あの「レストヴィラ」はいまどうなったのか!?

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株式会社ワタミの子会社「ワタミの介護」が運営していた介護付き老人ホーム『レストヴィラ』。

様々な不祥事を起こしてニュースにもなったのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

いま、SOMPOケアネクストという会社(損保ジャパン日本興亜ホールディグンスの子会社です)がその施設を引き継いでブランド名を『ラヴィーレ』に変更し、運営しています。

「ラヴィーレ」とは、フランス語で「人生」という意味のラヴィ(La vie)と、「再び」「もう一度」という意味のレ(Re)を組み合わせた造語。入居者のこれまでの人生を大切にするとともに、新しい人生に心をかさね、共に歩んでいきたいという思いを込めたそうです。

レストヴィラ時代に何があったのか

「レストヴィラ」は数々の不祥事を起こしました。

例えば、「レストヴィラ赤塚」で2012年2月、パーキンソン病の女性(当時74歳)が入浴する際、付き添いの職員が1時間半にわたって風呂場を離れ、女性が水死していた事件。

しかし、施設側は当初、遺族に「10分間、目を離した間に心肺停止になった。病死の可能性が高い」などとしていました。施設内の防犯カメラの映像から、それが嘘であることが発覚したのです。

なぜワタミは介護事業を手放したの?

他にも、数々の死亡事故、集団食中毒など、世間を騒がせてきました。

その上、居酒屋チェーンのか過酷な労働環境がブラック企業批判を呼び、イメージが悪化し新規の入居者が激減しました。具体的には、施設を安定的に運営するのに必要な85%を大きく下回る73%まで落ちました。

さらに、異業種から突然参入したため、介護専業の競合他社に比べ医療法人などへの営業力が弱かったことも要因として挙げられています。

 

 

ラヴィーレはいまどうなってるの?

SOMPOケアネクストは矢継ぎ早に改革を打ち出しています。

改革のポイントは3点あったそうです。

「社員の教育」「ICTの積極的な導入」「地域との交流・連携」です。

まず最初一つ目の「社員の教育」についてですが、施設によって、また施設の中でもそれぞれの介護士の介護の方法が違うことが多かったのです。そこで、新たな「ネクストステップセンター」という施設を作り、1人当たり年平均2回研修を行うことになっています。

二つ目の「ICTの導入」についてですが、代表的なものに排泄ケアへの応用があります。超音波センサーで膀胱内の尿量の変化を検知。それによって排尿パターンを把握できます。それによって夜間の排泄ケアの効率化はもちろん、「介護の質」の向上にも役立ちます。それを全てのホームに導入することを当面の目標にしています。

 


三つ目の地域との繋がりもワタミ時代よりも重視して、透明性を追求するということです。
このように、悪い点は改革し、食事は、キッチンスタッフがホームに常駐して作るなどいい点は残すことで施設の活性化を図っているとういうことです。
参考:ワタミが売却した老人ホームは今どうなっているのか

 

まとめ

介護制度は国,行政が運営しているとはいえ介護施設は民間が運営します。
運営元が変われば方針や運営結果も変わります。

レストヴィラの運営変更は業界でも大きなニュースになりました。
今のところ改革は順調に行われているようです。

これからも業界改革の中心として注目したいところです。

 

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