の機会が減ったなどの理由から、手をかけにくくなりやすい動作の1つです。
握力の弱い方でも使いやすい歯ブラシや、少しの力で楽に爪が切れるつめ切りなどの自助具があります。整容は、道具を使う動作が多いので自助具を使うことで身だしなみを整える助けです。

更衣

更衣とは、着替えることで、リウマチ、まひがある方、高齢者などでは時間もかかり
困難な動作といえます。 衣類は着脱しやすいもの、ゆったりしたもの、肌にやさしい

もの、伸縮性があるもの、面ファスナーを使ったものなど工夫されたものを
選ぶのがポイントで、ボタン掛けがしやすい自助具、靴下が履きやすいなどの自助具があります。

トイレ

片手でトイレットペーパーがカットできるペーパーホルダーや、便座に置くだけで高さがアップして立ち座りをサポートする自助具があります。

入浴

シャワーいすや浴室手すりなど、入浴時の移動、立ちすわり、洗体のサポートする自助具があります。入浴場面には、ふらつきや転倒の危険がいっぱいですので。体の状態や、浴室内の環境に合わせて、入浴サポート自助具を使用し、安全に入浴できる環境を整えましょう。

 

自助具の作り方

今福祉用具を入手するにはさまざまな販売店(100円ショップ、スーパー、デパート、インターネット)で豊富な種類の福祉用具を買うことができます。
例えば、スプーンだけでも握り手が太くなっているものや、シリコンで滑りにくくしたものなど多種多様なものがあります。これらの市販品は標準的な仕様で誰もが使用できる福祉用具で自助具の個別商品とは違ってきます

介護保険と自助具

在宅での介護で最も注意する点が安全です。それを保つために次のような自助具が必要です。

在宅で必要とされる自助具、介護用品

◉賃貸マンションでバスルームに入る段差をなくす踏み台の足を利用者の足の状態に合わせて加工する。
◉フロア、浴室に転倒防止の手すりを何ヵ所に取り付ける
◉転倒防止のすべり止めマットを浴槽のサイズに加工して敷く

この他にも安全対策として利用者の生活状況にあった自助具が必要です。費用は介護用品購入なために介護保険でカバーできないか疑問に思いますが、それに答えます。利用できません。

介護保険で支給されるのは「特定福祉用具」のみで1年間10万円まで支給され、対象品はポータブルトイレなど腰掛便座、自動排泄処理装置の交換可能な部分、入浴補助用具、簡易浴槽などです。
このように在宅で自助具をそろえるとほとんどが自費なために費用の節約に自作での自助具は必要です。
ここで参考までに食事の時に必要な自助具の簡単なスプーンの作り方を紹介しますので他にも挑戦されてみてはいかがですか?
食事をとる時、腕や手に障がいがある方はスプーンやフォークを用いる方が多いです。
その際、家庭にあるものは「柄」の部分が細いため握力の低下した障がい者には握りにくいものです。

そこで、簡単な道具を使って自助具を作ってみてはいかがですか?

[準備物]

① 普段使用しているフォークまたはスプーン
② ハンドタオル または 厚手のハンカチ
③ 幅が広い、大き目の輪ゴム2本ほど

[作り方]

①スプーンやフォークの柄に、ハンドタオルや厚手のハンカチを巻く。
②その上から、輪ゴムで止める。

※この時のポイントは、幅の広い輪ゴム。幅が広いために、滑り止めの効果があります。

生活の中で利用者の動作が遅い、つらいなどに気づいたときに家庭の中を探して本人専用の自助具を作ってあげることは費用の節約のほかに利用者が快適な生活を過ごすための道具として価値ある物です。

 

 

まとめ

自助具は障害を持つ方やアスリートにはなくてはならない体の一部です。特にアスリートは記録への挑戦なため、より精度が高い自助具が求められます。一般の利用者も精度の面ではアスリート同様に細かな個人のデータに基づきオーダーして別注を希望される方が多くなっています。

 

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