ジェノグラムってどんな役割があるの?介護ではどんな風に使われるの?

従来医療や介護で利用者の情報を関係者の間で共有して、治療やサービスに生かして、いくための情報は、介護記録などの文字による情報の伝達が主力でした。
近年は従来の「文字を読ませる伝達ツール」から「見せる伝達ツール」に社会環境が変化しています。その期待される伝達ツールの1つのジェノグラムの視覚的な効果について紹介します。

 

ジェノグラムとは

医療や介護で利用者の病状の把握、措置、介護の方針などを作成するときに当事者のいろいろな個人情報が必要になります。情報収集には介護記録や看護記録などで収集と共有を行い、適切な措置や介護方針を作成しています。しかし介護記録などの文字だけの伝達では家族間の問題点や原因などの特定や当事者と家族との相関関係での原因などの特定が難しい為に「家族構成図」にすることで視覚的効果が絶大な伝達ツールの「ジェノグラム」が誕生します。ジェノグラムは3世代くらいまでの関係を把握することで最も大きい効果を得ることが実証されています。

ジェノグラムの役割

1990年代にインターネットが世の中に誕生することにより情報というワードが重要になってきます。それと共に情報の危険性も伴い、個人情報保護法など情報のセキリュテイの強化も行わなければいけないような社会環境になって、個人情報も含め、情報の取り扱いがそれまでにない厳しい状況に変化してきました。介護、医療、福祉などの一部の分野では厳しい情報管理下で更なる効果的なサービスや治療を実行していくために利用者の「人間関係に関して」特に家族間の相互関係についての情報が重要視され、そのためには家族間構成図というジェノグラムによる従来と異なる視覚的効果に期待され、ジェノグラムは新たな効果を生み出す情報伝達ツールとして大きな役割を担うようになりました。

 

 

ジェノグラムと介護

介護の世界は今後2025年を境に介護の環境も様変わりしてくる事が予想されます。
何故ならば、2025年には国が掲げている大きな高齢者対策がスタートすることや、高齢者人口も最高になると予想されていて、高齢化が更に深刻になり増え続ける高齢者が満足できる介護サービスを受けるためには利用者の家族関係から見えてくる、問題点や対策についての情報が重要視され、その対応策としてジェノグラムを用いることにより、今までよりも更なる効果が見いだせるものと介護の現場で期待されています。

一言で家族関係といっても高齢者の場合は一般的には複雑な場合が多く、この状況を介護記録などの文字で理解させるのは難しいと言われ、ジェノグラムはそのような状況を解決でき、関係先との情報の共有も容易にできる伝達ツールとして効果を発揮できるものと期待されています。

介護でのジェノグラムの意義

ジェノグラムというと受けるイメージとしては、何か難しい計算式などを覚える必要があると思われているかもしれませんが、実際はその考えとはまるで逆です。ジェノグラムが複雑で困難な物であればこれを活用する意味がありません。基本的にはスマホのアイコンのような単一のマーク(図)を家族関係に基づいて並べて検証することで当事者の家族間での位置づけや在宅介護の可能性、家族間でのケアの可能性や問題点の解決方法又家族関係をより細かく把握することで現在の介護状態から将来最期の時を迎えた場合の家族関係を知ることができるツールとしても活用でき、高齢者にとって残りの人生を安全に楽しく暮らしていくための「家族マニュアル」として活用していく大きな意義があります。

 

ジェノグラムの作成

では、実際にジェノグラムを作成するための基本を紹介します。尚作成するためにいろいろなソフトや無料のエクセル対応ソフトがありますので自分に適したものを選らばれて作成してみてはいかがですか、ここでは次のようなソフトを紹介します

発売元:マイクロソフト社
ソフト:office 365 ワード SmartArt
OS: windows10
費 用:有料(月1,274円)

■ソフト操作
① office 365 ワードを開く
➁ [挿入]クリック   [SmartArt]クリック   [階層構造]クリック

★当事者63歳男性(長男)長女(死亡)65歳次女生存(独居生活)
★母親再婚、3人の子供は再婚相手が実父
★妻死亡(再婚)前夫との間に子供3人(親権は前夫)長男(30歳)離婚前嫁28歳2歳の男の子1人、長女27歳未婚、次女25歳同年の内縁の夫あり子供(性別年齢不明)

★家族相関関係 現状の血縁関係者は65歳独居生活の姉しかいない為に在宅介護は不可能であり施設への入所の要ありと思われる。

このような基本的なマークを家族構成に合わせて並べて検証することで家族間での問題の発見や対応策の要因を見出すツールになります

 

ジェノグラムの注意点

ジェノグラムは複数の世代が盛り込まれた家族関係図ですが、例え血縁関係がなくても同居など家族を考える上で、その家族に必要な関係がジェノグラムによって見えてくるように描くことが最も重要な注意点と言える事でこれが描けないとジェノグラムの特徴を生かす事ができなくなります。

エコマップの活用

エコマップ(生態地図)は支援を有する人を中心としてその家族の問題や解決に関わる関係者や関係機関を記載したもので、図式化することで全体の関係性を容易に把握することができるものです。
エコマップは支援の回数を重ねるごとに作成することでより良い効果を生み出すことができるものです。注意点としては生活を共にしている家族は重要な存在になるので
家族同士は全体を囲んで表現するように注意しましょう。

 

まとめ

現在は情報の伝達ツールとして多く利用されているのが、メールやSNSなどを使って視覚的な伝達が広まっています。「イースタ映え」等の流行語ができたように情報は読ませる情報から見せる情報へと転換していてジェノグラムの様に医療や介護の現場でも利用者の状況が見てわかる個人記録としてこれから大いに活用されることでしょう。

 

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