健康運動実践指導者について教えて!仕事内容は?健康運動実践指導者講習会って何?

人は加齢とともに運動機能も低下して体を動かすことへの抵抗が出てくる事もあります。中にはスーパー高齢者もおられます。マラソンやいろいろなスポーツに取り組んで加齢など感じさせない「高齢者アスリート」も多くいます。健康のために安全で効果的な運動の実践指導を行えるのが健康運動実践指導者です。これから詳しく紹介します。

健康運動実践指導者とは

世界保健機関(WHO)が世界中に推奨している国民の健康づくりプロジェクトがあります日本では国の方針としてある「健康づくり」で掲げられた国民の健康管理を目的とし
て作られた運動プログラムに基づいて、都道府県ごとに健康プログラムを作くり、人々に指導を行うのが健康運動実践指導者です。
例えば大阪市では、平成13年3月に「全ての市民がすこやかで心豊かに生活できる活力あるまち・健康都市大阪の実現」を基本理念に掲げ健康増進計画「すこやか大阪21」を策定し、計画延長や改定を経て、現在は健康増進計画「すこやか大阪21(第2次)」にもとづき、各種施策を進めています。

健康運動実践指導者の育成

健康運動実践指導者は国の方針の「第2次国民健康づくり運動(アクティブ80ヘルスプラン)」を的確かつ安全に実施する指導者として、平成元年に健康運動実践指導者の養成が開始された比較的新しい資格名です。
各都道府県では国の方針である、健康づくり運動のプログラムを基本として各都道府県ごとの健康づくりのプロジェクトをスタートさせました。その時に正しい健康づくりを行うためにスポーツの行い方や選び方等の指導者として健康運動実践指導者の存在は欠かせない位置付けになりました。
健康運動実践指導者は、個々の健康状態に合わせて健康プログラムを作成する「健康運動指導士」と両輪となって国民の健康づくりを行っていきますが、そのなかでも
「自ら見本を示せる実技能力と、特に集団に対する運動指導技術に長けた者」の養成が目指されています。

健康運動実践指導者と健康運動指導士の違い

「健康運動実践指導者」とよく似た仕事に、「健康運動指導士」というものがあります。
どちらも「公益財団法人 健康・体力づくり事業財団」が認定する民間資格です、地域社会のなかで、人々に健康づくりのためのサポートを行っていく仕事です。
しかし両者は異なる部分もあります。最もわかりやすいのは役割の違いといえるでしょう。健康運動実践指導者は健康づくりのために作成された運動プログラムに基づいて
指導を実践していくことを役目とします。
一方、健康運動指導士は、対象者一人一人の健康状態に合った運動プログラムの作りや、運動指導を行うことを役目としています。
もっとわかりやすくいうと、健康運動実践指導者は、作られたプログラムの内容に沿って実際に指導を行っていく仕事、健康運動指導士は、一人一人に合った運動プログラムを作っていく仕事といえます。

 

健康運動実践指導者の仕事内容

現在、社会問題となっている生活習慣病は日頃の運動によって予防できるといわれています。しかしいざ運動をしようと思っても、正しい運動方法がわからないという人は大勢います。
そこで、運動生理学や医学的な知識を持つ健康運動実践指導者が、国民の健康を維持・向上するために力を発揮します。
具体的には、一人一人の健康状態に合わせて、エアロビクス、ヨガ、ジョギング、ウォーキング、水泳・水中運動、筋力トレーニングといった各プログラムの指導をしていきます。対象者に見本を見せながら、健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に実践するために指導を行うことが、健康運動実践指導者の最も重要な仕事の一つです。

健康運動実践指導者の仕事場所

健康運動実践指導者は、フィットネスクラブや病院、デイサービス、行政の保健関連施設などさまざまな場所で活躍しており、若い人からお年寄りまで幅広い年代の人の健康づくりをサポートします。
作成されたプログラムに基づいて利用者に運動の指導を行い、一人でも多くの人がより健康になれるように自分のもつ知識と能力を利用者の為に発揮していきます。
健康運動実践指導者はいろいろな場所で運動が好きな人、運動を通じてたくさんの人を元気にしたいという思いのある人にとっては、大きなやりがいを感じられる仕事です。

健康運動実践指導者の将来性

将来的職業としての可能性を広げるのであれば、リハビリ関係の資格や、栄養士、看護師といった別の資格と併せて健康運動実践指導者の取得することを考えてみるのもよいでしょう。

健康運動実践指導者の試験内容

健康運動実践指導者として働くには、まず「公益財団法人 健康・体力づくり事業財団」が認定する健康運動実践指導者の資格を取得することからスタートします。
しかし資格を取得するための認定試験は、誰でも自由に受けられるわけではありません。
認定試験の受験資格を得る方法は、次の2通りがあります。

認定試験の受験資格を得る2方法

1. 健康運動実践指導者養成校で学ぶ
2.「健康運動実践指導者養成講習会」を受講する
※「健康運動実践指導者養成校」には全国の大学および専修学校があり、2016年2月現在で172校が認定されています。
※「健康運動実践指導者養成講習会」は、以下の5つの条件のうちいずれかを満たした人が受けられるものとなっています。

1. 体育系短期大学または体育専修学校(2年制)もしくはこれと同等以上の学校を卒業した人
2. 3年以上運動指導に従事した経験のある人
3. 運動指導に関連する資格(フィットネストレーナー、アスレティックトレーナーなど)を持つ人
4. 保健医療に関する資格(保健師、管理栄養士、看護師、柔道整復師など)を持つ
5. 学校教育に関する資格(幼稚園教諭、小・中・高等学校教員免許など)を持つ人

まずは、認定試験の受験資格があるかどうかを確認してみましょう。

■健康運動実践指導者コースがある大学

大学名学部/学科初年度納入金額
東洋学園大学(私立/埼玉)スポーツ健康コース 140万円(2018年)
神戸医療福祉大学(私立 /兵庫)健康スポーツコミュニケーション学科  90万円(2018年)
環太平洋大学(私立/岡山)健康科学科 190万円(2018年)
桐蔭横浜大学(私立/横浜)スポーツ政策健康学科  145万円(2018年)
兵庫大学(私立/兵庫)健康システム学科  197万円(2018年)

 

健康運動実践指導者コースがある4年生大学の一部を紹介しました。全国には大学で100校以上あり更に専門学校、短大合わせるとかなりの選択視になることだと思います。

健康運動実践指導者の試験

「健康運動実践指導者認定試験」では、実技評価試験および筆記試験が実施されます。
・実技評価(指導技能の審査)試験:「陸上運動」と「水中運動」のいずれかを選択します。
・筆記試験:コンピューターを利用した試験です。

健康運動実践指導者認定試験に合格者すると、「健康・体力づくり事業財団」の健康運動実践指導者登録資格が与えられます。

健康運動実践指導者の更新

健康運動実践指導者の登録をすることによって、健康運動実践指導者の名称の使用が許可されます。登録は「5年間有効」となっており、それ以降引き続き登録を希望さ
れる場合は更新期限の2ヶ月前より更新申請は可能です。更新に必要な申請書類は財団から送られてきます。更新時には財団が定める所定の講習(認定講習)を受講してその受講修了証明書を更新申請書類に添付して申請をします。

健康運動実践指導者講習会とは?

健康運動実践指導者の資格を取る時も、取得して5年後の更新の時も、必ず講習を受講しなくてはいけません。ではその講習会がどんなものなのか紹介します。

健康運動実践指導者の講習会

■講習会の目的

この講習会は、健康運動実践指導者の養成を目的として開催されます。

■受講資格

この講習会の受講資格は、次のいずれか一つに該当している場合に受講が認められます

① 体育系短期大学又は体育専修学校(2年制)若しくはこれと同等以上の学校の卒業者(卒業見込み含む)。
② 3年以上運動指導に従事した経験のある者
③ 運動指導に関連する資格を有する者

[運動指導に関する資格]

例:エアロビックダンスエクササイズインストラクター、スポーツプログラマー、
フィットネストレーナー、ヘルスケア・トレーナー、アスレティックトレーナー、
運動普及推進員など

[保健医療に関する資格を有する者]

保健師、管理栄養士、栄養士、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士
臨床検査技師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、介護福祉士、
介護支援専門員、保育士、ホームヘルパー1級・2級

[学校教育に関する資格を有する者]

幼稚園教諭、小・中・高等学校教員免許

[資格更新者]

健康運動実践指導者の資格取得から5年が経過すると更新をむかえます。引続き登録を希望する場合は更新手続きと講習会の受講が更新の条件になります。

■講習内容

講習の内容は講義16単位、実習17単位、合計33単位(1単位90分)を3期9日間で修得します。

■更新ができなかった場合

なお、病気、事故等により更新手続きや講習を受講できなかった方や課程の一部を修了できなかった方は、次回以降の講習会において、欠けている単位を修得することができます(受講料は、別途定めます)。登録が抹消されている方は最初から受験することになります。

  申請などの区分  金額
1.登録申請書21,000円
2.登録申請等の書き換え登録申請
①  登録証2,571円
②  指導士(実践指導者)証1,543円
③  ①と②両方4,114円
3.登録申請等の再交付申請
①  登録証3,086円
②  指導士(実践指導者)証2,057円
③  ①と②両方5,143円

 

まとめ

年を重ねていくうちに運動という事に感心がうすれて来るようになりますが、これではいけないと身近で無理なくできるものとして散歩を朝、夜が明ける前にスタートとして1時間くらいやってみるとさまざまな街の発見や清々し気持ちになれ食事も美味しくなります。「健康運動実践指導者」に合う機会があれば正しい歩き方を学びたいものです。

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