やはり気になる作業療法士の給料!賞与は?昇給は?

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福祉系の仕事として人気のある作業療法士という職業。理学療法士と作業療法士、この二つの職業は患者様が日常生活を送る上で快適に過ごすことのできるようお手伝いをする仕事になります。医療機関や患者様からのニーズも多く、この職業を目指して勉強している方も多くいらっしゃいます。では、この作業療法士という職業の給与面はどのようなものなのでしょうか?

今回は、この作業療法士の給料についてご紹介していきたいと思います。

 

作業療法士の平均給与

では、この作業療法士の平均給与はどれくらいのものなのでしょうか?
まず作業療法士のお仕事について触れたいと思います。

仕事内容

作業療法士と言うと、同じ福祉の資格として理学療法士を思い浮かべる方も多いかと思います。名前が似ている職業でもありますので、同じような職業だと思われる方も多いかと思いますが、共に目指すゴールは(患者様が安心した日常生活を送ることができるようにサポートをする)と同じものですが、アプローチの内容としては大きく変わってきます。まず、今回ご紹介させていただく作業療法士は、患者様の日常生活動作をサポートするのが主な役目となります。

では、日常生活動作とはどのようなものなのでしょうか?私たちは毎日の生活の中で、生きるために食事を摂り栄養分を体に取り込みます。体を清潔に保つためにお風呂に入ります。また、自分の目的地へと向かうために足を動かします。これらすべての行為が、日常生活を送る上で人間が必要な日常生活動作になります。しかし、何らかの病気や怪我でこの日常生活動作が困難になってしまう場合もあります。これは、高齢者の方に限った話ではなく、私たちはもちろん小さな子どもであってもなり得ることです。

そのため作業療法士は、それぞれの体や疾患、怪我の状態や年齢に合わせたサポートや治療内容が求められることになります。また、理学療法士の仕事内容も基本動作のサポートと目指すものは同じになりますが、作業療法士の場合はこれプラス精神的ケアも行うことが特徴の一つになっています。患者様とレクレーションを行ったり、一緒に作業を行うことで、生活の目的を持ってもらうことや心的ケアを行うことが治療の目的となります。

以上が簡単な理学療法士と作業療法士の仕事内容の違いになりますが、実は給与面だけで見ていくと大きな差はあまりありません。

平均給与

どちらの職種も初任給としては平均20万円から30万円代が多いようです。
しかし、もちろん就職先の規模や条件などによって、この金額も差が出てきます。大きな総合病院になると基本給が最初から高い場合もありますし、小さな病院などは大手に比べ給与面は少ない場合もあるということです。

 

 

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作業療法士の昇給・賞与

では次に、作業療法士の昇給と賞与について調べていきたいと思います。作業療法士の昇給については、これは自分の選んだ職場の環境や方針に大きく左右されるものではないでしょうか?
作業療法士や福祉系の職種の多くは、国家資格です。しかし、資格を取得したので終わり、ではありません。むしろ、実地で経験を積むことの方が重要になってきますので、就職した後の自分の努力が一番大切になってくるのです。作業療法士は、患者様とのコミュニケーションを取ることが大切です。コミュニケーションを通して、患者様が何を求めているのか、どんなサポートを望んでいるのかをくみ取らなければなりません。

医療機関では、もちろん医師の指示のもと治療に当たることが前提ではありますが、自分自身で患者様と向き合って行かなければ良い仕事をすることは難しいでしょう。患者様や医師、看護師などの他部署の方に求められて初めて、昇給していけるのではないでしょうか?また、これはどの職種に就いても同じことが言えるでしょう。信頼されることで初めて昇給することができ、管理職へとランクアップできるのです。

賞与の金額で見てみると、こちらも職場で決められた額によって差があるかとは思いますが、だいたい年間50万円から60万円が多いようです。ということは、一回のボーナスはだいたい30万円代が多いということになるでしょう。ちなみに理学療法士で賞与を見ても、金額にあまり差はありません。

 

作業療法士の初任給

では次に、作業療法士の初任給について見ていきたいと思います。作業療法士の初任給は、だいたい16万円から20万円ほどになります。新人時代は、患者様の把握や仕事内容を覚えることで精一杯でしょう。しかし、この新人時代を乗り切り、その職場で勤続年数を重ねて行くことができれば、給与は必ず上がっていきます。しかし、この新人の時代で努力することを怠ってしまった場合、年数だけ重ねていっても、実力が伴って行かなければ、必ず壁にぶち当たることになります。つまり、下積みをきちんとして行くことが出来なければ、作業療法士としてスキルアップすることは不可能なのです。作業療法士の初任給は安定していると言えますので、業務は忙しく大変なことも多いかとは思いますが、生活できるだけの金額はもらえるでしょう。ここで、どれだけ頑張ることが出来るか出来ないかで、この先の仕事が大きく変わって行くでしょう。

 

作業療法士の今後は??

作業療法士の国家試験の合格率は、悪くありません。学校へと通いきちんと勉強を続けて行くことができれば、必ず合格することが出来ます。現に、作業療法士の合格率は半数以上です。

数字だけで見て行くと、作業療法士よりも理学療法士の方が受験者数は多いと言われてはいますが、変わらず医療・福祉系の職種の中では人気のある職種になっています。また、求人も多く求められる現場としては病院などの医療機関や老人施設など多岐にわたりますので、働く現場も自分の目的によって選ぶことが出来るでしょう。今、福祉の主に介護福祉士の給与の見直しの声があげられているのをご存知な方も多いのではないでしょうか?介護の仕事は、身体的にも精神的にもきついものであり、他の職種に比べ薄給です。その為なり手が少ないのにもかかわらず、求人はとても多いのです。
これは、高齢化社会も大きく関係のあることです。そこで実際に、昨年よりも高い金額で求人を出し始めて職員を募ろうとする施設も出ています。この動きがより活発になって行けば、近い将来福祉の職業全体の給与の跳ね上げがある可能性も出てきます。つまり、リハビリの分野にも目が向けられるということです。福祉・医療の職種は、よくテレビや雑誌、インターネット上などで、待遇の悪さ、サラリーマンなどと比べられた給与の低さが取り上げられることがあります。

その為、なり手がだんだんと少なくなってきているのです。しかし、作業療法士以外の福祉の職種全体に言えることですが、最初にどれだけ頑張ることが出来たかで、のちの給与も大きく変わっていきます。
そして何よりも、患者様が自分のサポートで生活の質が上がって行くことを、一番近い場所で見ることが出来る喜びは、何にも変えがたいものではないでしょうか?
ネガティブなことだけに目を向けず、自分自身の信念のもと仕事を頑張って行くことが、働く上で大切なことだと思います。

 

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
作業療法士は、これからも医療や福祉の現場において重要な職種の一つです。少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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