福祉医療について現役介護職が考えてみる

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皆様は、福祉と医療について考えてみたことはありますでしょうか?
医療の分野に関しては、イメージしやすい方も多いと思います。例えば、自分が怪我や病気をしてしまった場合、医療機関にかかることになりますので、ほとんどの方が治療を受けたことがあるのではないでしょうか?
では、福祉分野についてはどうでしょう。ピンとこない方も多いのではないでしょうか。しかし、この福祉と医療の分野は、異なっているようで実はとても関係深いものなのです。
今回は、この福祉と医療の分野について、現役の介護職が考えてみたいと思います。

 

福祉と医療とは

では実際に、福祉と医療とはどのようなもののことを指すのでしょうか?
まず福祉とは、意味合いだけを説明するならば、(幸せ)ということを表している言葉になります。しかし、それではピンとこない方も多いでしょう。詳しく紐といていくならば、この福祉の幸せは、自分一人の幸せを意味する言葉ではありません。自分以外の人も全て含めた幸せを意味するのです。例えば、他の人の手が必要な小さな子どもや高齢者の方の幸せ、貧困に悩む方の幸せ、障がいで悩む方の幸せなど、その種類は多岐に渡ります。だからこそ、児童福祉や介護福祉、社会福祉などが存在しているのです。つまり、誰かの助けが必要な方を幸せにすること。それが、福祉または福祉活動なのです。

では、医療とはどんなものなのでしょうか?これは、説明しなくてもご存知の方が多いかと思います。医学的な力を持って、病気や怪我を治療することを指します。治療に当たる際の司令塔となる医師はもちろんのことですが、医師のサポートをする看護師、医師の指示のもとに薬を提供する薬剤師、患者様の体に異常などがないか確認をする臨床検査技師なども、この医療分野になりますので、範囲として医療チームは大きな団体になるでしょう。

病気や怪我を治す医療と考えると、どうしても医師だけにスポットが当たりがちになりますが、実はたくさんの職業のプロ達がサポートしてこそ、患者様の病気や怪我を治すことができるのです。

大きな総合病院などに行くと、どれだけの方が患者様を治療するために働いているのかを実感することが出来るでしょう。

 

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福祉と医療の違い

では、この福祉と医療にはどんな違いがあるのでしょうか?
明確に名称が異なっていますので、それぞれのテーマも異なります。このテーマについては、人それぞれで違う場合もありますので、一介護職員の考えることとして受け取っていただければと思います。
まず福祉とは、困っている方のサポートをして、皆が平等に幸せになれることがテーマだと思います。そのために私たちは、身体がうまく動かない方の手助けをしたり、自身に何らかの障がいがある方でも日常生活が快適に送ることのできるよう、サービスを提供していくのです。
なぜならまず前提として、人間は皆平等に幸せになることが出来るという言葉があるからです。そのために、私たちのような介護職員や相談員などが存在します。一方の医療というものは、少々福祉とテーマが異なってきます。もちろん。怪我や病気をして日常生活が快適に送ることのできない方をサポートし、改善していくという点については同じことです。しかし、最大のテーマは、患者様を治す、ということになっています。福祉分野のサポートという目的よりも、より直接的なテーマになってきます。なぜなら、病気やけがは、きちんと治らなければ快適な日常生活を送ることが出来ないからです。

福祉が患者様をサポートし、より良い生活に導く手助けをする役割を担うのに対し、医療の分野は直接患者様の身体に触れ、接し、直接的にケアをし身体や心を完治させていく役割を持っていると言えます。

 

福祉と医療の仕事内容の違い

では、福祉の仕事と医療の仕事にはどんな違いがあるのでしょうか?
まず、福祉の仕事といえば何を思い浮かべるでしょう。最初に思い浮かぶのは、やはり介護福祉士なのではないでしょうか?高齢者の方の日常生活のお手伝いをすることがお仕事になります。
そのほかにも、社会福祉士やケアマネージャーなども福祉の仕事です。これら職業は、介護福祉士のように直接介護などの身体的介護を提供するという訳ではなく、利用者の方が快適に生活が出来るよう、また適切なサービスが受けられるように助言をしたり、施設を斡旋をすることが仕事になります。こうした職業に共通して言えることは、利用者の方の日常生活のサポートをするということが仕事内容だということです。一方、医療の仕事は病気を診断し治療する役割りをもつ医師や、医師の指示のもとに治療のサポートをしたりケアに当たる看護師などその職業は様々です。

しかし、この医療の仕事に一貫して言えることは、第一目標は病気を治療することです。そのために検査をし、診断を受け、治療を受け、薬や手術をするのです。福祉の仕事が助言やサポートが主な仕事なのに対し、医療の仕事は直接患者様に治療や検査などを提供するというという点が大きな違いかと思います。
しかし、上記でもお話しさせていただきましたが、医療と福祉の仕事は大きく関係があります。福祉の仕事の中で、病気や治療が必要なことに気がつく場合もありますし、反対に医療のケアを受けながら福祉のサポートが必要だと気がつくことがあるからです。

どちらの職業も、お互いに協力し連携することでより質の高い福祉のサービスを提供でき、適切な治療を受けることが出来るのです。どちらの職業も、この先どんどん必要とされていくでしょう。

 

福祉医療費の増加について

皆様は、福祉医療費というものをご存知でしょうか?
福祉医療費とは、病院などで治療や診断を受けた際の費用を、一部負担してくれるというものです。小さなお子様の医療費が無料になることや、母子家庭、父子家庭の医療費、障がいがある方の医療費が負担されることもあります。ただし、申請をするときは障害者手帳などを提示しなけらばならない場合がありますので、注意が必要です。この福祉医療費は、年々増加傾向にあります。しかしこのまま増加していってしまうと、年々必要なお金は増えていきますので、この福祉医療費自体の維持が難しくなってしまうとも言われています。そうなってしまえば、私たちの支払う医療費は大きくなっていってしまいます。
そうなってしまったら本末転倒ですので、福祉医療費を利用する私たちも気をつけなければいけません。なるべく病気にかからないように自己管理をすることも大切です。また、定期的に健康診断を受けることで大きな病気を防ぐことができます。様々な病院を受診するのではなく、自分やかかりつけの病院を持つことで、余計な出費を抑えることもできます。

受けられるサービスだからと受け身でいるのではなく、こちらも出来ることは協力していくことが、福祉医療費を長く受給できるようにするため必要なことでしょう。

 

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?福祉と医療はこのように異なる点もたくさんありますが、どちらも私たちの生活になくてはないものです。特に福祉に関しては、まだよく知らない方もいるのではないでしょうか。

これを機会に、どのような福祉サービスがあるのか、また医療サービスがあるのか、調べてみるのも良いと思います。

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