グループホームの費用について教えて!種類は?ポイントは?

Dementia-Care_Featured

皆様は、グループホームという言葉を聞いたことはありませでしょうか?
老人ホームやデイサービスなどの、他の福祉施設は聞いたことがある方でも、グループホームという言葉は聞き慣れないという方も多いかと思います。今回は、様々な福祉施設の中の一つである、グループホームという施設の、主に費用面にスポットライトを当ててご紹介していきたいと思います。

 

グループホームの費用とは

では実際に、グループホームの費用についてご紹介させていただく前に、まずグループホームという施設のことからご紹介していきたいと思います。
グループホームとは、現在は認知症対応型共同生活介護というような呼ばれ方をすることもあります。そのような表記だとわかりやすいかと思いますが、他人と共同生活をすることが出来る認知症の高齢者の方が、介護スタッフや他の利用者の方と共に生活をする施設です。数ある福祉サービスの中の一つ、在宅福祉サービスの一つになります。では、どうしてこのような施設が誕生したのでしょうか?認知症の患者様のケアは、とても難しいと言われています。それは、介護のプロであるスタッフであっても、高齢者の方を支える家族の方であっても同じことです。なぜなら、誰一人として症状が同じことはなく、認知症の進行度合いや症状は人それぞれです。だからこそ、一番良い治療法は自分たちで見つけていかなければならないのです。また、認知症を目が行き届いている状態での行動をせざるを得ないことが多くなってしまうのです。そうなると、高齢者の方の生活が制限されることとなり、自分らしい生活を送ることが困難になってしまうのです。福祉の基本的テーマは、自分らしい生活を送ることです。それが侵害されてしまったら、意味がありません。そこで、このような施設が作られたのです。同じ症状の方と交流を深め、出来るだけ自由な生活を提供すること。また、専門スタッフの介護で認知症の症状の改善を図ること。これがこの施設の目的となります。
肝心の費用ですが、施設によって大きく変化します。

平均的に見ると、月に10万円から20万円代が多いようです。少し高い場所で、30万円ほどになります。また、月額利用料金の他にも、施設によっては一時金が必要な施設も存在します。施設を探す時は、最初にどのくらいの費用がかかるのか調べておく必要があるでしょう。

 

 

tatemono_kaigo_shisetsu

 

 

グループホームの費用の種類

では、グループホームの費用には、どのような種類があるのでしょうか?ここでは、その費用を種類別に分けてご紹介していきたいと思います。

①入所一時金

こちらは上記でも少し触れさせていただきましたが、入所する施設によっては、入所する際に一時金が発生する場合があります。金額も施設によって様々になります。高くなると100万円近くまで必要な場合がありますので、注意が必要です。しかし、このお金はあくまで一時金になりますので、退去する際に返金されます。まず入所を決める際に、一時金は必要かどうか、どのくらいの金額が必要なのか、また、退去する際はどのくらいまで返金がされるかどうかきちんと確認しておくと良いでしょう。

②生活費

この施設は、高齢者の方々が共に生活する空間となりますので、もちろん生活する為に様々なお金がかかってきます。グループホームでは、高齢者の方の自主性を育てる為に、食事も自分たちで用意することが多いです。その食事を作る食材代、つまり食費もお金がかかります。また、料理をする為、お風呂に入る為に光熱費もかかってきます。また、それとは別にオムツが必要な方はオムツ代、散髪代なども別途かかってきますので、注意が必要になります。

③介護サービス費

これは、この施設で介護を受ける為の料金だと思ってください。上記までの費用と違うのは、この費用は介護保険の要介護度によって金額が変わってくるというところになります。もちろん、要介護度が高ければ高いほど、多くの介護サービスを提供することになりますので、金額は高くなっていきます。介護保険の利用により、1割負担、または2割負担となります。

④施設利用費

これは、グループホームの施設を利用するにあたっての費用になります。住む家を借りることになりますので、一般的に言う家賃と同じ扱いになります。その為、こちらも施設によって金額が変わってきます。

 

 

kaigo_kurumaisu

 

 

グループホームの費用のポイント

ここでは、グループホームを選ぶにあたって、また入る時のポイントなどをご紹介したいと思いす

①介護保険の利用

上記でお話しさせていただいた、介護サービス費用のお話になります。グループホームの介護費用、介護を受ける為の費用につきましては、介護保険からの援助を受けることができます。この金額は、介護認定で定められた要介護度によって大きく変わってきます。簡単に説明をすると、要介護2の方と要介護5の方が受けるサービス内容は、大きく差が出てくるからです。また注意事項として、あくまで介護保険が適応されるのは、この介護サービス費用のみとなります。上記でお話させていただいた、入所一時金や光熱費、そのほかの必要費用については援助がされませんので、全額負担する必要があります。

②費用の違い

グループホームの施設によって、全体的な金額は大きく変わってきます。今はホームページなどで、大体の初期費用や月額費用が確認できる場所も多くあります。また、もし入所を考えるのであれば、どの施設も事前見学が可能ですので、金額と実際のホームの雰囲気などを確認しておくと良いかと思います。

③要介護度

認知症であれば、誰もがグループホームに入所できると言う訳ではありません。年齢や要介護度が決められていますので、注意が必要です。まず、年齢としては65歳以上の高齢者となり、要介護1以上が原則とした入所基準になります。しかし、入所基準の詳しい項目については、施設によって異なります。病気の有無や、ADLのレベルにおいても詳しく定められている場合がありますので、やはり事前に確認をしておく必要があるでしょう。

 

注意点

では最後に、グループホームに入る際の注意点についてお話させていただきたいと思います。まず前提として、グループホームは他人と一緒に生活をする施設です。これは、メリットでもあり、デメリットでもあります。他人とお話をし、交流を深めることで認知症の進行を遅らせることができる場合もあります。また、他人と繋がりを持つことで、生活に張りを持たせてくれることも出来るのです。しかし、高齢者の方の気持ちはどうでしょうか?他人と一緒に住むということは、良い刺激にもなりますが、同時に大きなストレスとなる場合もあります。また、家にいる時に比べて、プラベートな時間はとても少なくなってしまうのです。これらの理由により、福祉サービスを利用することや、福祉施設に入ることを拒否する方も多くいらっしゃいます。もちろん家で介護をすることは、想像以上に大変です。専門的なスタッフに介護をしてもらう方が安心でしょう。しかし、安易に施設入所を決める前に、まずは高齢者の方の気持ちを確認することが一番大切なのです。

 

 

house_1f

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?高齢者の方のグループホーム入所を考える際に、少しでも参考になれば幸いです。

qna