介護予防サービスの役割を教えて!種類は?注意点は?

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皆さんは「予防」と言うと、どんなイメージを想像されますか? 例えば「風邪の予防」「盗難の予防」「病気の予防」等が挙げられます。介護においても介護保険で「介護予防サービス」があります。一言で「予防」と言っても様々で、なかなか理解できない事もあります。そこで介護サービスの予防について紹介させていただきます。

 

介護予防サービスとは

介護が必要になった時に殆どの方が利用されるのが、介護保険で様々介護サービスを受けられます。その介護保険サービスには「介護給付サービス」と「予防給付サービス」があります。介護給付サービスは介護認定が要介護状態の方が対象となり、介護給付予防サービスは要支援状態の方が対象のサービスという事をまず理解してください。

 

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介護予防サービスの意義

介護予防とは「要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」とされています。
介護保険は高齢者の自立支援を目指しており、一方で国民自らの努力についても、介護保険法において、「国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することによりその有する能力の維持向上に努めるものとする」と規定されています。
更に介護保険では「可能な限り、地域において自立した日常生活を営むことができるよう支援するために、地域支援事業を行うものとする」とされています。

介護予防は、高齢者が住み慣れた所で可能な限り自立した日常生活を送り続けていけるように支援していくサービスで、できる限り自立でこなせることが前提である為に在宅が中心のサービスになります

介護予防サービスが目指す方向性

介護予防サービスは高齢者の運動機能や栄養状態等の改善だけを目指すものではなく。心身機能の改善や環境調整などを通じて、高齢者の生活機能(活動レベル)や参加(役割レベル)の向上をもたらし、それによって一人ひとりの生きがいや生活の充実感を向上させ、生活の質(QOL)を高める事を目指しています。これにより、国民の健康寿命をできる限りのばすとともに、真に喜ぶ長寿社会を創成することを、介護保険は方向付けしています。その意味では、個々の介護予防サービスは、あくまでも目標達成のための手段に過ぎないものです。そこで介護予防におけるケアマネジメントの役割が重視されます。介護予防ケアマネジメントでは、利用者の生活機能の向上に対する意欲を促し、サービス利用後の生活を分かりやすくイメージしてもらうことが重要で。すなわち、「いつまでに」「どのような生活機能ができる」という形の本人の目標がまずあって、それに到達するための手段として個々の介護予防サービス要素が選択される。一方、介護予防の対象となる高齢者は、すでに心身の機能や生活機能の低下を経験しており、しかも「自分の機能が改善するはずはない」といった誤解やあきらめを抱いている方やうつ状態などのために意欲が低下している方も少なくないと考えられます。そこで、介護予防に関わる専門職は、利用者の意欲の程度とその背景を配慮したうえで積極的な働きかけを行うことが求められています。

 

介護予防サービス種類

介護予防サービスは先の項目でも紹介させていただきましたように、要介護状態にならないための未然防止策としての役割や、健康維持や1日も早い自立を支援するものです。その予防サービスや費用について紹介させていただきます。

介護予防サービス対象の要支援状態とは

1. ・要支援1
2. 要介護状態への進行を予防するために何らかの支援を要する状態。ほぼ自分で日常の基本動作(食事、着替え、移動、排せつ、入浴など)を行うことができるが、日常の複雑な動作(家事全般、交通機関の利用、服薬・金銭管理など)には支援が必要。
1. ・要支援2
2. 要介護状態への進行を予防するために何らかの支援を要する状態。要支援1と比較して、日常の複雑な動作を行う能力がわずかに低下している。

介護予防サービスは上記の要支援者が中心のサービスになります。

予防サービス種類と上限額

【訪問サービス】                                          【通所サービス】
・介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)          ・介護予防通所介護(デイサービス)
・介護予防訪問入浴介護                                ・介護予防通所リハビリテーション
・介護予防訪問看護
・介護予防訪問リハビリテーション
・介護予防居宅療

【短期入所サービス】
・介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)
・介護予防短期入所療養介護
【その他】◎介護予防支援
・介護予防福祉用具貸与
・介護予防特定施設入居者生活介護

【地域密着型介護予防サービス】
・介護予防認知症対応型通所介護
・介護予防小規模多機能型居宅介護
・介護予防認知症対応型共同生活介護
(グループホーム)
◎介護予防支援

■月利用上限額
[認定区分]             [上限額(単位)]     [上限金額)] 要支援1        5,030             50,300
要支援2                10,473            104,730

※換算単価は1~7級地の10円で換算換算単価は都道府県で1~7級地に物価上昇率等から設定

介護予防サービスについて先に紹介しました各種サービスを上記利用上限額内で、ケアマネジャーが作成するケアプランに基づき利用できるようになります。

介護予防サービスのポイント

現在介護保険を含む日本の社会保障費は危機的な状態になっており、国が社会保障費の財源と見込んでいる、消費税等の増税による財源の確保も計画どうりに進まず、その結果が介護保険料の値上げや、自己負担率の値上げ,介護事業所の介護報酬の値下げ等利用者や現場が負担を担う結果となり、金銭面での負担と共に 認定調査や介護認可の審査基準が一段と厳しくなり従来であれば要介護認定であった場合でも要支援へ格下げになることもあります。その背景には要介護者を減らしていくことにより費用の削減に繋げることができる可能性があるためと思われます。このような状況の中、今後は介護予防サービスを受ける利用者やは益々増えて来る事に対してその利用者へサービスを提供する事業所が介護報酬が上がらないため、倒産等負の連鎖がおこることは可能性として十分考えられる事で利用者も事業所も今後の動向を十分に注意しながら見守る必要性があると思います。

このように先行き不透明な介護業界の状況の中介護予防の本来の目的のために、何をすべきかという点をもう一度見直す必要性があると思います。介護保険の意義を再検証してこれから介護予防サービスを実行していくための目標として、いかに高齢者が自分らしく地域で快適に暮らし続ける為に地域や家族の中で何らかの役割を担い ながら生活することができるかが大切であり、たとえ要介護状態になっても誰かのために役立つたいという高齢者の責任感や自主性を持つことこそが、介護予防の本来の役割であると思います

介護予防サービスの注意点

2017年4月から介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」といいます。)が始まりした。これまで、要支援者の方の訪問介護や通所介護のサービスは、国が定めた全国一律の基準で提供されてきました。総合事業では要支援者に対し、今までと同じサービスを提供しつつ、多様な生活支援のニーズに地域全体で応えていくため、多様な担い手による新しいサービスも提供していきます。

新しい介護予防サービスられるよにが導入され、介護予防に一段とサービスの強化がはかられるようになり、介護予防サービスを広範囲にすることで、要介護状態になっていく利用者の増加を減らしていく方向付けを計画した結果ではないでしょうか。こうした新たな手法によるサービス提供の追加内容は次のようになります、

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介護保険の制度としては、要介護1~5については、現行制度のままとなります。 予防給付(要支援の方向けのサービス)の事業のうち、「介護予防訪問介護」「 介護予防通所介護」の2つが「総合事業」のサービスに移行します。

それ以外の「福祉用具貸与」「通所リハビリテーション」「介護予防訪問看護」等につきましては、現行制度のままとなります。 「総合事業」のサービスについては、要支援1・2の方と基本チェックリスト(日常生活や心身の状態を確認する25項目の質問)で事業対象者と判定された方が利用できます。

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介護認定の簡略化

「事業対象者」とは要介護認定等を省略した新しい認定の種類です。 今までの認定審査を通した認定方法とは異なり、「基本チェックリスト」を実施し、該当した場合に認定されます。認定審査に比べ、簡単に認定を受けることができ、扱い的には要支援1とほぼ同等ですが、「訪問型サービス」「 通所型サービス」以外の予防給付のサービスが使えないなど、制限もあります。

 

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まとめ

冒頭でも記述しましたが現在の日本の社会保障費は崖っぷちに立たされている状態になっている状態でその社会保障の中の、介護、医療、福祉、生活保護いづれもこれからの動向は利用者にとって明るい物は見当たりません。

介護においては介護職の人材不足、介護事業所の倒産、要介護状態の高齢者の増加という環境で対策として介護ロボットの導入、外国人介護職の育成に力をいれていますが、本来の問題点をの解決策になるか心配なところです。

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