オストメイトってなに?オストメイトの必要な人は?オストメイトへの配慮って必要?

今回は普段あまり日常生活で聞きなれないオストメイトについて多くの方がご存知ない言葉です。オストメイトは事故や病気が原因で自分自身の排泄機能が働かなくなり、人工肛門、人工膀胱を付けて生活に戻られる方を言います。誰もが可能性のあるオストメイトについて詳しく紹介します。

 

オストメイトとは

オストメイトを知る前に、まず次の用語を理解しましょう??

オストメイトの関連用語

① 人工肛門・人工膀胱

事故や病気で自身の排泄機能が働かなくなり、新たに腹部へ排泄口を造設します。日常の排泄は造設した排泄口に専用の用具を装着して、それを定期的な管理を行って安全で衛生的な排泄をサポートします。

➁ ストーマ

人工肛門と人工膀胱をまとめてストマーと言います。

③ ストマー用具

ストマーからの排せつ物を溜める袋です。防臭性で、プラスティック製の使い捨て商品です。

④ ストマー造設位置

人によって多少は違いがありますが、ほとんどがお腹の右側か左側が一般的です。

⑤ ストマーケア

排泄管理の事で日常生活の中でストマーを衛生的に使用するために、定期的な交換を行います。それを行う事で利用者は安全で衛生的なストマーを使用でき快適な生活が過ごせるようになります。

⑥ オストメイトはどういう意味

オストメイトは正式には「膀胱・直腸機能障害者」と言います。ストマーを装着している人のことをオストメイトと言います。

平成29年度膀胱・直腸機能障害者数 (単位:人)

第一位 東京都 21,732
第二位 大阪府 15,983
第三位 神奈川 12,895
第四位 北海道 12,363
第五位 愛知県 10,650
合計      73,533
(対全国比率) (34.9%)
全国総計    210,761

18歳未満    1,864(0.89%)
18歳以上   208,897(91.1%)

オストメイトと呼ばれる対象者は首都圏がやはり多くなっています。その理由として考えられるのが、都市部の方がオストメイトに関しての環境が整っている事も考えられます。

オストメトマーク

最近このマークをいろいろな場所で見かけませんか?

https://goo.gl/images/7cSPJX

国もオストメイトが年々増えてきている事に対し危機感を感じ、国としての対策を
打ち出し、そのうちの一つがストマーの排泄物の処理が可能なトイレの設置です。

オストメイト用トイレ

オストメイトの方がストマー葬具や汚れものを洗い、汚れた腹部を洗う事ができる
シャワー付水栓金具」を設けたトイレです。

https://goo.gl/images/szh2h9

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2006年12月にバリアフリー新法が施工され、オストメイト対応トイレが義務化されました。その結果公共施設を初めとして公共交通機関(JR・私鉄・地下鉄)デパート、ショッピングセンターなど多方面に造設されています。

 

 

オストメイトの役割

オストメイトの役割で重要なことは、将来をオストメイトになる可能性が最も高いのが高齢者でその高齢化の実績は内閣府の最新「高齢者社会白書」の報告を見ると平成29年の日本の総人口は1億2,711万人で65歳以上の高齢者は3390万人(高齢化比率26.7%)とこれから将来的に高齢化の大きな波は押し寄せてきます。同社会白書によれば2060年頃には高齢化比率が39.9%で2.5人に1人が高齢者です。

高齢者のストマー管理

医療関係者による効果的指導

高齢者社会白書の報告でもわかるようにこれからはますます高齢化になっていくことは明確です、さらに高齢化において考えなければいけないことが高齢者の病気です。現在高齢者が発症している病気の順位は以下のような病気が挙げられます。
第一位 認知症
第二位 脳血管疾患(脳卒中)
第三位 衰弱
第四位 肺炎
第五位 関節系疾患

加齢に伴って上記のほかにも神経的疾患や、自殺なども挙げられます。ストマーを現在活用している高齢者もこれからストマーを活用する予定の方もこれらの病気が原因でストマーを装着するようになった場合、装着するのは利用者本人ですが処理をするのは、家族または介護職です。ここで問題となるのが装着の仕方や安全性、衛生面などいろいろと問題が発生します。そのために効果的に機能するように指導することが医療関係者の役割です。

 

オストメイトの必要な人

ストーマはさまざまな病気や事故などが原因で造設されます。造設する病気は直腸がん・大腸癌や、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)などが、よく知られています。消化器系のがんや炎症性腸疾患だけではなく、先天性やさまざまな病気が原因で、多くの患者さんが造設を選択されます。

■オストメイト

・生まれて間もない時期の幼少期にストーマを造設した方
・炎症性腸疾患などで長期にわたる腹痛や体調が悪い時期が長く続き、苦しみストーマを造設したことで普通の生活ができるようになった方
・がんなど突然の発病と同時にストーマを造設した方などさまざまです。
・ストーマがあることで、日常生活に制限があるかもしれません。家族や周りの人に気を使うかもしれません。漏れやにおいなどが心配で、外に出ることがおくびょうになるかもしれません。でも、誰かの体験やいろんな情報を知ることで、ストーマがあっても楽しく元気に毎日を過ごしていくことができると思います。

オストメイトになる病気

消化器系の病気

直腸癌・直腸腫瘍・直腸潰瘍・小腸癌・大腸癌・肛門癌・S状結腸癌
結腸癌・横行結腸癌・大腸ポリープ・家族性大腸ポリポーシス
腸管ベーチェット・ザルコーマ・GIST・慢性偽性腸閉塞・
肥大結腸症・巨大結腸症・特発性偽性腸閉塞・過長結腸症等・腸瘻

尿器系の病泌気

膀胱癌・膀胱平滑筋肉腫・膀胱肉腫・膀胱腫瘍

婦人科系病気

子宮頚癌・子宮筋腫・子宮内膜症・子宮癌・卵巣癌・卵巣腫瘍・
卵巣腫瘍よる腸閉塞・卵巣腫瘍後遺症子宮内膜症根治手術のため・子宮内膜間質肉腫  膣横紋筋肉腫・骨盤内子宮肉腫

癌再発・転移・治療の後遺症

胃癌の再発によるイレウス・胃癌の再発・骨盤転移・癌性腹膜炎
放射線腸炎・放射線性出血性膀胱炎

これだけの病気がオストメイトになる可能性がある病気とされています。高齢者は加齢とも体のいろいろな機能も若いときに比べて動作や抵抗力、免疫性が悪くなって感染しやすい体になり、ストーマ装着の高齢者が増えて来ることはさけることができません。

 

オストメイトへの配慮

外出時ストーマの衛生面での配慮

ストーマ(人工肛門・人工膀胱の総称)は、元の肛門・膀胱がないため、便尿の排泄は腹部に開けたストーマ(排泄用の小さな穴)から行いますが、括約筋(かつやくきん)がなく常時排泄が行われるためストーマ装具(便・尿をためる容器)を腹部に装着して生活しています。ストーマ装具は、適時洗浄・交換する必要があります、特に外出時・災害時にはオストメイト対応トイレが必要です。

災害時のオストメイトへの配慮

災害時に避難所にオストメイト対応トイレがなく、装具の洗浄や交換ができなかった事例があります。洗浄・交換には20〜30分を要するため、一般トイレとは区別する必要性と配慮が欠けています。

オストメイトの普段の備え(本人)

自宅内外の数ヵ所にストーマ装具を分散保管しておくとよいでしょう。また、日ごろからオストメイト仲間と連絡網を作り、装具の保管を含めた助け合いの輪を広げておきましょう。

オストメイトの普段の備え(周囲)

ストーマ装具を避難所などに緊急支給できるよう、ストーマ装具販売店などからの供給体制をつくり、また、病院のストーマ外来の緊急対応などの仕組みも備えておきましょう。

ここではオストメイトへの配慮が最も必要な時はやはり災害時ではないでしょうか
何故ならオストメイトの命に係わるものといえる装具の供給体制とストーマの洗浄可能なトイレの設置が困難な状況にあるためにその対策として普段から供給と在庫の確保を確実なものにすることが重要な配慮ではないでしょうか!

 

 

まとめ

オストメイトは障害者として認められています。その障害者には生命維持のための
装具が常時手放すことができない障害者も多く今回紹介しましたオストメイトも災害が多発する日本で生活するためには災害用緊急ルートを独自で造る必要があるようです。

 

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