車椅子バスケをやってみたい!楽しみ方は?

今車いすバスケが熱い!パラリンピックが大きく取り上げられるようになり障がい者スポーツが注目を集めています。その中でも人気が高いのが車椅子バスケです。映画や漫画にも取り上げられ、これほど注目されるのには他の障害者スポーツとは違う車椅子バスケのある特徴が関係しています。車椅子バスケのルール、その魅力や楽しみ方についてまとめました。

車椅子バスケとは

車椅子バスケのはじまり

車椅子バスケは第2次世界大戦後に始まりました。まだ日本には「リハビリテーション」という言葉もなかった頃です。当時リハビリテーションは現在のような歩行や動作の訓練ではなく戦争での負傷兵を社会復帰させる方法として考えられていました。社会復帰の一環として体を動かす訓練が必要だったわけですが、効率よく楽しく目標をもって取り組めるということで車椅子バスケが考えられ、広まって行きました。

パラリンピックの花形種目

リハビリの一環として誕生した車椅子バスケは世界中に広がり、今では障がい者スポーツの世界的祭典パラリンピックでもっとも注目を集める花形種目となりました。パラリンピックが初開催された1960年から正式種目として扱われ、今では100ヵ国以上で競技が行われています。日本は1976年のパラリンピックから出場し、過去最高7位に入賞もしたこともあります。2020年の東京大会ではメダルも期待されていて、これからますます注目を集めるスポーツです。

 

車椅子バスケのルール

通常のバスケットボールとほとんど同じ

車椅子バスケは障がいがあるからといって特別なコートを使いません。通常のバスケットボールと同じ広さのコート、同じ高さのバスケットゴールを使用します。この同じ条件の中で車椅子に乗って競技をします。

8段階の障がい度クラス分け制度

障がいといっても人によって動ける範囲が大きく異なります。車椅子バスケでは障がいの度合いによって8段階のクラス分けを行います。各クラスに点数が振り分けられていて、その合計が14点以内でチームを編成しなければなりません。これは障がいの軽い人ばかりではなく障がいが重い人でも参加ができるようにする為の仕組みです。

車椅子バスケの8つのクラス分け

実際には細かな規定がありますが簡単にまとめると以下のような8クラスに分けられます。
1.腹筋・背筋の機能が無く、座位バランスが著しく悪い等・・・1.0点
2.腹筋・背筋の機能が無いが上記より動ける等・・・1.5点
3.・腹筋・背筋の機能が残っているためわずかに前傾姿勢などがとれる等・・・2.0点
4.腹筋・背筋の機能が残っていて上記より動ける等・・・2・5点
5.下肢に筋力の残存があり、素早く状態移動ができる等・・・3.0点
6.下肢に筋力の残存があり上記より動ける等・・・3.5点
7.主に切断など。体幹の側屈運動ができる等・・・4.0点
8.主に切断などあるが上記より動ける等・・・4.5点
※大会によって健常者を「5.0点」として参加できることがあります。ただしパラリンピックでは認められていません。

ハイポインターとローポインター

車椅子バスケでは上記クラス分けで障がいが重い1~4クラスの選手をローポインター、障がいが軽い5~8クラスの選手をハイポインターといいます。ルールで決まっているわけではありませんが基本的な戦略としてハイポインターが攻撃、ローポインターが守備に配置されるのが一般的になっています。

車椅子バスケ独自のルール

トラヴェリング:車椅子バスケのトラヴェリングは車椅子の車輪を押して漕いだ回数で数えられます。漕ぐことを「プッシュ」と言いますが、選手はボールを保持したまま3プッシュするとトラヴェリングになります。
ダブルドリブルがない:車椅子バスケではダブルドリブルがありません。選手は移動、ホールド、ドリブルを繰り返して移動することができます。
倒れてしまったとき:プレー中に転倒してしまった場合、基本的には自分で起き上がらなくてはなりません。どうしても起き上がれない場合は試合を中断して助けに入ることもあります。ボールを保持しているチームのいずれかの選手が転倒や車椅子から落ちてしまった場合は相手ボールのスローインとなります。

車椅子バスケはアマ?プロ?

プロ車椅子バスケ・日本の事情

日本でプロ車椅子バスケというものはまだなく、働きながら車椅子バスケをするというのが基本的なスタイルです。しかしプロというのは考え方にもよります。プロチームに入るだけがプロというわけではなく、インターネットなど色々なメディアがある現代で、必要とされればプロという活動のチャンスはいつ訪れるかわからない時代です。パラリンピックの知名度は高まり2020年の東京オリンピックに向けて障がい者スポーツは益々注目されています。世界大会の成績やスター選手の登場で一躍脚光を浴びたスポーツも数多くあり、パラリンピックの花形とされる車椅子バスケは最も可能性を秘めた障がい者スポーツです。

車椅子バスケ・海外の事情

日本ではプロチームがありません。だからといって車椅子バスケでプロになれないわけではありません。ドイツやイタリアなどヨーロッパでは車椅子バスケの試合で数千人が観戦し熱狂します。海外では車椅子バスケのプロチームが存在し、日本で実力と実績を積み海外のプロ車椅子バスケプレイヤーとして今も活躍している日本人もいます。海外に視野を広げれば車椅子バスケでプロチームに入ることも可能です。

車椅子バスケの楽しみ方

チーム編成を知る

車椅子バスケのチーム編成は障がいの度合いによってクラス分けされた点数の合計が14点以内になるようにしなくてはなりません。つまり障がいの軽い人だけでチームを組むことができなくなっています。障がいの軽い人をハイポインター、重い人をローポインターと呼びます。チームの役割としては激しい活動が可能なハイポインターが攻撃、ローポインターが守備を行うのが一般的なスタイルです。得点を取るハイポインターは目立ちますが、実は勝敗の鍵を握るのはローポインターです。ローポインターがいかに守り、得点を追加するかでゲームの流れが大きく変わってきます。

チームの勝利に必要なローポインターの活躍

ハイポインターとは足に障がいはあるけれど上半身の動きにはほとんど支障のない人たちです。逆にローポインターは下半身だけではなく上半身の動きにも制限があります。車椅子バスケではこのローポインターの人たちがいかに自分に残された機能を駆使してチームに貢献するかがとても重要です。バスケットボールでは敵味方のコートを目まぐるしく行ったり来たりします。このスピード感は確かにローポインターには不向きです。しかし相手の攻撃を効率よく防ぎ、味方にボールを送ることはバスケットというゲームでは重要です。どうしてもシュートを打つ選手に注目が集まりますが、その人たちがシュートを打てるのは攻撃を防いでボールを回してくれる優秀な守備があってこそ可能なのです。守備が弱ければハイポインターの選手がどれだけシュートを入れても相手に点を取られてしまいます。

ローポインターのシューター

ハイポインターの選手が機敏にコートの中心でせめぎ合う中、ゴールから一定の距離を保っているローポインターの選手のミドルシュート、ロングシュートは強力な武器になります。攻撃中心のハイポインター選手に対して得点力のあるローポインター選手はチーム勝利の大きな力になります。派手な立ち回りができるハイポインター選手でなくても守備や遠距離からの支援などローポインターでもチームの中心となりえるのが車椅子バスケの魅力でもあります。

障がいの壁を超えた楽しさ

障がい者スポーツというと一般的に障がい者だけが行います。しかし車椅子バスケでは健常者の参加もが盛んなスポーツでもあります。障がいが有る・無しにかかわらず同じ土俵で戦うことができるのが車椅子バスケの大きな魅力の一つです。「障がい者ができるスポーツ」ではなく「障がい者もできるスポーツ」として多くの人が参加出来ると言う事も車いすバスケの楽しさです。

 

まとめ

車いすバスケはクラス分けのルールがあるおかげで障害の重さや軽さだけではなく健常者とさえ同じコートで戦う事が出来るスポーツです。車椅子をたくみに操り見事なボールさばきで得点を入れる選手の姿は観客を魅了します。車いすバスケは障害と言う壁を越えて多くの人が楽しむ事のできるスポーツです。

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