訪問入浴介護について詳しく教えて!訪問入浴介護のやり方は?注意点は?

訪問入浴介護は介護保険のサービスの一つですが、訪問介護や通所介護のように知名度があるサービスではありません。ここでは訪問入浴介護の詳細、役割や注意点などについてご紹介していきます。訪問入浴介護を利用したい、訪問入浴介護で働きたいと考えている方は是非参考にしてください。

訪問入浴介護とは

訪問入浴介護は専用の浴槽を自宅に持ち込んで、介護職員が介助して入浴をしてもらうというサービスです。詳細についてみていきましょう。

・対象者は誰になるのか

訪問入浴介護の対象者は介護認定を持っている方で、要支援1~要介護5の方が利用出来ます。介護認定を受けていない方は利用することが出来ませんが、保険適用外であれば受けることができますのでまずは事業所に相談をしてみることをお勧めします。
基本的には一人で入浴が出来ない方が対象となりますが、入浴時に看護師のケアを受けたい、医療的な不安があって一人で入浴するのが困難という方も対象となります。

・料金はいくらなのか

介護保険サービスですので1割負担で要支援であれば1000円前後の自己負担、要介護の方であれば1500円前後の自己負担でサービスを受けることができます。
お風呂に入るだけではなく、看護師の医療処置が加わればその分加算されますが、どちらにしても保険が通用されるので、利用料金としては非常に安く利用することができます。

・誰がお風呂に入れてくれるのか

訪問入浴介護は基本的には3名体制で動き、看護師1名、介護2名という体制になります。医師が認めた場合のみ介護士3名で動く事もありますが、3名という人数は変わりはありません。入浴介助は非常に体力がいるものです。家族では難しいケースもありますので、医療面、介護面両方でケアが出来る訪問入浴介護は家族ケアにも適していると言えます。

 

訪問入浴介護の役割

訪問入浴介護のサービスとしての役割、介護保険上の役割とはどのようなものがあるのでしょうか。

・医療的なケアの役割

訪問入浴介護は基本的には看護師が同行しますので医療面でのケアを期待することが出来ます。例えば胃ろうをしている方は、胃ろう部分にお湯が逆流しないように処置をしたり、入浴後の皮膚ケアも必要になります。これはストーマやバルーンを留置している方に関しても同じことが言えます。また、血圧変動が激しい方でお風呂に入ると調子が悪くなる方でも、看護師が入浴前、入浴中、入浴後と適宜身体の状態を観察することによって、安全に入浴をすることが出来ます。
ケガの処置なども医療的なケアとして重要な役割を担っています。お風呂に入るたびに薬を塗る必要があったり、ガーゼ交換をする必要がある場合でも看護師がいれば的確に、安全に処置をしてもらうことが出来ます。

・安全にお風呂に入ってもらう役割

介護士が2名いますので、1人で介護するよりも安全に入浴をすることができます。特に寝たきりで座位が取れない人にとっては、非常に安全に入浴が出来るといえます。訪問入浴介護の浴槽は特殊浴槽ですので、寝たまま入ることが可能であり、自宅では入浴することが難しい方でも問题なく入れます。
本人も家族も安心して入浴をすることが出来るといえるでしょう。

・人に入れてもらうことに慣れる役割

在宅で住んでいる高齢者の中には、人に介助をしてもらってお風呂に入ることに抵抗を持っている方もいます。その為、お風呂を提供しているデイサービスなどに通えず家族も本人も困っているというケースもあります。
そのような方に対しても訪問入浴介護は使われます。少人数の職員で対応をしますので、羞恥心も極力抑えられますし、何よりも他の高齢者がいないということが心理的に負担が少ないと言えます。デイサービスなどであれば他の高齢者がいる状態でお風呂に入らないといけないこともありますので、自宅で入浴する方が心理的な抵抗が少ないのです。
徐々に訪問入浴介護に慣れてきて、介助されることにも慣れてきて、デイサービスなどにシフトする方もいます。ディサービスでは長時間過ごす為、それだけ介護者の負担怪減にもつながるのです。

・介護保険上での役割

在宅の介護保険上で必ずお風呂の浴槽と入浴のお手伝いを提供しないといけないのは、ショートステイのみです。デイサービスでは必ず入浴をしないといけない訳ではありませんし、最近ではデイサービスでも入浴提供をしているところも少ないです。そのため、介護保険上の在宅サービスを見ると、入浴を専門にしている訪問入浴介護は非常に貴重な存在であると言えます。

 

訪問入浴介護のやり方

訪問入浴介護は実際どのようなやり方で進められていくのでしょうか。

・お風呂に入ってもらうまで

お風呂に入ってもらうまでには、様々な準備を進めていきます、浴槽を積んだ車で高齢者の自宅まで伺い、浴槽を下して、自宅内に設置します。
お湯をためて、高齢者をストレッチャーなどに乗せて入浴をしてもらいますが、洗身等も行います。適した時間浴槽につかって頂き、体をふいて新しい衣類を着てもらいます。
その後お湯を捨てて、浴槽を回収してサービスの終了となります。
このような流れが訪問入浴介護のサービスとなります。

・部分浴について

訪問入浴介護では通常の全身つかる入浴の他に、部分浴というケースもあります。これは高齢者の希望で実施する場合もありますが、ほとんどの場合は全身浴が出来ないというケースです。
例えば、下半身を怪我しており濡らせないので足だけを部分浴する。足に感染が有る為洗髪だけ行うというケースです。部分浴の場合は、料金が30%引きとなりますので、通常通り入浴するよりも安く利用することが出来ます。
汚れの溜まりやすい陰部だけでも利用することが出来ますので、全身浴ではなく、汚れやすい部分や洗ってほしい所だけ利用する方法もあります。

 

訪問入浴介護の注意点

・頻度について

訪問入浴介護の頻度は人それぞれですが、多い方ですと週に3回程入っており、平均としては週2回の方が多いです。介護度が高ければ使える回数が多くなりますので、要介護度の高い方の方が利用の頻度は高いと言えます。つまり要介護度が低い場合は、回数を頻回にしてしまうと他のサービスが使えなくなったりなどの弊害があります。

・併用出来ない場合について

訪問入浴介護はその性質から併用できないサービスもありますので注意が必要です。例えば、小規模多機能居宅介護や定期巡回・随時訪問型訪問介護看護との併用はすることができません。これは本来小規模多機能型居宅介護や定期巡回・随時訪問型訪問介護看護が入浴を提供するべきだと定められているので、入浴を提供する訪問入浴介護を利用することが出来ないのです。

・単価は高い

訪問入浴介護の単位数は要介護者の場合1250単位です。これは要介護1でも要介護5でも同じ単位数です。要介護5であれば特に高いとはいえない価格ですが、要介護1の場合は持っている単位数の約11分の1の単位となりますので、11回使えば他のサービスが使えなくなるということになります。

 

 

まとめ

訪問人浴介護は入浴を専門としています。介護保険上では他のサービスとは一線違うサービスを提供しています。入浴を住み慣れた自宅で気持ちよく入ってもらうためには必要なサービスであるといえますので、今後も様々な所で活用されていくでしょう。
また、医療と介護が併用されているサービスであると言えますので、医療面、介護面療法でケアを受けれるメリットがあります。

 

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