新盆について教えて!新盆の常識って?新盆は家族だけでやるもの?

われわれ日本人が亡くなると、お通夜から始まり葬儀、初七日と行事をこなしてその後も最長で50年などの法要が仏教にはあります。特に四十九日とお盆の行事はほとんどの家庭で行っています。皆さんの地域ではお盆の儀式を初盆と呼びますか、それとも新盆と呼びますか?どちらが正しいのかこれから紹介します。

新盆とは

夏のお盆時期で大きな行事は盆踊り、花火大会、それに亡くなった人をしのぶお盆の行事です。その代表的な行事が京都の五山の送り火・長崎の精霊流し・栃木県の百八灯流し等有名なお盆の行事があります。また全国各地でも形や呼び名は違っていますが、お盆の行事は行われています。

新盆と四十九日の関連

故人が亡くなって四十九日法要を終わらせて初めて迎えるお盆を新盆(初盆)といいます。地域によって、呼び方が異なります。では四十九日とは何かを紹介します。

四十九日とは何か

浄土真宗では故人が成仏して生まれ変わるのに必要とされる期間や四十九日目におこなわれる法要の事を指します。さらに四十九日の間はこの世とあの世をさまよっている状態とされていて四十九日目があの世で生まれ変わる節目として考えられているために故人に縁のある方によって盛大に法要を行います。

お盆の行事と新盆

お盆の供養は毎年行われますが、新盆は四十九日法要後初めて迎えるお盆を新盆(にいぼん・あらぼん)と言います。
一般的には初盆と呼ぶところが多いようです。関東地区は新盆で関西地区は初盆が多いようで地域で違いがある呼び名になっています。
新盆は亡くなられてはじめての里帰りです。盆棚と呼ばれる祭壇や精霊棚を設けて盆提灯(白提灯)などの華やかな飾り付けをして盛大に行われるのが一般的です。新盆では盆の入りにお墓の掃除をして盆提灯に灯をともし「迎え火」をたきます。僧侶による法要行事の後に参列者でお墓参りをし、その後に会食をいただいて解散となります。

そして最終日に送り火をして故人を送り出します。これが新盆の行事です。

 

新盆の常識

新盆を迎えるにはいろいろな準備が必要です。その際準備や新盆での常識的な事を紹介しますので参考にしてください。

新盆の準備の際の常識

新盆を執り行う場合、僧侶や友人を招いて法要を行うためにあらかじめ次のような物の準備が必要です。

新盆のあいさつ

葬儀や新盆見舞いの時は慎重に言葉を選ばないと遺族の悲しみの心が更に深くなる事もあり得ますので次の点に気をつけて新盆のお宅へ伺った際言葉を選びましょう。

挨拶を気をつける点

① 法要を行う家族へお悔やみの言葉
② 新盆に招かれたことへのお礼の言葉
③ 新盆供養をしたいという気持ちを伝える言葉

これらのポイントに気をつけて自分の言葉であいさつできれば気持ちはしっかり伝わります。

新盆のお布施

お布施はあくまでもお礼というものです。そのために金額はとくに決まってはいません。しかし新盆は初めてのお盆の供養なため特別視されています。その分他の法要よりはお布施も割高です。金額は一般的な相場として通常の法要が5,000円~20,000円程度が相場で、それに対して新盆は内容の違いから30,000円~50,000円前後がマナーとされています。

新盆の飾り

新盆は亡くなった方や先祖の霊が戻ってくるため新盆の飾りをして迎えの準備をします。

■精霊棚

精霊棚は祖先の霊を迎えるための棚のことで、その年の作物や精霊馬を供えます。精霊棚は、仏壇の前に飾り付けます。このとき位牌(いはい)を取り出しておき、精霊棚の中央に飾ります。

■精霊馬

精霊馬は精霊棚に供える物のひとつで、祖先の霊を迎えるためのものです。割り箸などでキュウリとナスに足をつけ、それぞれ馬・牛とみなします。これには、「祖先の霊が
来るときは馬に乗って素早く、帰るときは牛に乗ってゆっくりと」という願いがこめられています。

■盆提灯(ぼんちょうちん)

盆提灯は、祖先の霊が迷わず家にたどり着けるように灯しておく提灯です。盆提灯には白提灯と絵柄の入った提灯の2種類がありますが、新盆では白提灯を使います。白提灯は遺族の近親者から送られることが多いですが、最近は「御提灯代」として遺族に現金を渡し、そのお金で提灯を購入するとことが増えています。

新盆のお返し

新盆のお返しは香典(御仏前)、お供え、線香代、提灯代などをいただいた時にお返しするものです。新盆の時には手土産、引き出物として(粗供養・志)準備します。

引出物としては日持ちする物が主で新盆の季節的にそうめん・水菓子・お茶・海苔などが人気定番商品です。

 

新盆は家族だけでやるもの?

新盆を家族だけで執り行う事ができるのかと思われている方がおられれば、それは可能です。特に宗教上で問題になるなどの事はありません。事実葬儀なども最近では家族だけで執り行う家族葬、密葬や納骨もお墓の管理ができない理由などで永代供養を取り入れるなど従来のやり方から変化してきています。そのために新盆についても家族だけで行う事については形式的には問題はありませんが、次のような点には事前に連絡や調査をしておく方が問題の発生を防げることだと思います。

① 親戚、近親者へのその旨事前連絡しておく。
② 故人が特に親しくしていた友人や会社の上司や同僚にも連絡をしておく。
③ 地域によっては冠婚葬祭のしきたりがあるところもあります。その点を調査しておく必要があります。怠ると地域でのトラブルにもなりかねません。

家族だけで執り行う場合は、親戚や知人との関係を悪くさせない意味でも、あらかじめ通知、連絡をしておいた方がトラブルの原因をなくせます。中には新盆の法要に参加するつもりで来る方もいるかと思います。

家族だけの新盆を行って問題は?

通常新盆には親戚や知人を呼ぶ場合が多いですが、特に決まりはありません。
葬儀や法要など簡略化傾向にあり、近年では新盆をマンションなどで簡易的に行うことも多くなってきています。
そのため、新盆を家族だけで行っても問題ありません。
新盆には葬儀や四十九日法要に参加された方が、お線香をあげに来てくれるでしょう。

その際の対応をきちんとすれば、新盆の法要やお墓参りは家族だけで行っても問題はありません。

 

新盆をしない場合は?

通常は亡くなった方の初めてのお盆の法要という事で、新盆は他の
法要とは内容も扱いも違います。新盆を執り行わないという事自体
あまりない事です。

簡素化する法要

現在住んでいる住居が狭く新盆を執り行う事ができる間取りもなくまた少子高齢化を背景に新盆の法要を家族葬などの様に簡素化してきて家族だけで行う傾向にあり、法要の後の会食もしないという方が増えています。

新盆と一周忌が被った場合

新盆と一周忌が被った場合に、優先すべきは一周忌の法要です。その場合、新盆と一周忌の法要を同じ日に執り行うことは可能ですが、菩提寺(ぼだいじ)に早めに相談をしましょう、お盆の季節は寺院もとても忙しい時期なので、なかなか都合がつかないこともあります。

浄土真宗では新盆をしない

浄土真宗の教えでは追善供養を行わないため、新盆の供養を特別に行うことはありません。浄土真宗ではお盆のことを「歓喜会」と言い、ご先祖様へ感謝をする週間として新盆の場合にも、故人を偲んで感謝するようにします。

初盆の法要に参加できない場合には

もし新盆供養の案内をもらったにも関わらず出席できない場合には、別日に訪問してお線香をあげると良いでしょう。
その場合には、先方の都合の良い日時を伺い、香典を持参して訪問します。
直接の訪問が難しい場合には、手紙と香典を郵送します。

 

 

まとめ

人は必ず亡くなります。その時にどのように故人をしのぶ送り方を残った遺族が執り行ってくれるか、葬儀、法要の簡素化は時代の流れでしかたない事かもしれません長年引き継がれてきた文化風習がスマホやスカイプ、ラインなどで済ませる時代がもう身近にきていることでしょう。

 

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