作業療法の専門学校って?学費は?

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皆さんは「作業療法」という職業についてご存じですか?
高齢者や障害者が自分の身体機能の低下により、日常生活をしていくのに困難な状態になった時に日常生活が行えるように”機能訓練”してもらうのが「作業療法士」です。
今回はそんな日常生活へ戻す為の訓練を行うスペシャリストを養成する学校を紹介いたします。

 

作業療法士の専門学校とは

作業療法士として働くには、介護福祉士と同様に国家試験に合格しなければいけません。その為の資格取得条件は次のようになりまります

作業療法士国家試験資格取得条件

① 作業療法士養成課程がある大学・短大・専門学校で3年以上学び所定の課程を修了する。
② 国家試験時期   毎年1回2月頃
③ 合格率 2015年77.5%
④ 就職率 ほぼ100%
⑤ 作業療法士の業務内容
作業療法士は、病気やケガなどが原因で身体に障害や不自由さを抱える人に対して、医師の指示の下でリハビリテーションを行い、日常生活に必要な能力を高める訓練や指導をする仕事です。英語では「Occupational Therapist(オキュペイショナルセラピスト)」と呼び、略して「OT」とも呼ばれています。作業療法士が専門とするのは、「リハビリ」のなかでも身体的・精神的なものになります。身体的なリハビリというのは、関節を動かしたり、筋肉を発達させる訓練を行ったりすることで、身体機能に問題を抱える人をよりよい方向へと導くことです。

とくに食事、排泄、入浴といった日常生活を送るうえで必要になる動作(箸を持つ、炊事をするなど)を、リハビリによって訓練します。また、精神的なリハビリは、精神に障害のある人などに対して、考え方を変えたり、あるいは気分を発散させたりするアプローチを行い、社会復帰を図ります。

作業療法士養成課程専門学校紹介

作業療法士という事についてお分かりいただいたと事だと思いますので、その資格取得する為の進路については複数の選択肢があります。ここでは専門学校に絞って紹介します。

専門学校のメリット・デメリット

専門学校は何より理学療法士になりたい人向けの専門カリキュラムを組んでいるため、特化して学べて試験対策が万全なのがメリットです。
大学より入学のハードルは低く、それでいて学ぶ環境はそれ以上のこともあります。また在学年数も最短の3年なので、早く社会へ出ることができるのでそれだけ経験を積むことができ、加えて学費も大学より1年分少なく済むため安く済みます。初任給こそ大学に劣りますが、経験年数で昇給を狙ったり、他の資格を併用することで収入(給料)を伸ばすこともできます。大企業や病院への就職が狭まる可能性も、専門学であれば就職先の提携も豊富で、普通に就活するより合格率が高いことも珍しくありません。

ただし理学療法士に特化している分、もし途中で違う道へと思っても軌道修正は難しいかもしれません。そこが唯一のデメリットかも知れません.とはいえ同ジャンルであれば学校内での転科は可能ですし、一般職でも就職サポートが手厚い学校を選んでおけば心配ありません。
学校選びさえしっかりしておけばデメリットも気にならないのが専門学校の一番の魅力です。

 

 

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作業療法士の専門学校の内容

基礎科目は医療従事者として医療の基礎を学びます。「解剖学」「生理学」「運動学」 等を学びます。
2年時になると専門性の高い授業が増え「内科学」「整体外科学」等を学びます。3年生になると 実際の医療現場で臨床学習を行います。
臨床実習には理学療法評価を中心に学ぶ「評価実習」「臨床実習Ⅰ」、「臨床実習Ⅱ」があります。臨床実習が終わると、国家試験合格を目指すための「国家試験対策」が行なわれます

国家試験の試験の内容と合格率

専門学校で3年間理学療法士の勉強を行っていよいよ挑みます。
試験の内容と過去の合格率を紹介しますので 国家試験を受けられる方は 参考にしてみてください
理学療法士国家試験はマークシート方式です。5つある選択肢の中から1つ、または2つを選択します。問題は大きく分けると「一般問題」と「実地問題」に分けられます。一般問題は主に学校の授業で習うことから出題されます。
実地問題では学校の授業で習った内容に加え、実技や実習で学ぶことが出題されます。国家試験対策でもっとも重要なのは過去問を解くことです。わからなかったところは復習し、理解できるまで学習します。過去の問題は繰り返し何度も解く事が大事です。過去の問題と同じような問題が出題されることも多いため、暗記するぐらいに勉強しておくようにしましょう。

国家試験の出題分野は非常に広いです。そのため、各分野の参考書を持ち歩いて勉強するのは大変です。最近では国家試験対策用の参考書が販売されています。評判の良い参考書を選び、その参考書を中心に学ぶようにすると効率的な勉強が出来ます。
1人で集中できない人はとにかく学校へ通い、仲間と一緒に勉強するようにするとがんばることが出来ます。

過去の合格率

平成24年     25年     26年    27年   28年
受験者数    17,411 11,129 12,035 12,615 14,379
合格者数 10,115 9,315 9,952 9,272 12,388
合格率      89,0% 83,7% 82.7% 74.1% 90.3%

 

作業療法士の専門学校ランキング

平成28年度の理学療法士国家試験は合格率90.3%となっていますが、油断は禁物です。理学療法士の養成施設を修了することが受験資格となっているため、受験者全体のレベルが高いのです。専門学校で3年間の過程を終えた受験生でも約2割が不合格になっているわけで、決して簡単な試験とは言えません。合否を争う戦いは、専門学校選びの時点から始まっていると考えるべきでしょう。

おすすめ理学療法士専門学校ランキング

第1位  臨床福祉専門学校

[学校の概要]
所在地:東京都江東区塩浜2-22-10
取得できる資格:理学療法士、言語聴覚療法士
年間費用:昼間部¥1,590,000、夜間部¥1,390,000
代表的進路先:大学病院、リハビリテーション病院、一般病院、クリニック、他

[学校の特徴]
臨床福祉の理学療法学科は3年制の昼間部と4年制の夜間部の2部制で、夜間部は18時20分授業開始なので、仕事と勉強の両立も可能です。入学後すぐに講義と並行して実技授業が始まり、基礎から専門的分野までしっかりと学べます。また、複数の先生が常に参加して実技を見てくれるので安心して授業に取り組めます。さらに、グループワークや上級生からの指導を受けられるのも大きな特長。主体性を持って学ぶ力が身に付きます。
これだけの充実したカリキュラムを持ちながら、学費の安い理学療法養成校です。働きながら夢を叶えたい学生にとってはまさにぴったりといえるのではないでしょうか。

第2位  社会医療技術学院

[学校の概要]
所在地:東京都小金井市中町2丁目22番32号
取得できる資格:理学療法士、作業療法士
年間費用:昼間部¥1,760,000、夜間部¥1,470,000
代表的進路先:公立病院、一般病院、リハビリテーション専門病院

[学校の特徴]
社会医学技術学院の理学療法学科は3年制の昼間部と4年制の夜間部があります。
昼間部では解剖実習を行ったり、多彩な教材を用いたり、興味を持ちながら人体への理解を深めることができますよ。授業はとにかく丁寧で、実技は先生方がいろいろな角度から施術の見本を見せてくれるのでわかりやすいです。実習では整形外科や児童擁護施設、老人保健施設など、多種多様な施設に訪問します。理学療法士国家試験受験資格取得という勉強は大変ですが、少人数制のクラスと学生ならではの和気あいあいとした雰囲気に囲まれて、楽しく勉強に集中させてくれますよ。

第2位  大阪医専専門学校

[学校の概要]
所在地:大阪府大阪市北区大淀中1-10-3
取得できる資格:理学療法士、作業療法士
年間費用:昼間部 4年 1,680,000円(1年間)夜間部 4年 1,020,000円(1年間)
[学校の特徴]
首都医校が東京の最大手ならば、大阪の最大手が大阪医専です。同じグループとは言え学科編成や学費には微妙な差があることに要注意。大阪医専は7学部18学科で、大阪には言語聴覚士の夜間部があり、視能療法は4年間になっています。あとは全体的に学費が安めです。他は首都医校と同様、超大手校だからこその最新設備では常に最先端の技術を学ぶことができます。学校として資格取得や就職へのサポートを強く行っていて、返還不要の給付金は最大144万円があります。
日本全国には作業療法士の専門課程を取り扱う学校は大学、短大、専門学校を含めるとかなりの学校の数になります。選ばれる際は、まず資料を取り寄せ次に学校見学に行き、できることならば生徒さん達に内容を確認することも一つの方法だと思います。

 

 

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作業療法士の専門学校の学費ランキング

どんな学校で 一番気がかりになるのが授業料です特に専門学校の授業料は一般的に高いイメージがあります。実際はどうなのか中身を検証してみたいと思います。
■ 一般的な授業料の内訳 (大阪医専専門学校の場合)
1年次      2年次      3年次
入学金      100,000円      ー       ー
授業料 1,000,000円   1,000,000円  1,000,000円
実習費    50,000円     50,000円    50,000円
教材費 60,000円 45,000円 45,000円
合計 1,230,000円   1,056,000円   1,056,000円

全国作業療法士課程専門学校学費一覧

[学校名]                       [課程]          [学費](1年間学費)
和歌山国際厚生学院               理学療法学科       1,850,000
関西学研医療福祉学院              理学療法学科       2,050,000
仙台保健福祉専門学校              理学療法学科 1,790,000
東京衛生学園専門学校            リハビリテーション学科 2,012,000
(昼間部・3年制)
ハーベスト医療福祉専門学校 理学療法学科 2,000,000
(昼間部・夜間部)
京都医健専門学校 理学療法科・夜間 1,990,000
関西学研医療福祉学院 作業療法学科 1,950,000
日本リハビリテーション専門学校 作業療法学科・昼間部 1,900,000
日本リハビリテーション専門学校 理学療法学科・昼間部 1,900,000
愛媛十全医療学院 作業療法学科 1,900,000 =
愛媛十全医療学院 理学療法学科 1,900,000
専門学校東都リハビリテーション学院 理学療法学科1部 1,900,000
仙台医健専門学校 理学療法科 1,883,300
郡山健康科学専門学校 作業療法学科 1,880,000
郡山健康科学専門学校 理学療法学科 1,880,000
看護リハビリ新潟保健医療専門学校 理学療法学科 1,870,000

ここに紹介いたしました専門学校はまだごく一部の紹介でしかありません、全国的の理学療法学科の平均的授業料は1年間170万から200万の間ぐらいだがほとんどです。学校によっては学費の内容に多少の違いがありますので資料取り寄せたり今はネットからの情報も参考にできますので細かな情報は把握してから申し込みをされた方がいいと思います。

 

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まとめ

要介護者や障害者にとって理学療法士によるリハビリで一日も早い日常生活を行うことができるようになることを期待しているは多くおられます。今後益々需要が高まってくることはこれからの社会環境から分かります。一人でも多くの理学療法士が誕生して要介護者に楽しい日常生活を送れるようにしてほしいものです。

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