意外と知らない臨床検査技師の給料!賞与は?昇給は?

スクリーンショット 2017-11-17 18.14.37

皆様は、臨床検査技師という職業をご存知でしょうか?
主に病院などの医療機関が臨床検査技師の方の職場になりますが、直接患者様の前に出る機会は少ないため、名前は知っているけれどどんな職業なのかはわからない方も意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、この臨床検査技師と言う職業の、給料にスポットを当てて皆様にご紹介したいと思います。

 

臨床検査技師の平均給与

そもそも、臨床検査技師とはどんなお仕事なのでしょうか?簡単に説明をすると、患者様に実際にケアや医療を施す看護師や医師とは違い、主に間接的に患者様と関わる仕事です。主に血液検査や尿検査を担当して、患者様に病気などがないかを調べます。またその他にも、聴力検査やX線検査(レントゲン検査)、MRI検査、超音波検査(エコー)、心電図検査など、患者様の体の目には見えない部分の検査をするのも臨床検査技師の仕事の一つになります。では、この臨床検査技師の平均的な給料は、だいたい金額としていくら程になるのでしょうか?

この金額は、その方が就職する医療機関によって大きく変わってはきますが、だいたい20万円から30万円が相場のようです。もちろん勤続年数によっても大きく差が開きますので、年数を重ね、役職についた場合などは金額は跳ね上がってきます。また、所属する医療機関によっては、当直がある場合もあります。当直勤務がある場合も、基本給に当直手当が加算されますので、日勤のみの職員より給与は高くなっていきます。しかし、当直はハードなものになります。

勤務する場所によっては、休憩がなかなか取れないところもあるかと思いますので、それでも金額の高い当直勤務を選ぶのか、または給与はあまり高くはありませんが、安定した給与が確保できる日勤のみの勤務を選択するのかは、自分自身ということになります。

 

 

img03

 

 

臨床検査技師の昇給・賞与

では次に、臨床検査技師の昇給や賞与についてご紹介していきたいと思います。
年2回の賞与の額ですが、こちらも給与と同じように働く環境によって金額が変化します。平均的に見ていくと、だいたい40万円前後という所が多いようです。もちろん働く場所によって多い場合、少ない場合があります。どの職種に就く場合も言えることではありますが、給与や賞与が高い職場の場合は、そのぶん業務も忙しくハードな傾向があります。臨床検査技師の就職先も、ひとつだけではありません。

大きな総合病院や、小さな個人クリニック、医療メーカー会社などという選択肢もあります。総合病院などは抱える患者様の数も多いため、給与は高めと考えられます。しかし、患者様の数が多いということは、メリットにもデメリットにもなりえます。数多くの検査を抱えることになりますので、患者様一人一人にかけられる時間は短くなってしまうでしょう。ゆっくりと患者様と向き合う時間は、ほぼないと考えられます。反対に小さなクリニックなどの場合は、患者数が少ないので、一人一人の患者様と向き合いながら仕事をすることが出来るでしょう。そのぶん時間的余裕もあると思います。
しかし、給与の面を見ると総合病院などの大手に比べ低くなってしまうでしょう。要は、自分自身が何を選択するのかが重要になってきます。これは、昇進についても同じことが言えるでしょう。スタッフの数が増えれば増えるほど、管理職に就くことのできるチャンスは減少してしまうからです。

しかしどちらにも言えることは、常に勉強を続け、向上心を持って仕事に打ち込むことが出来れば、必ず評価はされるということです。

 

臨床検査技師の初任給

では実際に、臨床検査技師の初任給はどのくらいの金額になるのでしょうか?
こちらも就職する場所によって異なりますが、だいたい16万円から20万円代が多いようです。しかし最初でもご紹介させていただきましたが、この金額はあくまでも基本給という形になりますので、この金額にプラスアルファ夜勤手当などの各種手当てが加算されていきます。もちろん病院以外での検査センターなどでは、基本的に24時間勤務になりますので、給与は高くなるでしょう。そのぶん、仕事はほとんど夜勤が中心になる場合もありますので、体調管理などをきちんと行う必要があるでしょう。

医療関係の仕事のほとんどに言えることではありますが、この臨床検査技師の職種も給与が安定的なのが特徴ではないでしょうか?手当てなどでプラスアルファになることはありますが、よほどのことがない場合、急に給与の金額が減少してしまうことはないと言えます。自分のライフスタイルに合わせた時間帯や働き方を選択し、職場を選ぶと良いでしょう。

 

臨床検査技師の今後は?

では、最後に臨床検査技師の今後についてお話ししていきたいと思います。臨床検査技師と言っても、働き方や働く職場は様々です。まず一番最初に考える方が多いのが、病院勤務なのではないでしょうか?実際のところ最初に就職場所として選択するのに多いのが、病院勤務になります。病院勤務では、患者様の血液検査や尿検査、便検査などの検体検査を行います。
これは、医師の指示のもとに行います。この検査で患者様の病気を発見する場合もありますので、責任は重大です。またそれ以外にも、聴力検査や視力検査、レントゲン検査などの生体検査を行います。臨床検査技師としては、この検査が患者様と直接話ができる機会です。
医師や看護師は、患者様と直接話をしながらケアや治療の方針を決定していきますが、臨床検査技師は検査をして結果を出すことが主な仕事内容になりますので、他の職種に比べ患者様と直接話ができる機会が多くはありません。むしろ、決められた検査を淡々とこなしていく業務の方が多くなります。

しかし、医療において重要な部分を担っていると言えます。今後もこの職種がなくなることは考えられませんので、国に認められた国家資格ですので簡単に目指すことは難しいと言えますが、一度資格を取ってしまえば就職に困ることはないでしょう。しかし、もちろん仕事をきちんと任されるようになるには何年もかかります。最初はハードな仕事な中、勉強を続けなければならないことも多く、辛いことも多いでしょう。責任も大きい仕事です。しかし、患者様の病気や異常を早期発見し治療に導くことのできる重要な職種です。臨床検査技師の国家試験の合格率は、半数以上です。資格を取ることは、それほど難しくはありません。

しかし、覚えなければならないことは山ほどありますし、ほとんどは現場に出てから学ぶものも多いでしょう。これから目指す方は、まずは専門分野をきちんと学び、実際に現場に出てからも向上心を忘れずにいることが大切になってきます。

 

 

job_nurse_man

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
臨床検査技師の給与だけに目を向けると、それほど悪くありません。普通に生活を送ることができる金額は得ることができます。また、自分の働き方によっては、もっと収入を増やすことが出来たり、昇格を目指すことも可能になります。しかし、上を目指すためには相当の努力が必要になってきます。また、自分の検査結果が今後の患者様の治療方法を決定する重要なものであるということを、忘れてはいけません。

その職種に就いても言えることではありますが、特に医療関係の仕事は、患者様の命に繋がる可能性があることを忘れないようにしましょう。

qna