介護福祉士の希望者数が半減!? ネットの生の声を緊急紹介

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1月に実施された平成28年度の介護福祉士国家試験の受験者数が27年度の16万919人の半数である約7万9113人に落ち込みました。

今回から実務経験者を対象とした受験資格として、450時間の研修が追加されたことが原因とみられています。

昨年度までは「3年以上の介護職としての実務経験」があればよかったのですが、厚生労働省は「介護職の資質向上」を目指し、実務者研修が導入されました。研修時間は、ヘルパー2級の資格がある人は320時間ですが、無資格の場合は450時間が必要になります。

受講料も必要で、勤務先の施設などが出してくれなければ自己負担になってしまいます。しかし、資格を取得しても賃金が上がるのは、月5000~1万円程度のケースが多いとされているのです。

 

ネットでは批判的な意見がたくさん・・・

こんな疑問の声も・・・

さらなる介護職からの離職を心配する声も・・・

こんな視点も・・・

まとめ

このような批判を受けて、介護福祉協会は声明をこのように発表しました。最大の要因となった研修の義務化について、「この事実(大幅減)のみをもって否定するものではない」「資格への信頼性を獲得するための土台になる」などと擁護しました。個々の資質を担保する観点で意義が大きいとの認識を示し、再考の必要性には言及しませんでした。

また、「質の確保なくして量の確保を図るのは困難」「介護サービスの質を担保し、介護職に対する信頼や社会的評価を確保することこそが、量の確保を図るための本質的な解決策」「質と量の好循環を目指す」などと理解を求めました。

このほか、「受験者数の激減を受け、絶対基準を採用している合格基準を政策的に歪める対応はすべきでない」とも主張しています。
介護の人材不足は深刻な状況である現在の日本にとって受験者数の半減はどう影響してくるのでしょうか。

介護職は必ずしも資格が必要な職業ではありません。そんな介護職の資質を高めるための今回の実施ではありましたが、結果として受験者数は大幅に減ってしまいました。

介護の資格を持っている人の方が優位であると思われがちですが、手間暇をかける割にはたいした差がないというのが現実です。この政府の決定は大失敗に終わってしまうのでしょうか。それとも政府の本当の目的は「介護職の資質向上」ではないのでしょうか。

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