終末期はどうやって過ごしたらいいの?ポイントは?注意点は?

end of life

今回のテーマは人の一生に関わる事で、人は地位、身分等に関係なく誰でも人生の「終着駅」は訪れます。その時にどのように過ごすか等一般的には考えたこともない人が殆どだと思います。
しかし人生の結末を迎えるときにどのように過ごしていくかによって自分に対しても家族にも「悔いのない人生の結末」として語られていくことでしょう。

 

終末期とは

人は必ず死に直面する場面にい遭遇します。
もしご自分の家族がそのような状態なった場合、当事者には人生残りの時間をいかに過ごすか、選択できる状態ではないことが殆どでその際に家族が「選択の決断」というスイッチを押すことになります。そこで死を目前とした方がおられる時QCL(クオリティtーオブコントロール)の向上の為の方法で「残された時を充実したものにしようと」いう考え方で、ターミナルという言葉も「終末期」という意味で、病気などで苦痛の余生を過ごさないようなケアを行い。残された時間を充実させる事が目的として導入されたものです
しかし終末期を迎える方には色々な考え方の人がおられます。

①家族や回りにこれ以上「負担をかけたくない」ので延命は必要ない
②自分が生きているという意識すらない状態で選択視すら選べる状態ではない
③長年寝たきりの状態で介護してもらっている方が終末期を迎える前に「もうこれ以上家族に負担をかけたくない」と思う

自分で選ばれた結論が「介護殺人」という悲惨な結果にむすびついてきます。ターミナルケアという方法は終末期を迎える方に対しての緩和ケアの一部だと考えると良いでしょう。緩和ケアは、がん患者らの苦痛を緩和して、QOL(クオリテイーオブライフ)の改善を図るものです。ターミナルケアが、治療よりも残された生活を心穏やかに過ごしてもらうように努める「終末期医療」「終末期看護」であるのに対し、緩和ケアはターミナルケアの要素に加えて治療も並行して進める点に違いがあります。

終末期の「後悔」

人は終末期を迎えたときに多くの人が自分の人生を振り替えってみて「満足した人生」より「後悔した人生」のほうがは多いようです。それ中の最も多い終末期に後悔と思える要因をあげてみます。

後悔要因

①愛する人にありがとうって伝えられなかった
②美味しいものを食べておけなかった
③自分の生きた証を残せなかった
④自分のやりたいことをやれなかった

人は死ぬ直前にこのような単純な事で自分の一生を振り返るようなことを思うらしいです。終末期は誰でも訪れることですがそれまでに自分でやっておくべきことは何かを考えてライフノート等に自分の意思を残すようにして、残された家族に負担がかからないようにするのも終末期を迎えるための一つの方法かもしれません。

 

 

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終末期の過ごし方

終末期を迎える本人が自分の病状や治療内容、将来の予想される事態等について、十分な情報を得て正確に認識できる時に病名告知や延命治療、尊厳死などの選択を当事者に行ってもらいます。そのためにはインフォームド・コンセントが重要になります。インフォームド・コンセントとは、『主治医からの病状説明を患者が理解・納得し、治療や検査を受けることに同意する』という意味です。尊厳死の意思決定に至る過程で重要な事です。

終末期はとても速く時間が過ぎてゆきます。また、終末期の尊厳死の意思決定には時間がかかります。終末期は早い段階で事前指示書又はリビングウィルの作成をして、意思表示を明確にして、のこされた時間を有効に活用していくことが大切です。更にのこされる大切なご家族に自分の『想い』をしっかり告げることです。『終末期の過ごし方』で大切なことは、あなたとのこされる大切なご家族が、お互いの『本質に触れあう』ということです。『終末期』は、大切なご家族に『ありがとう。
そして、愛してる。』と愛と感謝の言葉を告げてください。なぜなら、のこされる大切なご家族に『涙の後に立ちあがる勇気・悲しみを超える強さ』を与えることができるからです。そして、大切なご家族と『また、家族になろうよ。』と再会の理想を掲げてください。

お互いが再会する理想を掲げることによって、より『絆』が強くなり、あなたが『逝くこと』を恐れなくなります。のこされるご家族は、この地上で、あなたと掲げた『再会の理想』に向かって強く生きていくことができます。

終末期の残された限られた時間をいかに過ごすか、これは家族と共に残り少ない余生を楽しく悔いのないように 過ごすことが家族の為でもあり、自分の最高の人生の締めくくりだと思います。

 

 

緩和ケア①

 

 

終末期のポイント

終末期を迎える 最も多い原因の一つが病気によるものでそれらは苦痛との戦いになります。終末期の患者を 癒すための ポイントとしてはやはり その苦痛からの解放してやる方法を考えてやるべきだと思います
苦痛には大きく分けて3種類あります。

3種類の苦痛緩和

■精神的な苦痛

死への不安や恐怖、過去の後悔、不眠など

■身体的な苦痛

体の痛み、倦怠感、呼吸困難など

■社会的な苦痛

死にまつわる人間関係、経済的な問題等
これらの苦痛はすべて関わりあっているため、個別ではなく全体を見て看護していく必要があります。
看護師として大事な事は、小さな事でも患者さんの思いを聞き、一緒に解決する姿勢を見せることです。

終末期を迎える家族のことを理解してやる

終末期の患者さんの看護は、患者さんによってベストな方法(治療方針)が異なります。ですから、その患者さんの看護を考えるには患者さんやご家族のことを充分に理解することが必要になってきます。つまり、本人だけでなく背景も押さえる。これが、ポイントでしょうか。患者さんによって、「ただ側に居て欲しい」「医師に聞けない質問がある」「一人にしてほしい」「死について話したい」「不安で仕方ない」など、看護師に対する様々なニーズがあります。患者さんやご家族と接する時間が一番長い看護師だからこそ把握できる状況もあります。
例えば、検査ではわからない患者さんの微妙な体調・病状の変化や心情の変化をキャッチすることも看護師にしか出来ません。

 

終末期の注意点

介護の現場でも終末期を迎える利用者に遭遇することはあります。その際に介護でも終末期ケア(ターミナルケア) を行なっていますが,その利用者が終末期を迎える時注意しなければいけない点を紹介します。

■身体面の終末期ケア

身体面と言うのは、利用者さんの清潔保持に努める事を指します。清潔を保持する事で、精神的な安らぎを与えます。利用者さんの身体は最後まで清潔に保つ事が大切です。但し、入浴は疲労が激しく身体への負担が大きいため避けましょう。清拭による清潔保持が主になります。
しかし利用者さんの中には、清拭すら苦痛に感じる場合があるかと思います。できるだけ苦痛なく、そして満足感が得られる清拭方法を考えてみましょう。

最後の最後まで”精一杯の感謝と愛”を込めて、利用者さんの肌のぬくもりを感じつつ、そして介護者(ご家族)のぬくもりを伝えつつ優しく丁寧に拭いてあげましょう。可能な限り、毎日行うのが理想です。

■精神的終末期ケア

今までの人生が満足いくものであったとしても、最期に嫌な思いをしてしまっては悔いが残ってしまいます。
そん気持ちのまま過ごして最期を迎えるなんて、身体の苦痛より辛いかもしれません。ですので、精神面のターミナルケア(終末期ケア)では、利用者さんが『満足感を抱いて悔いなくこの世と別れられる』ようにしてあげなくてはなりません。

そのためには、介護者(ご家族)は、利用者さんに身も心も寄り添い、できるだけ一緒に過ごす時間を作り、話しかけたり聞き手になったりしながら、穏やかな時間を過ごしましょう。いくら歳だとはいえ、死を受け入れるのはとても辛い事です。
だからと言って、「死」という言葉をタブーにするのでは無く、利用者さんに死を受け入 れてもらう事も大切です。「死は誰にでも平等に訪れる事」そして「利用者さんが歩んで来た人生がどんな充実したものだったのか」などを、尊敬と愛情、そして感謝を込めて話し、認め合う事が重要です。『自分はもう必要のない人間だ』と思わせる事が1番あってはならない事です。

『幸せな最期を迎えられた』『自分の歩んで来た人生は幸せだった』と感じながら旅立ってもらうのが、私達残された者が利用者さんに送る最大限の愛情と感謝だと考えます。

吉田松陰辞世の句

親思ふ 心にまさる 親心 けふのおとずれ 何ときくらん
訳(家族宛て):親心は子が親を想う心より大いに優っているものだ。(私の死という)今日の知らせを聞いて、両親はどう思うだろうか。

 

 

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まとめ

人は必ず人生の 終末期は必ず 誰しも 恐怖や苦痛といったものを味わいながら 2マツキヨ 終末期を過ごすかもしれません 美しく 人生の最後を美しく飾るために まだ自分の出来る時に ライフノートにて残せる部分をしっかりと後世に残すようにしたいのです。さらに辞世の句でも残したいものです

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