障がいがある人が入れる共同生活援助(グループホーム)ってどんなところ?

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認知症の高齢者の方や何らかの障がいがある方でも、自分らしい生活が送れるよう、専門的なスタッフとともに生活ができる施設、それがグループホームです。これから先、超高齢化社会になっていくことが予想されますので、グループホームの需要もどんどん増えていくでしょう。では、障がいがある方のためのグループホームとは、どのようなものなのでしょうか?

 

共同生活援助(グループホーム)とは

では、共同生活援助(グループホーム)とは、実際にどのような施設なのでしょうか?
この施設は名前の通り、同じような障がいを抱えた方がともに暮らす施設のことを指します。自身に何らかの障がいがある方は、場合によっては日常生活を一人で過ごすことが困難な場合があります。
また、たとえ過ごすことができたとしても、我慢をしなければならない状態であったり、何らかの制限がかかってしまうこともあるのです。
もちろん、自宅で福祉サービスを受けることや、福祉施設を利用することも可能ですが、もっと他の方とコミュニケーションをとりながら生活をしたい、また障がいを抱えたまま一人で生活をすることが不安な方などが、このグループホームを利用されます。福祉施設というよりは、大きな家で皆で暮らす、といった方がイメージがしやすいでしょうか。もちろん自分らしい生活ができるとはいえ、決まりは施設ごとのにあります。
しかし、何かあったらいつでもスタッフが対応してくれますし、夜間も一人で過ごすわけではないので、安心できます。同じ悩みを抱えた方と過ごすことで、一緒にレクレーションをしたり会話を楽しむこともできますので、生活にハリをもたせてくれるという役割もあるでしょう。もう一つ同じ目的の施設として、ケアハウスというものも存在していましたが、このグループホームと大きく異なる点は、ケアを重視するという点です。
主に、介護を提供することに重きを置いているのに対し、グループホームは生活の質をあげることに重きを置いているということが大きな違いでしょう。

 

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共同生活援助(グループホーム)と障がい

このグループホームに入れる条件は、住んでいる地域や施設によって異なりますが、基本的に共同生活を送ることのできることというのが原則になってきます。
なぜなら、グループホームは、介護を提供することや治療をすることが主な目的ではないからです。この、一緒に生活をすることということが大切なのです。障がいのある方や高齢者の方は、家に閉じこもりがちになってしまう方が多いと言われています。他の人とコミュニケーションを取れなくなってしまうからです。
また、障がいとどのように付き合って良いのかわからない方や、支えてくれるはずの家族とさえうまくいかなくなってしまう方もいるのです。

また家族も、介護のプロではありません。どのような介護を行うのか、全くわからず戸惑ってしまう方も多いでしょう。その戸惑いは、本人に伝わってしまいます。その点グループホームに在住しているスタッフは皆、介護のプロです。入所者の方のケアはもちろんのこと、家族の方の相談や助言を行なってくれます。家族の方の中には、誰に相談をして良いのかわからない方もいらっしゃいます。
そんな時に、障がいや福祉のことに十分理解のある方がそばにいるだけで、とても心強くなれるでしょう。
また、グループホームはただ単に皆で生活をするというだけでなく、施設によってはたくさんの行事やレクレーションがあります。

このような催し物を、一番の楽しみにされている方も多いです。

 

共同生活援助(グループホーム)の役割

では、このグループホームにはどのような役割があるのでしょうか?

① その人らしい生活を提供できる

上記でもお話しさせていただきましたが、障がいの程度によっては、以前と同じ日常生活を送ることが困難になってしまう場合があります。そうなった時に感じてしまうことは、社会から切り離されてしまった感覚になることです。できるだけ、変わることのない日常生活を送りたい。社会で暮らしていきたい。そういった障がいの方のニーズに答えることができるのが、このグループホームでしょう。グループホームでは、料理を作ったり掃除をしたりと、自宅にいた時にしていたことを変わらず行うことができます。

② 他の方とコミュニケーションが取れる

障がいのある方や、高齢者の方の中には、どうやってコミュニケーションを取れば良いのかわからない方もいます。特に高齢者の方は、身体的にも精神的にも辛くなってしまい、故意的に周りの方とのもコミュニケーションを断ってしまう方もいるのです。それを支える家族の方も、どういう風に話をすれば良いのかわからない場合もあるのです。
他人とコミュニケーションをとることができなくなってしまったり、言葉を交わすことがなくなってしまったり、交流がなくなってしまうと、生活に張りがなくなってしまいます。また、何のために生活しているのかもわからなくなってしまい、場合によってはうつ病をわずらってしまうこともあるのです。

どんな状態になっても、他人と話しをすることは大切です。グループホームでは、日常生活のほとんどを同じ利用者の方と過ごすことになりますので、生活に張りが出ます。

③ ある程度の自由がきく

福祉施設には様々な種類があります。その中で、グループホームは比較的自由がきく施設です。基本的に自分の身の回りのことは自分自身でやらなければなりませんし、できないがことがあったとしても、スタッフが手助けできる環境ですので、不安や心配はないでしょう。
障がいがあっても日常生活にあまり制限をかけることなく暮らしていくことができます。

 

 

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共同生活援助(グループホーム)の入所条件

では、このグループホームに入所条件はあるのでしょうか?
細かい条件などは、住んでいる地域や施設によって多少異なりますので、必ず確認してください。
まず、原則として障がい者であることが前提です。確認のために障がい者手帳が必要になる場合もありますので、注意が必要です。
そして忘れないで欲しいのが、ある程度自立をしている状態であるということです。身体的や精神的にケアが必要で、常に介護が必要な方はグループホームには入所できません。基本的に、食事を作ったり入浴をするのは自分自身で行うことになるからです。介護度の高い方は、また違う施設を探すと良いでしょう。
また次に、他の利用者の方と共同生活ができる方というのも前提になります。当然、自宅で過ごしていた時に比べると、プライベートな時間は少なくなってしまいます。

自分一人が生活している訳ではないからです。そのぶんたくさんの方と触れ合えるのは大きなメリットでもありますが、自分だけの空間ではないということは頭に置いておく必要がありますし、共同生活を送ることができない方は、グループホームには入所できません。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
障がいが重くならないためにも、また自分らしい生活ができるためにもグループホームは重要な役割を果たす施設と言えます。まだまだどのような施設なのかということを知らない方も多いかと思いますので、これを機にたくさんの方に知っていただけるきっかけになれれば幸いです。

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